北海道でしか買えないお土産はなに? 北海道のご当地スーパーやコンビニには、空港のお土産屋さんとは少し違う「北海道」が並んでいます。
新千歳空港なら、白い恋人やチョコレート、チーズケーキなど人気のお土産はいくらでも買えます。でも私がスーパーで探したいのは、もう少し庶民的なもの。道民には当たり前なのに、内地ではあまり知られていない食べ物です。
北海道が大好きで、ご当地スーパー巡りも好きな我が家が、実際に買って食べたものを中心に紹介します。昔撮った写真もそのまま残しつつ、2026年時点で販売状況や情報を見直しました。昔は北海道限定だったけれど今は状況が変わったものは、そのことも正直に書いています。
まず結論|北海道のスーパー・コンビニで見つけたら買いたい10品
- ビタミンカステーラ:ちょっと素朴で少し水分少なめ。でもそれがいい。100年以上続く旭川のおやつ。
- 日本一きびだんご:オブラートに包まれた、ねっちりやさしい甘さ。名前の由来も面白い。
- 焼きそば弁当:湯切りのお湯で中華スープまで飲む、北海道の超定番。
- 豆パン:甘い金時豆がごろごろ。観光土産ではなく、道民の日常パン。
- めんみ:だしの効いた甘じょっぱい濃縮つゆ。北海道で愛されすぎて北海道限定になった調味料。
- 佐藤水産の鮭醤油:鮭のうま味が濃いのに魚臭さは強くない。卵かけご飯にも。
- 三升漬:青唐辛子×麹×醤油。白いご飯が進む北海道の保存食。
- ソフトカツゲン:甘酸っぱくてまろやか。2026年で発売70周年。
- 十勝ワイン 山幸:野趣あふれる酸味と香り。北海道でしか生まれなかった、唯一無二の赤ワイン。
- セコマの滝上町産和ミント商品:北海道がかつて世界有数のハッカ産地だったことを味わえる。
北海道でしか買えない・北海道で買いたいお菓子とパン
ビタミンカステーラ|ちょっとパサッ。でも、それがいい
北海道民のお菓子といえばこれ。カステラではなくカステーラです。
高級なカステラのようなしっとり感というより、少し水分少なめで、素朴な甘さ。牛乳やコーヒーと一緒に食べたくなる味です。
友達家族とスキー旅行に行ったとき、友達の子供にあげたら喜ばれました。写真は5本入りのミニサイズ。個包装なので、気軽なばらまき土産にも向いています。
この少し水分の少ない食感には理由があります。ビタミンカステーラの原型は1921年に生まれ、安くて日持ちするお菓子として長く作られてきました。北海道では農繁期の日雇い作業員のおやつとして大量に買われた時代もあったそうです。
「ちょっとパサッ」が欠点ではなく、このお菓子が北海道で長く生き残った理由の一つ。そう思って食べると、また味わいが変わります。
谷田の日本一きびだんご|桃太郎ではありません
オブラートに包まれた、ねっちりやわらかい素朴なお菓子です。
昔から北海道で親しまれている谷田製菓の「日本一きびだんご」。名前は「きびだんご」ですが、実は桃太郎のきびだんごとは別物です。
1923年、北海道開拓の助け合いの精神と関東大震災からの復興への願いを込め、「起備団合」という意味を持たせて名付けられました。
そしてパッケージをよく見ると北海道の絵柄。私はこの記事を書いたときに気づきました。北海道好き失格かも。笑
「だんご」の表記が昔の字体に見えるのもレトロで、ご当地感があります。個包装なのでばらまき用にも。
北海道の豆パン|スーパーのパン売り場にある80年以上のローカルパン
北海道のスーパーでは、パン売り場も覗いてみてください。
おすすめは、甘い金時豆が入った豆パン。あんパンほど甘くなく、パンのやわらかさと豆のほっくりした甘さが合います。朝ごはんにもおやつにも食べやすい味です。
