一条工務店の不満なところ。たくさんいいところのある一条工務店ですが、不満な点もいくつかあります。満点の家はない。とはわかっていても、将来直してくれるといいなという点を書きました。一条工務店ファンの方は気分を悪くされる方もいると思いますので、こちらは読まないで! 代わりに一条工務店のいいところをまとめたこちらをどうぞ。一条工務店のいいところ Best5
一条工務店の不満なところ
1. 価格が不満
昔は価格の値ごろ感と性能のベストマッチがウリになっていましたが、今は価格の値ごろ感はなくなり性能の高さだけがウリになっています。
価格帯的には、最高級ではありませんがローコストでもありません。一条工務店の家の値段はライバルの坪単価が高い鉄骨系ハウスメーカーや、木造系でも高価とされる三井ホーム、住友林業に迫ってくるものがあります。一条工務店の坪単価は本体価格が税別70万円、税・オプション・外構を含めたトータルでは100万円越えになります。
【24年4月】一条工務店 3階建ての坪単価 ismart グランセゾン 東京編
一条工務店の住宅販売数はいまや日本一で、一条工務店は最大手、最量販のハウスメーカーになっています。
価格が高くなってしまったのは、ウッドショック、ウクライナ危機、インフレという要素ももちろんあるかと思いますが、実はそれ以前から一条工務店の家の値段はじわじわ上がってきました。
一条工務店の家の値段が高くなってしまったのは、家を買おうとする人が他の会社では作れない高断熱高気密住宅という付加価値に気づいてしまって、一条工務店も値段を高くしても売れる、という状態になっているのも理由としてあると思います。
営業・販売・生産・施工を含めて合理的なシステムでやっている一条工務店なので、もう少し頑張って安い値段で販売してくれればいいんですがね。。
日本の家は、海外で家を建てる値段と比べると高すぎます。
コストを下げるのにはどうしたらいいのでしょうか?
例えば、間取りの制約を付けた、iSmileのようなパッケージ型の商品を増やすとか、お客さんが自分でも間取りが設計しやすいようなシステムを作るなどして、コストを減らすことはできないのかな。
間取りづくりの一条ルールのわかりにくさも手間。基本的なダメなルールを望むお客さんには公開、間取りをアプリに組み込んで、だめな間取りは理由と一緒に教えてくれれば、勉強好きが多い一条の顧客とのやり取りもはかどって、余計な手間もへると思います。
日本で一番売れているハウスメーカーの一つになってしまった一条工務店。
最新のハウスメーカー毎の販売棟数ランキングはこちらから。一条工務店の他、積水、Panasonic、タマホーム、上位11社の特長を順位順に説明します。
2. 一条工務店の家は土地を選ぶ
一条工務店さんの家は、郊外のどーんとした整形地に建てるのには、ばっちりの素晴らしい家だと思うのですが、狭い土地や旗竿地などの変形地に建てるのは、間取りの制約が多く難しくなってしまいます。
というのは、一条工務店の良さの一つは耐震性なのですが、耐震性を確保するために重要な壁の設置も間取りや建物の形を制限してしまいます。
容積いっぱいに建物は建てたいけど、隣地や道路との斜線の関係で容積を十分に有効活用できない場合もあるかと思います。
旗竿地についていえば、iSmartはパネルを搬入するのが難しい場合も出てきますが、Grand Saisonであれば多くの旗竿地でも対応できるそうです。
3. 間取りの制約が多い
噂の一条ルール。一条工務店の家は耐震等級3が標準になっているのですが、構造計算と言われる厳密な計算をしっかりするので、強度が必要になり、間取りが思ったように自由が利きません。
地震に負けない頑丈な家になることはいいことなのですが、ずばーんとスパンをきかせた超大空間のリビングとかガレージができないとか、結構、制約があります。
窓の種類も実は案外少なくて、グランセゾンなら、この中からしか選べません。
4. 間取りの微調整ができない
一条工務店の家は尺貫法。1マス91㎝の単位で構成される規格住宅です。
尺貫法なので一マスで廊下やトイレを作ると、壁を除いた内寸幅は実質80CM弱。今の家としてはちょっと狭いです。
壁もトイレも1メートルぐらいの幅が欲しいのですが、80CMの次は125CMの廊下幅しか選択できません。
尺貫法の家でもメーカーによってはもう少し細かく調整できる家もあるんですけどね。
また、半マス45㎝単位でしか微調整が出来ないので、土地を最大限に有効に使うことができないこともマイナスポイント。
これは良し悪しで、間取りの微調整が出来るようになると手間が増えてしまって価格が上がるのかもしれませんが、1坪300万円以上するような都心の狭い土地に家を建てるときはちょっともったいない気もします。
せめてメーターモジュールにしてくれた方が、ちょうどよいサイズになる気もします。
