一条工務店のグランセゾンで選べる窓、全種類。図面の見方や準防火・準耐火仕様の違いについて説明します。
目次
一条工務店の窓
一条工務店の窓の種類
大きく分けて、FIX、開き窓、引き違い窓、パノラマウィンドウ、一体型連窓、お風呂用の窓という種類があり、それぞれに幅と高さ(縦)の長さのバリエーションがあります。
一条工務店の窓の型番の読み方・意味
一条工務店の窓の型番は、尺で表記されています。
3尺=一マス=91cmです。
YK2560という窓であれば、
Y・・・遮炎サッシ
K・・・開き戸
25・・・幅2.5尺=75cm
60・・・縦6.0尺=182cm
という意味になります。
Jサッシ・Fサッシ・Yサッシ
建物を建てるエリアによってJ/F/Yの3種類のサッシがあります。
Jはたぶん樹脂サッシのJ。
Fは準遮炎でYは遮炎サッシです。
FはFireproof? Yは??
何でしょうね?
グランセゾンの窓
iSmartやiCubeと比べた場合、グランセゾンの窓は、種類が少ない。
例えば、6尺=180cmの正方形に近い形のJF5961はグランセゾンでは選べませんし、グランセゾンはパノラマウィンドウも9尺迄。
iSmartやiCubeのように12尺のパノラマウィンドウを選ぶことはできません。
Jサッシ
準防火地域でないエリアで選ぶことができる窓。
準防火地域の準防火仕様遮炎Yサッシや準防火地域での3F建てに必要になる遮炎Yサッシと比べて、選ぶことができる窓の種類が多いのが特徴です。
中でも9尺幅のパノラマウィンドウは一条工務店の人気設備です。
但し、これだけ開口部が大きくなると壁の強度に影響しますので、間取りについてはしっかりと設計士さんと打ち合わせを行う必要があります。
FIX 開き戸 ドア
一条工務店のFIX窓は縦長のものばかりで、横長のFIXはないのは残念ですね。
引き違い窓
古くからある窓。バルコニーや外に出入りしたり、横幅を取りたいときに使います。
FIXや開き戸と比べて、引き違い窓の方が気密性が劣り、断熱性の性能が低いという特徴があります。
パノラマウィンドウと連窓
グランセゾンで採用できるパノラマウィンドウは9尺幅(270cn幅)になります。
お風呂用
遮炎Yサッシ
準耐火仕様に必要な性能を持った窓。
準防火地域で3階建てのグランセゾンを建てる場合には準耐火仕様になり、サッシは遮炎Yサッシになります。
遮炎Yサッシは、幅の広い窓がない、という特徴があります。
FIXで一番幅広は3尺=91cm。
開き窓では2.5尺=75cm
バルコニードアは3尺=91cm幅
引き違い戸でも6尺=182cm幅
が最大になります。
一体型連窓や、9尺パノラマウィンドウは選ぶことができません。
どうしても遮炎サッシでは幅が狭くなってしまいますね。
2連窓や3連窓にして開放感を演出する、という方法や、防火シャッターを取り付けて遮炎や準遮炎タイプではない普通の窓を使う方法があります。
敷地に余裕があれば隣地から3m~5m離す方法もありますが、都心の準防火地域でそれだけ大きな土地を確保するのは現実的には難しいと思います。
お風呂用の窓
Jサッシにあった連窓タイプがない以外はサイズ、経常的には同じ窓が選べるようになっています。
窓回りで考えること
透明窓か、かすみ窓か?
一条工務店の窓は、透明窓か、かすみ窓を選択する必要があります。
お風呂やトイレに窓を付けるか?
お風呂・トイレには窓を付けなくてよかったという声も多数。
一条工務店の紹介
断熱性・気密性に優れた一条工務店。
性能重視で、安くはありませんが、そこまで高くない、無印良品やユニクロのようなハウスメーカーです。
ちょっと気になった方は、必ず住宅展示場に行くまでに記事をチェックされることをお勧めします。
一条工務店の紹介・割引制度。