AUDI最小のコンパクトSUV Q2に乗ってドライブした話。乗車レビューです。
目次
AUDI Q2
AUDIのSUVは、Qシリーズというシリーズ名で展開中。日本では4種類のAUDIのSUVが展開されています。
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AUDI Q2は、AUDIのコンパクトサイズSUV。コンパクトで荷物も良く積めるし、コンパクトで駐車しやすい。奥さん用のセカンドカーにもいいかもしれません。日本では2017年4月26日に発売されました。
Q2は、アウディのコンパクトセダンA3がベースになっていて、Q3と同じ、MQB(モジュラー・トランスバース・マトリックス)と呼ばれるフォルクスワーゲン・グループのプラットフォームで作られています。
車格的にはBMW X2、メルセデスのGLA、レクサスUXあたりがライバルかな。
エクステリア
AUDI Q2のエクステリアは、多角形をイメージしたポリゴンラインというちょっと独特な造形です。
サイズ感は、Q2は、Q7程大きくはなく、Q2やQ3より大きい。そんな感じです。
日本の住宅、道路事情を考えると最適なパッケージとしていて、横幅も立体駐車場にも入るサイズになっています。
AUDIのSUVは、Q5もQ3も横幅が広く全長が短いのが特徴ですが、Q2も全長が4.2Mと短い。かなり短めな印象を受けました。
道路からの高さもそこまで高くはないので、小さな子供でも自分で乗ることができます。
運転フィーリング
乗り心地はかるい乗り味。
エンジンは1リットルですが、加速性能は十分。
車重を考えれば、まぁ十分。
高速で走っても安定しています。
AUDIとVWは、走行モードをパネルで切り替えるとハンドルの重さが変えられます。
標準では、ハンドルも重くはなく、片手で軽い力でも大丈夫。
重めの味付けが良い人は、変えてみてもいいかも。
5.1mという最小回転半径も都内の細い道を走る際にもいいかも。
車高
アイポイントはそれほど高くありません。
ハリアーが大きく見えます。
足回り
足回りはソフトながらも高速道路でも安定性のある乗り心地。タイヤは、ミシュランのPrimacy3 215 55R17。プレミアムコンフォートを謳うコンフォート系のタイヤです。
燃費
AUDI Q2の燃費は、効率のよい小型エンジンを使っているので非常に良い。
メータの読みで、街乗りで15キロ/L、高速を入れた長距離だと20キロオーバーとハイブリッド車並み。
内装
内装は今風の車らしくシンプルにまとまっています。
アウディらしく、シフトノブ脇にエンジンスタートスイッチ、ノブ下には、パーキングブレーキのスイッチが配置されています。
コンソールの丸いボタンの上部はタッチパネルになっています。字を書いてナビを操作する仕組みですが、日本語の文字認識は正直いまいちでした。(笑)
助手席ダッシュボードのエンブレム
AUDI Q2は吊り下げペダル。オルガン式ペダルはマツダCX5ぐらいですかね。
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リアは短め。大人が長距離をのるのは正直きついかも。
車内灯スイッチ
荷室の広さは外見から見ると大分大きい。
全長がそれほど長くないのですが、ラゲッジスペース容量405リットルとそこそこ入ります。
便利だなと思った機能
最近の車らしく安全機能も先進設備が満載。
バーチャルコックピット
バーチャルコックピットは、運転席の速度計や回転計の代わりに液晶ディスプレイが、速度やナビ、車の情報、音楽などを表示してくれるシステム。
画面の切り替えは、ハンドルについているスイッチで行います。
バーチャルコックピット画面の視認性は見づらいという評判もあるようでしたが、最新世代のバーチャルコックピットでは特に見難いこともなく、不満は感じませんでした。
但し、ナビシステムとバーチャルコックピットは、合わせて40万円程度。高!
この車には自動走行機能がついています。
前の車に追従する機能は、以前からA3などに搭載されていましたが、今回フロントにカメラが搭載されており、レーンキープの機能が加わりました。
手放しで走行すると、ハンドル操作をしてくださいと警告が出るので、自動とはいきませんが ハンドルは勝手にレーンと追従して動いてくれるので手を添えているだけ大丈夫です。もちろんアクセルとブレーキも自動です。
これは、長距離を走るのはとても楽です。一番進化した良い機能です。
また、今回の追加機能として左右の車を感知してくれます。これは、以前からメルセデスの車に合った機能ですが、ようやくAudiにも装備が追加されました。
自動運転設備
レベル2と呼ばれる部分的な自動運転機能を搭載しています。
トヨタでも最近の車についていますが、これは長距離運転をするときには本当に楽な機能です。
いくつか機能がありますが、車を買うならつけておきたい装備だと思います。
トラフィックジャムアシスト
渋滞時の速度調整とステアリング操作をアシスト。0km/h-65km/hで走行する渋滞などの状況で、前方車両との車間距離を適切に保ちながら、停車や3秒以内の再スタートまで制御。車線を逸脱しないよう、ステアリング操作もアシストします。高速道路での渋滞時に便利。
アダプティブクルーズコントロール
レーダークルーズコントロールの事。前方車にあわせて、速度を自動調整してくれます。0km/h-250km/hの範囲で設定した速度を保つほか、設定した速度で前方車両に追いつくと、安全な車間距離を自動的に調整して追従します。ロングドライブの疲れを軽減します。
クルコンのスムースな加減速の性能は会社や世代によって異なりますが、最近試したマツダCX-5のものよりもスムースな加減速が行えました。
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アクティブレーンアシスト
約65km/h-250km/h で走行中、ウインカーを点けずに車線をはみ出しそうになると、警告を発するとともにステアリングを優しく修正して車線内に戻します。アダブティブクルーズコントロールと合わせると楽に高速道路を運転できます。
Audiサイドアシスト
複数車線の道路で後方に車がいると、ドアミラーに内蔵されたLEDライトが点灯して、車がいることを教えてくれます。
ライトが付いた状態で無理やり車線変更をしようとすると、ライトがフラッシュして警告してくれるところも便利。
メルセデスやBMWより視認性が高い警告装置でした。
15km/h-250km/hで走行中に、70m以内の後方から急速に接近する車両や死角を走行する車両があると、作動します。
アウディMMI(マルチメディアインターフェイス)
AudiのMMIは、Android Autoの他、Apple Car Playにも対応していて、iPhoneとの接続も簡単にできました。
Apple MusicやAmazon Musicなどのアプリをそのまま使えます。
Amazon Prime Musicがきけるのは便利ですね。
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価格は300万円から?
AUDI Q2の価格は300万円からですが、実際は、なんだかんだでオプションを付けていくと高くなってしまいます。乗り出し価格470万円ぐらいを見とくといいと思います。
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