ロバパンの「特撰豆パン」は1940年生まれ。商品を作るとき、当時のお客さんだった北海道帝国大学農学部の人たちの意見を聞いて作られたそうです。現在は北海道産金時豆を100%使い、北海道エリアのスーパーやドラッグストアなどで販売されています。
観光客向けの商品ではなく、今も普通のパン売り場に並んでいる。こういうものをホテルで買って食べるのも北海道旅行の楽しみです。
しおA字フライ|1955年から続く北海道のビスケット
アルファベットの形をした、ほんのり甘くて軽く塩気のあるビスケット。坂栄養食品の「しおA字フライ」は1955年発売のロングセラーです。
派手なお菓子ではありません。でも、こういう昔ながらの商品が今もスーパーの棚に普通に並んでいるところがいい。
うずまき かりんとう
かりんとう一筋の浜塚製菓が作る「うずまき かりんとう」。パッケージにも北海道らしさがあって、黒糖系とはまた違う素朴な甘さ。こういうローカル菓子を探すのもスーパー巡りの醍醐味です。
以前買った「かっぱえびせん 山わさび味」
以前北海道のスーパーで見つけて買ったのが、かっぱえびせんの山わさび味。山わさびはホースラディッシュのことで、北海道ではご飯のお供としてもよく使われます。
当時は普通のお菓子コーナーで100円前後で買えたのがうれしかった。現在は同じ商品をカルビーの現行定番として確認できないため、これは「当時北海道で見つけたご当地商品」として写真を残します。地域限定のお菓子は入れ替わるので、今の北海道味を売り場で探してみるのも楽しいです。
でんぷんせんべい
北海道産じゃがいものでんぷんを使った、軽い食感のせんべい。中身もパッケージも渋い。渋すぎる。
こういう「観光客向けではない北海道」が普通の売り場に残っているのは素敵だと思います。
チョコブリッコ|北海道のスーパーで今も買えるローカルスイーツ
日糧製パンの「チョコブリッコ」も北海道らしい一品。
ふんわりしたココアケーキにホイップクリームをサンドし、外側をチョコレートでコーティング。甘いものが食べたいときに直球で効く味です。
昔のパッケージのちょっとレトロなノリも含めて好きな商品。現在もイオン北海道などで販売を確認できます。
みそパン|ふっくらではなく、どっしり
みそパンは北海道や東北で見かける、味噌を使った昔ながらのパン・焼き菓子系の商品。
牛乳と一緒に食べたくなるような、詰まった感じの食感です。何社か作っていますが、我が家で買ったのは網走の古川製菓のもの。


断面はこんな感じ。

ふっくらというより、どっしり。この素朴さがいいです。
北海道限定の麺|カップ麺・袋麺売り場が面白い
焼きそば弁当|湯切りのお湯で中華スープ
北海道限定の食べ物として、まず名前が出てくるのがマルちゃんの焼きそば弁当。
少し甘めのソース焼きそばを食べながら、湯切りに使ったお湯で作る中華スープを飲む。これが焼きそば弁当の最大の特徴です。
2026年で発売50周年。今も販売地区は北海道です。
以前の記事ではスープを「コンソメ味」と書いていましたが、正しくは中華スープ。また、「お湯を捨てるのがもったいない北海道の開拓精神から生まれたのでは」という話も書いていましたが、これは私の想像。由来として裏付けが取れないので今回外しました。
スープまで含めて一食。北海道へ行ったら一度は食べてみてください。
北のどん兵衛|いつものどん兵衛とだしが違う
全国で売っている「どん兵衛」ですが、北海道には北のどん兵衛があります。
北海道版は北海道産利尻昆布を使っただしが特徴。いつもの商品と食べ比べると違いが分かって面白いです。





「北海道土産にカップうどん?」と思うかもしれませんが、こういう全国ブランドのローカル版は話のタネになります。
ダブルラーメン|本当に2人前
マルちゃん「ダブルラーメン」は、名前の通り1袋に2人前入った北海道限定の袋麺。