参考:一条工務店の壁から壁の幅 (グランセゾン/iSmart)
5. 天井が低い
一条工務店の家は、天井高が低いです。
i-smartⅡ :1階→2400mm/2階→2400mm
グランセゾン:1階→2650mm/2階→2500mm
i-smartⅡはオプションで1Fの高さは2500mmに上げられますが、基本は1/2階とも240CMの天井高。
3階建てはオプションも選べませんし、グランセゾンの3階建ても1,2,3階とも240CMの天井高になってしまいます。
3階建ては、軒高9mを越えると、大規模建築物扱いとなり、建築基準法上の要件が厳しくなるので、3階建で天井を高くするのはどこのハウスメーカーでも難しいのかもしれません。
でも、1階、2階の家を考えるなら、いまの家は270cmの家も出てきています。天井高はせめて、250CMは欲しいところです。
家は性能の一条工務店。天井高も家の基本的なスペックです。
名建築家丹下健三氏が設計した赤坂プリンスホテルが解体された理由の一つは天井高の低さともいわれています。(赤坂プリンスホテルの客室天井高は240cmだった)
一度建ててしまうとリフォームによって変えることができないのが天井高です。
一条工務店の天井高の低さも改善してほしいと思います。
6. デザインがいまいち
一条工務店の家はどこかにやぼったさが残ります。
例えば、住宅設備。キャビネットに凸凹がやたら多かったり、洗面台もいまいちすっきりしていないんですよね。
洗面所の壁付けの蛇口とかも、掃除とかでは便利なんでしょうけど、実用性重視ですよね。
なんか病院の一般病棟にあるような住設です。
ホテルライクとは言わないまでも、もう少し、どーにかできるといいのですが。。
社外オプション品にしないと、ダブルボールも選べないのも不満。
同じハウスメーカーでも桧家住宅の住宅設備は頑張ってます。
ダブルボールってマンションだと普通についてたりしますよね?
マンションの住設の方が、戸建より立派に見えるんですよね。
一条工務店も頑張ってほしいと思います。
桧家住宅のダブルボール洗面台FUGA Duoは、オプション料金で+35万円(税別)~だそう。
天井高を生かし切れていない収納も不満。
土地が高い日本で、スペースを有効活用できていないってのは、モッタイナイ。
もちろん、天井近くの棚の上の部分は普段使いには向かないんでしょうけど、季節のものとか、誕生日グッズとか、ほとんど使わないものをしまっておくには十分だと思います。
これも桧家住宅の方が良く考えられています。
冷蔵庫の上まで有効活用する桧家住宅のキッチンウォールキャビ(食器棚)。
一条工務店のインテリアがやぼったくなるのは、一条工務店はインテリアコーディネーター制度を採用していないのも理由の一つかもしれません。
基本は、設計士さんと施主でインテリアを決めていきます。営業さんが入ってくるケースもありますが、インテリアのプロではありません。
もちろん、オシャレな一条の家に住んでいる方もたくさんいるのですが、たまたまセンスのいい営業さんや設計士さんだったりに運がよく当たったというよりも、施主さんの圧倒的なセンスの良さで補っている感じもします。
一条工務店でもオシャレな家に住みたい方は、外部のインテリアコーディネーターを自分で探してアドバイスを受けるのも手かもしれません。
また、少しでもいわゆる一条っぽさを避けたいなら目につきやすい大型の住設を社外品にするのも選択肢。
キッチン・洗面台・お風呂については、標準品を取りやめて社外品を購入することも可能です。
一条工務店でもリクシルやパナソニック、キッチンハウスなどの商品を割引価格で購入できます。
一条工務店の標準キッチンを取りやめた部分は税込み80万円ぐらいの返金があるので、社外品に変えてもそこまで大きな費用が発生するわけではありません。
但し、一条工務店では御影石のキッチンがとても安く手に入ることになるので、どうしてもキッチンを変えたい人は社外品ではなく、自分でデザイン事務所やリフォーム会社にお願いをして新築リフォーム工事を行うという方法もあります。
これであれば、社外品のキッチンを入れるよりは安い費用で自分好みのキッチンに変えられるかもしれません。
例えば、この方。
和モダンでとてもきれいなキッチンですね。
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こちらは一条工務店ではないのですが、オーダーキッチンの会社の既製品のシステムキッチンのリモデル例。
元々のキッチンの良さを残しながら、全く別物といっていい仕上がりになっています。
かなり気になっているので、見積もりを取ってみようと思います。
他の方のキッチン事例はこちらにまとめました。
一条工務店のキッチン カップボードと収納と家電収納 どれを選ぶか?
7. 外観をこだわらない?
デザインがいまいちとも話題がかぶるのですが、外観をあまりこだわっていないような。
なんとなくパース図を見ていると雨どいの多さに気づきました。
すごい目立つ!
雨どいのデザイン上の処理が雑だったり、桝の設置場所があまりデザイン的に考えられてなかったりは気になる人は気になるようで、この方のブログに問題と対処法がまとまっています。
http://www.blanc-muguet.com/checklist/
雨どいをなしにした人も!
http://www.kenosyu.com/2018/09/18/post-274
8. 設計士がアドバイスしない?
「一条工務店 失敗」、「一条工務店 後悔」で検索してみると、「コンセントの位置」とか「エアコンの設置位置」、「軒の長さが足りない」、「ネットのケーブルが5eで遅い」とかいろんな失敗事例が出てきます。
こういうのって、設計士さんは施主さんにしっかりアドバイスできているのか心配になります。
「一条工務店の恐怖の扉」、「トイレのリモコンの位置が遠い」、とか「エアコンのコンセントが上でなく下についていてかっこ悪い」、とか、そういうのは、設計段階で設計士さんが気づいて直してほしいんですけど。。
施主から見れば一生に一度の住宅設計になる人も多いわけで細かいところまではなかなか気づかないのが普通だと思います。
そういうところを設計士さんの経験で補ってほしいんですけど、それが無理ならチェックリストみたいなのを本社で作って、「失敗例」「後悔例」とされるところを徹底的に網羅してほしいと思います。
例えば、恐怖の扉。引き戸の手挟み。
こんなのって恐怖でもなんでもなくて、施工の段階で、ストッパーを安全な位置に最初から直しておいてほしい。
住む人の安全を本当に考えているのか? 怪我をしてしまうような家では欠陥住宅ですよね? チェックリスト作ってすぐ直せますよね?
なんで放置してるんですか? と心配になるレベル。
例えばこんな失敗例も。設計士さんに事前にアドバイスしてほしいですよね。
うーん、こんなのは、建つまではわからない。
実は、こういう失敗は、他のハウスメーカーでも同様にあったりします。
でも、「他のメーカーでもある」というのは言い訳にはなりません。
経験・知識のある設計士さんに当たるかどうかは運次第というのは、なんとかしてよね、と思います。
9. 一条の全館空調は中途半端
一条工務店は、全館床暖房とロスガードという無茶苦茶優れた全館空調システムがあるのですが、HVAC(Heating, ventilation, and air conditioning、熱と換気と調湿を含めた空調)がバラバラになっています。
どういうことかというと、理想は、一つのリモコンで、温度(暖房と冷房)・湿度のコントロールと換気を自動で一定に制御することです。
例えば、温度25度、湿度は40-50%、換気は常時、みたいに入居時に一度設定しておけば、あとは勝手に機械が空気を整えてくれること、これが理想ですが、現状のシステムではこれができません。
一条工務店の空調システムの現状は、床暖房のシステム、換気のシステムがバラバラ。そして、冷房と除湿は全館空調システムではなく、エアコンで制御する必要があり、さらに除湿はオプションです。
つまり、機能毎に分かれた機械がバラバラになっています。「空気」という観点からは統合制御できるようにしてもらえればいいので、ロスガードに冷房と除湿機能が加われば無敵なんだけどな。
改善してほしいポイントです。
家を建てるときには、何台エアコンがどの部屋に必要で、家を建てた後にはどのエアコンを使って空調して、どういう設定で動かすか、天気に合わせていちいち考えなければならないのも面倒です。
実際にエアコンを使われている方の口コミもあったので紹介します。
ただ、念のため付け加えると、そもそも日本では戸別に設計された全館換気を行うシステムを持っている家を標準搭載させている家は一条工務店以外にはないというのも事実。
一条工務店はかなり進んでいるのですが、完璧ではありません。
機器が高くなるという声も聞かれそうですが、原理的には、エアコン機能をロスガードに搭載するだけ。
目障りなエアコンが部屋からなくなって、温度や湿度の制御や調整をなにも考えなくてよいのは全館空調の魅力です。
うまくやって開発してください!