発売は1964年。派手ではないけれど、昔ながらの袋麺らしい味で、北海道で長く残っている商品です。
軽くて持ち帰りやすいので、焼きそば弁当と一緒にスーパー土産にどうぞ。
焼そばやきっぺ
こちらもマルちゃんの北海道限定商品。少し甘めでコクのあるソースの袋焼そばです。
「やきっぺ」という名前からしてローカル感があります。
ホンコンやきそば|北海道限定……ではなかった
S&Bのホンコンやきそば。1964年から続くロングセラーで、麺そのものにソース味がついています。
以前は北海道限定として紹介していましたが、現在の公式情報では北海道のほか、宮城県・大分県の一部でも販売されています。なぜこの飛び地なのか。むしろ謎が深まりました。笑
実際に作って食べてみた感想は、割とケミカルな感じの味です。この独特さも含めてホンコンやきそば。
【ホンコンやきそば】北海道民のソウルフード「ちょい乗せレビュー」

札幌円山動物園ラーメン
パッケージがかわいい札幌円山動物園ラーメン。藤原製麺の乾燥ラーメンで、生めんを時間をかけて乾燥させた、つるっとした食感が特徴です。
現在も「札幌円山動物園ラーメン塩」は販売され、売上の一部が動物園の活動支援に使われています。

海外旅行でも現地限定のカップ麺を買ってしまう我が家。下の写真はシンガポールで買ったラクサ麺です。

シンガポールのラクサ麺。世界のNISSIN製。エビが濃厚なおいしい即席めんでした。
>> シンガポール土産人気ランキング BEST20
海外まで行かなくても、北海道のスーパーの麺売り場は十分エキゾチックです。
北海道のご飯のお供・調味料|ここが一番ディープで面白い
めんみ|北海道で愛されすぎて北海道限定になった
北海道民にはおなじみでも、道外では知らない人が多い調味料がキッコーマン「めんみ」。
かつお・にぼし・昆布・さば・ほたて、5種類のだしを使った5倍濃縮つゆで、少し甘じょっぱく、麺だけでなく煮物、丼、鍋、卵かけご飯まで幅広く使えます。
面白いのはその歴史。1959年の万能調味料「萬味」から始まり、1964年に「めんみ」へ。北海道で特に支持され、1992年から北海道限定商品になりました。
全国メーカーの商品なのに、北海道で愛されすぎて北海道限定になった。お菓子以外のお土産なら、かなりおすすめです。
佐藤水産の鮭醤油|鮭を一匹、余すところなく使う
佐藤水産の「鮭醤油」は、普通の大豆醤油とは違う魚醤です。
北海道産天然鮭の内臓と白子、塩、糀を使い、石狩の魚醤蔵で約4か月発酵・熟成。発酵学者・小泉武夫氏の指導のもと、魚醤特有の臭みを抑えて仕上げています。
卵かけご飯や冷奴にほんの少し。塩味だけではなく、うま味とコクがぐっと増します。
以前の記事では「北海道産の天然酒」と誤記していましたが、もちろん天然鮭です。
さらにいいのが、鮭を一匹余すところなく使いたいという発想。搾った後の残りも肥料などに利用しています。味がおいしいだけでなく、作り手の考え方まで北海道らしい調味料です。
三升漬|白いご飯が危険な北海道の保存食
北海道のスーパーで瓶詰めコーナーを見ていると、ときどき「三升漬」という聞き慣れない名前があります。
青唐辛子のピリッとした辛さ、麹の甘み、醤油のうま味。炊きたてのご飯に少しのせるだけで十分。冷奴や焼き魚、肉の薬味にも合います。
名前の由来は簡単で、青唐辛子・麹・醤油を一升ずつ。1+1+1=三升漬。
北海道や東北の昔ながらの保存食で、北海道では家庭ごとに作る文化もあります。華やかなお土産ではないけれど、自宅用ならかなりおすすめです。
ベル食品|北海道のお店の味を家庭へ
北海道のスーパーの調味料売り場で、何度も目にするのがベル食品です。