10. さらぽかだけではだめ
一条工務店のさらぽかは、床暖房システムに、冷水を通して冷房を行うシステム。断熱性がより高く結露しにくいと言われるiSmart、グランスマートシリーズで採用ができます。
猛暑の時にはさらぽかだけでは家が暑いという声が多数。
エアコンと併用するのがよさそうです。
11. 上階の音が下に響きやすい
グラスウールを天井に敷くという対策もあるみたいですが、どれぐらい効果があるのでしょうか?
二世帯住宅や賃貸併用住宅であると致命的です。
一条工務店の家に二世帯住宅や賃貸併用住宅が少ない気がするのは、音の問題も原因なのでは?
正直、思っていた以上に2階の足音がはっきりと1階に聞こえるので、残念です…。
我が家はセゾンの完全分離二世帯ですが同じように二階の足音ははっきりとわかります。
二階は息子世帯で四歳の男の子がいます。
その子が跳んだり走ったりするとその音がまともに一階に響いてきます。それ以外に大人の足音も聞こえてきます。
かなりうるさく感じます。
家の外からの音はあまり聞こえてきませんが、家の中の音の方がうるさいと感じます。
2階のトイレの音が想像以上に下の階に響いているという例もありました。
子ども部屋が下に配置されているのですが・・・
この前子ども部屋で一緒に寝た時、その煩さに驚愕しました滝汗
特に水を流す音!!
子どもたちの睡眠を妨害しないか心配ですガーン
いまのところは大丈夫そうだけど・・・
もう少し工夫して、お風呂や洗面脱衣所等
人が常にいない部屋を配置したらよかったなと思います。
https://ameblo.jp/mks271322/entry-12631882391.html
音の問題は賃貸併用住宅や二世帯住宅にすると致命的になります。
12. 建てるのに時間がかかる
工期自体は120日程度と他ハウスメーカーと比べても無茶苦茶遅いわけではないのですが、人気で数が多いためか着工までに時間がかかってしまいます。
日本で1,2位を争う着工件数を持つ一条工務店ですが、工事ができる量には限りがあります。
近年とくに人気だそうで、工事枠が手前で押さえられず、工事がだいぶ後になってしまいます。地域によっては、申し込みをしてから完成まで、1年ほどかかってしまうこともざらにあります。
定価販売で相見積もりをとっての駆け引きや値引きとかがないので、一条で建てると決めたらすぐに契約をして工事時期を押さえておくのも手だと思います。
13. パースがださい
デザイン系事務所でなくても、大手住宅メーカーでは、パースと呼ばれる建物の出来上がり予想図をきれいな3D画像で作ってもらえます。
一条工務店でも、パースを作ってもらえるのですが、解像度が荒くていまいちです。
外観図も内観図も、( ,,`・ω・´)ンンン? もうちょっとどうにかならないの? という図しかもらえません。
例えば、実際に作ってもらったパース図がこちら。
間取りはわかるけど。。。。。
テーブルの上に載っているのは何かしら?
果物? 最悪とは言いませんが、本当に最低限ですね。
この絵の何が問題かといえば、一条工務店から見せてもらえる間取り図とパース図だけでは、家の中がどうなっているのか、イメージしづらいんですよね。
例えば、上の図であれば、吹き抜けや勾配天井がどうなっているかとか、キッチン色と床材色のイメージが全然わかない。
で、施主の皆さんがどうされているかというと、気になる人は自分で作っちゃってます。
一条工務店の施主さんは勉強熱心な方が多い!
マイホームクラウドだったり、
マイホームデザイナーだったり、
https://www.ismart-blog.com/3d-myhome-designer/
なかでも、マイホームクラウドは無料で直感的な操作ができるのでお勧めです!