1947年、北海道大学農学部出身者を中心とした7人の若者が札幌で創業。1954年に市販用ラーメンスープ「華味」、1956年に市販用「成吉思汗のたれ」を発売しました。
その後もザンギ、スープカレーなど、北海道のお店で食べていた味を家庭でも再現しやすい商品にしてきた会社です。
成吉思汗たれ
ジンギスカンを家で食べるなら、まず候補になるのがベル食品の「成吉思汗たれ」。甘さ、酸味、香辛料のバランスがよく、ラム以外の肉や野菜にも使えます。
華味
半練りタイプのラーメンスープ。みそ・しお・しょうゆなどがあり、自宅で北海道らしいラーメンを作るのに便利です。
スープカレーの作り方・ザンギ名人
北海道旅行から帰ってから「もう一度北海道の味を食べたい」というときに便利。お菓子より実用的なお土産を探している人には、ベル食品の棚を丸ごと見るのがおすすめです。
豚丼のたれ|十勝の味を家で再現
帯広名物の豚丼。元祖として知られる店名は「ぱんちょう」です。以前の記事では「ばんちょう」と書いていました。
スーパーで買うなら、ソラチの「十勝豚丼のたれ」などが便利。甘辛いたれで豚肉を焼くだけで、ご飯が進む豚丼になります。
ソラチは本場の味を家庭で食べてもらうため、豚丼の歴史を調べ、十勝の飲食店、肉屋、農家の知恵を借りながら商品を開発したそうです。
ニラ卵とじや照り焼きなどにも使えます。
山わさび
山わさびはホースラディッシュ。北海道では道産の山わさびを使った醤油漬けなどがスーパーに並びます。
ツーンと鼻に抜ける辛さですが、本わさびとは少し違う野性味があります。熱々のご飯やローストビーフにも。
てんさい糖
サトウキビではなく、寒冷地で育つ「てんさい」から作られる砂糖。北海道らしい農産物の一つです。
普通の砂糖より少しコクのある甘さ。料理に使えるので、自分用のお土産としては実用的です。
JAふらのの野菜ソース
富良野産の野菜を使ったソース類も、スーパーで見てほしい商品。お菓子ではなく、普段の料理に使える北海道土産です。
びっくりドンキーのマヨネーズタイプ
全国チェーンのびっくりドンキーは北海道に本社を置く会社。北海道のスーパーでは関連商品を見かけることがあります。
北海道産チーズ・納豆・昔買ったグラノーラ
北海道産チーズ
北海道限定ではありませんが、北海道のスーパーは道産チーズの品ぞろえが楽しい。
小さな工房の商品や、道外では見かけにくい商品を一度に見られるのがスーパーのいいところです。都内のスーパーで買えるご当地食品の記事もどうぞ。
北海道の納豆
農業王国北海道では大豆も作っています。スーパーによっては道産納豆がずらっと並ぶことも。

パッケージがかわいい北海道の納豆。
ゆめぴりかの乾燥玄米入りグラノーラ|これは当時買った商品
以前イオン小樽で買った「ゆめぴりかの乾燥玄米入りグラノーラ」。北海道米ゆめぴりかを使った商品で、当時はスーパーで買う楽しさを感じた一品でした。
ただし、現在は当時と同じ商品を現行品として確認できないため、旧商品・当時の購入記録として写真を残します。古い商品を無理に現行品として紹介しないのも、今回の更新方針です。
もっとディープな北海道|鮭とば・こまい・べこ餅
鮭とば
鮭とば自体は本州でも買えますが、北海道のスーパーは種類が多い。

噛むほど鮭のうま味が出て、お酒のつまみにぴったり。メーカーごとに硬さや塩気が違うので、売り場で好みを探すのも楽しいです。
こまい(氷下魚)
乾物コーナーでおすすめしたいのが「こまい」。小ぶりの魚を干したもので、北海道らしい酒の肴です。

安くはないですが、日本酒やビールのお供に。
べこ餅|実際に作ってみました
北海道では端午の節句などに食べられる「べこ餅」。スーパーにはべこ餅そのものや、作るための材料が並ぶことがあります。
買ったはいいものの、最初は作らずじまいになっていました。。。笑