【無料版?】 3Dマイホームデザイナーのダウンロード先と無料間取り制作ソフト
自分でやるのが大変という方はプロに3D図面をお願いする方法も。
バチっとしたものを作ってもらえます。我が家は外注さんにお願いしました。
3Dにして家具も置けるので、図面ではなかなかわからない、窓の高さや吹き抜けの感じもよくわかります。
隣家も3Dモデルにしてもらえれば、隣家からの目線もわかるので、とても便利。
家づくりは、数千万円の高い買い物なので、ここでソフト代と外注費の1万円ちょいはケチらないほうがいいと思います。
なにより、立体的な我が家にお〜っとなりますよ。笑
【1000円から外注】3Dマイホームデザイナーで間取り図を作ってもらった話
商品は規格住宅だから、汎用ソフト会社にお願いして、一条の家具とかあらかじめ作っておいてもらえば、キレイなパースはすぐできるはず。年間1万棟以上たてているので、部材データは使いまわしするだけなので、一棟あたりにすれば大したコストもかからずできるのではないでしょうか?
一条工務店の家の失敗例
一条工務店の家での失敗・公開ポイントについて、インスタグラムやブログで公開いただいている方のリンクです。
どのお宅も一見すると完璧な家に見えますが、みなさん、あーしておけば、こーしておけばもっと良かった、というポイントがあるそう。
設備をあれにしておけばよかった、これにしておけばよかった、というのは、人の好みや生活スタイルもあるし、設計士さんでは完璧にアドバイスするのは難しいかもしれません。
でも、扉の向きとか、換気扇の高さとか、こういうのって、設計士さんにきちんとアドバイスしてほしいですよね。
平屋ガイドさん
シューズウォールの扉の向き、収納部屋のコンセントの有無、換気扇の高さとか。
【保存版】一条工務店アイスマートで後悔していることを全て紹介
さんぺいさん
コンセントの数と場所。
1年住んでみて思う電気関係の後悔失敗ポイント。一条工務店i-smartのコンセントや照明の計画。
じゅんぴーさん
豪邸! 細かいところまで拘ったお宅で、見ているだけで楽しいです。
じゅんぴーさんの一条工務店ismartの8つの後悔ポイントは、そりゃぁ、設計時には施主さんは気づかないわ・・というものばかりだと思います。
ひもにぃ (ty.ismart)さん
2階のトイレの位置、コンセントの高さ、防犯装置の位置が失敗とおっしゃっています。
インスタも。
ぴょりさん
キッチンのカップボードの扉を開けると照明にかかってしまい、結局リフォームをされたそう。
non__ismartさん
失敗しないようにあらかじめ、エアコンコンセントの位置、差圧感応式吸気口の位置、見切り材の色などを指定した方。
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まとめ
満点な家はないかもしれません。
人気の一条工務店の家にも不満なところ、残念な部分があります。
でも、日本一を争うハウスメーカーとなった一条工務店は、10年先、20年先を見据えて、住む人が快適な家の開発を行ってほしいと思います。
一年で1万棟以上建てているんだから、施主さんが実際に住んでみて感じる不満点や後悔点をアンケートや営業さんの面談でしっかり拾って、細かいところまで拘った家を作るのに生かしてほしいです。
例えば、一条工務店の失敗点や後悔点でよくでてくる、スライドドアで指を挟んでしまうのは、これを防ぐようにストッパーを設置しておけばいいだけでは?
こんなことは、なんてことはコストは大して変わらず変えられるのでは? HSE(=健康 (Health)、安全 (Safety)、環境 (Environment))に対して意識が甘いんじゃないの?と思います。
しかも、トイレのコンセントを便器の後ろにおくかどうかとか、こういった点を施主さんが、インスタグラムやyoutubeでイチイチ調べて、チェックしていくのは大変。
一条工務店の家は、細かいところが雑だなと思う部分もあるので、一条工務店の本社がチェックリストをしっかり作って、次に作る家にしっかり生かしてほしいと思います。
この記事を読んでくださった方で、こんな点も不満、もっとこうすればいいのに、というのがありましたらコメント欄にお寄せください。
まとめて、一条工務店に伝えようと思います。
一条工務店の良さ
以上、一条工務店のヤバイところ、残念なところについて書いてきました。
でも、一条工務店の良さについてもしっかりまとめています。
この一条の良さの記事だけを読むと満点の家に見えるかもしれません。
こちらの記事では、一条工務店べた褒めなので、この記事(一条工務店やばい)と同じ人が書いたとは思えないかも?(笑)
「へぇ~」はあっても「うわぁ」はすくない
一条工務店の家は「へぇ~」はあっても「うわぁ」が少ない家だと思います。
性能は魅力的。価格も他社と比べればまぁまぁ。
但し、「うわぁ」となるような、ときめきの要素が、いまいち一条工務店の家にはないんですよね。
例えば、耐水害住宅。「へぇ~」となりますが、「この家に住みたい☆」と思うようなはじけるようなトキメキはそこで感じる人は少ないのではないでしょうか?
「家は性能」というのは立派なことだと思いますが、もう少し、感性に訴えかけるようなデザイン面でも、頑張ってほしいなと思います。
一条工務店の知人紹介制度と割引
以前のように「安いのに高性能」というよりも、「お値段まぁまぁだけど高性能」になってしまった一条工務店。
いろいろ不満な点はあるけれど、結局この性能をこの値段では他では実現はできません。
とはいえ、少しでもお安くしたいと思う、あなたに一条工務店の家を買う方法のご紹介です。
展示場に行ってしまったら原則使えない、一条工務店の知人紹介制度も紹介します。
後悔のない家を作る
注文住宅を建てることは、住居環境を整えることです。
衣食住とはよく言ったもので、生活の基本である住居を整えると人生が本当にゆたかになります。
どんな家を建てたいかイメージが明確になってますか?
「家は三軒建てないと理想の家にならない」という言葉を一度は聞いたことはありますか?
家づくりは思った以上に失敗や後悔が多く、3回建ててからでないと理想の住み家が得られないということわざ?です。
住宅は一生のうちでも大きな買い物の一つですので3回も実際には建てられないですよね。なるべく1発で理想の家を実現したいところです。
理想の家にならない理由の一つは、「自分でどんな家を建てたいのか」が明確になっていないから。
後悔しない家を選ぶためには、自分が何を良いと思って、何が気にしないのか、どんな家に住んで、今、そして将来その家でどんな暮らしをしたいのか、自分でも気づいていない、本当の自分の理想にしっかり気づくこと。
そしてその自分の理想をわかってくれるハウスメーカーや工務店を見つけることが必要です。
住宅選びのポイントと家づくりのヒントをもらう
そこで、住宅選びのとくに最初の段階で多くのハウスメーカーや工務店さんのパンフレットや間取りを見て、検討することをお勧めします。
住宅選びのポイントは、大きく言えば、家の性能、デザイン、間取りの使いやすさ、それから値段。
これらの観点、そして、自分との相性や直感を見ながら、各社さんの提案を見ると、この会社のここはいいけど、ここは嫌だな、といったことに気づき、自分が住宅選びで何を重視するのかわかってくることも多いと思います。
全国展開しているハウスメーカーや地域によっても得意不得意のある工務店さんをイチイチ調べて資料請求をするのは大変ですが、一括資料請求サービスならまとめてできるので便利です。
タウンライフ家づくりをお勧めする理由
私は、タウンライフの一括請求で資料請求をしました。
このサービスのいいところは、全国600社の中から自分の地域で家づくりを行う会社を選べること。
600社の中には、積水ハウス、三井ホーム、ダイワハウス、旭化成(へーベルハウス)、セキスイハイム、住友不動産、三菱地所ホームといった大手に加え、埼玉・東京で強い富士住建といったローカルな中小工務店や、セルコホームみたいな輸入住宅もまとめて選べます。
そして、ただパンフレットをもらえるだけではなく、間取りも作成してもらえ、どれぐらいの予算が必要となるか教えてもらえるところもお勧めする理由です。
家づくりは、会社によって必要な金額が全然違います。
高級そうなメーカーが意外と手ごろな金額でできたり、どのメーカーならどれぐらいの予算で家が建てられるのかもわかります。
営業電話がかかってこなくて寂しい?
あと、一括資料請求をすると、いろいろなハウスメーカーさんから営業がわんさか、来てしまうか心配になる人も多いかと思いますが、私も、向こうからの営業は嫌なので、「電話での営業はお断りします」と書いておくだけで営業の電話はかかってきませんでした。営業がいやな人は、最初にそう書いておきましょう。
ちなみに、最近は、ハウスメーカーさんも忙しいのと、しつこい営業手法は嫌われることをわかっているので、住宅展示場に行ってアンケートに名前を書いたぐらいでは、電話はかかってこないようです。
家、建てる気満々で、あちこちから電話がかかってくるか、ある意味楽しみにしていましたが、資料が送られてきても、電話はかかってこず、正直寂しかったです。(笑)
パンフレットを眺めながら効率よく家づくり
きれいなパンフレットを眺めるだけでも楽しいのもポイントです。
また、メーカーによってはキャンペーン情報が送られるてくることもあるので、今後、家を建てるかもしれない人、注文住宅が気になる人はとりあえず資料請求をしておくといいと思います。
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