後日作ってみると、プルンという感じではなく、もっちりと蒸した素朴な食感。パッケージのレシピ通りに作ったら、我が家には砂糖がちょっと多めでした。
こういう実際に作ってみる系のお土産も楽しいです。
北海道でしか買えない・北海道で飲みたい飲み物
ソフトカツゲン|2026年で発売70周年
北海道限定の乳酸菌飲料といえばソフトカツゲン。
甘酸っぱいけれど酸っぱすぎず、まろやかで飲みやすい。北海道のホテル朝食でもよく見かけます。上の写真はグランドパーク小樽の朝食で撮ったものです。
ラビスタ函館ベイの朝食でも見かけました。
2026年でカツゲン発売70周年。名前は「活力の給源」に由来し、「勝つ源」と読めることから受験やスポーツのゲン担ぎにも使われています。
北海道でしか飲みにくい商品なので、旅行中に見つけたらその場で飲むのがおすすめ。液体なのでお土産として大量に持ち帰るより、現地で一本が正解だと思います。
Ribbonナポリン|オレンジ色だけどオレンジジュースではない
北海道で長く愛されているオレンジ色の炭酸飲料が「Ribbonナポリン」。1911年生まれで、現在も北海道限定です。
甘さはしっかりありますが、炭酸ですっきり。現在の鮮やかな色はパプリカ色素によるものです。
昔の記事ではリボンシトロンも同じ北海道限定枠に入れていましたが、今回の更新では北海道限定としてはナポリンを中心に紹介します。
リボンちゃんのクリアファイルは、以前恵庭のサッポロビール工場を見学したときに子供がもらったもの。
※工場見学の料金・試飲条件は現在変更されているため、古い記事内の条件は訪問前に公式情報も確認してください。
ガラナ|コーラではなく「北海道のガラナ」
北海道ではガラナ飲料が今も普通に売られています。代表的なのがキリンガラナ。
独特の香りと甘さ、炭酸の刺激。私の感覚では、コカ・コーラと思って飲むより、ドクターペッパーのライバルだと思って飲んだ方が幸せです。
キリンガラナは1982年発売で、現在も北海道限定販売。
以前の記事では「3大ガラナ」という表現も使っていましたが、公式な区分として確認できないため削除しました。
北海道あずき茶|2026年に生まれた新しい北海道限定
昔ながらの商品ばかりではありません。2026年3月に発売された伊藤園の「北海道あずき茶」も面白い。
北海道産あずき100%を使った無糖茶で、甘い小豆ドリンクではなく、ほのかな甘みと香ばしさを楽しむお茶です。
北海道伊藤園の社員を中心に企画し、原料から焙煎、販売まで北海道にこだわって開発。北海道限定の味は、今も新しく生まれています。
北海道で買いたいお酒|サッポロクラシックと十勝ワイン「山幸」
十勝ワイン「山幸」|唯一無二。くせつよつよ、でも飲みやすい
北海道でワインを買うなら、私がおすすめしたいのが十勝ワインの「山幸(やまさち)」。セイコーマートでも買えますし、公式通販でも扱われています。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローのような赤ワインとは少し違います。山ブドウらしい野趣のある香りと力強い酸味。かなり個性的で、くせつよつよ。
でも不思議と飲みにくくない。むしろ、この独特の酸味と野性味がクセになります。肉料理や北海道のチーズにも合わせたい味です。
山幸は、在来種の山ブドウと、池田町で選抜された「清見」を掛け合わせて生まれた十勝のワイン用ブドウ。1978年から開発が始まり、十勝の厳しい冬に耐えられる耐寒性・耐凍性を持たせています。
2020年には国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に登録され、日本のワイン用ブドウでは甲州、マスカット・ベーリーAに続く3番目の登録品種になりました。
北海道でワインを造るために、ブドウそのものを北海道仕様にしてしまった。
山ブドウ、日本の在来種、十勝、自治体が育てたワイン用品種。話の種がいくつもあるので、自分用にはもちろん、お酒好きへの北海道土産にもおすすめです。
サッポロクラシック|北海道に行くと私はだいたいこれ
北海道に旅行に行くと、私はだいたいサッポロクラシックを飲んでいます。
麦芽100%で、後味は比較的すっきり。北海道の魚介やジンギスカンと合わせやすいビールです。
1985年に「北海道への感謝のビール」として誕生した北海道限定商品。北海道産ホップと北海道産大麦麦芽を一部使っています。
昔から飲んでいるので個人的な思い入れもありますが、旅行中に飲む一本として素直におすすめです。
セイコーマートで探したい北海道限定・北海道素材の商品
北海道のコンビニといえば、やっぱりセイコーマート。
滝上町産和ミント|北海道は世界のハッカ王国だった
セコマで「滝上町産和ミント」と書かれた商品を見つけたら、一度試してみてください。
和ミントは洋種のミントよりメントールが多く、スーッとした清涼感が強いのが特徴。チョコミントアイスやキャンディなら気軽に味わえます。
実は1930年代、滝上町を含むオホーツク地域は世界のハッカ市場の約7割を占めるほどの一大産地でした。
その後、海外産や合成ハッカに押されて栽培は大幅に減少。それでも滝上町では今も和ハッカを栽培しています。
面白いのはセコマとのつながり。町のスーパー閉店後、住民の買い物を支えるため2017年にセイコーマートが出店。そのつながりから和ハッカ農家との商品開発が始まり、チョコミントアイスやキャンディ、クラフトジンなどへ広がりました。
コンビニが地域のインフラになり、そこから地域の商品まで生まれた。北海道らしいストーリーです。
北海道のスーパー・コンビニでどこを見ればいい?
「北海道限定」を探すなら、空港だけではなくスーパーやコンビニに行くのがおすすめです。
スーパーアークスやラルズ、コープさっぽろ、イオン北海道など、普通の食品スーパーの菓子・麺・パン・調味料・酒売り場を順番に見ると、ご当地商品がかなり見つかります。
コンビニならセイコーマート。PBだけでなく道産素材を使った商品も多いので、旅行中に一度は覗いてみてください。
旅の最後ならイオン千歳店も便利
北海道旅行で最後にまとめて買うなら、我が家はイオン千歳店を使ったことがあります。
千歳駅からも近く、レンタカー返却前や空港へ向かう前に立ち寄りやすい。普通のスーパーなので、お土産屋さん価格ではない地元の商品を探せます。
以前行ったときは、新千歳空港に乗り入れている航空会社のスタッフらしき人たちも買い物に来ていました。イチゴを箱買いしている機長さんや、鮨パックを買っているCAさんを見かけたこともあります。
こういう日常の買い物風景を見るのも、ご当地スーパー巡りの面白さです。
北海道でしか買えないお土産を探すなら、普通の売り場へ
北海道のお土産は、空港の有名店だけではありません。
パン売り場には豆パン、麺売り場には焼きそば弁当やダブルラーメン、調味料売り場にはめんみや三升漬、酒売り場には山幸。コンビニにはセコマの和ミント。
北海道の人が普段買う棚を眺めると、その土地の食文化が見えてきます。
しかも、おいしいだけではなく、「なぜ北海道にこれがあるのか」を調べると、開拓、冷害、農業、大学、地域企業、保存食など、それぞれ違う物語につながっています。
次の北海道旅行では、お土産屋さんだけでなく、ぜひスーパーやセイコーマートにも寄ってみてください。
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