一条工務店のismartとグランセゾンと3階建ての坪単価。営業さんにプランを作成してもらい、見積もりをもらってきました。
目次
一条工務店の3階建坪単価
一条工務店の坪単価は、東京でグランセゾンの3階建てを準耐火仕様で建てる場合で、79万円です。
但し、この坪単価は、「建物本体工事費用」のみの金額。消費税も含んでないので別途10%がかかりますし、外構などの付帯工事、標準設備以外のオプション、諸手続き費用と、なんだかんだで、実際にオプションもろもろに消費税を含めた総費用は3階建ての場合、坪単価で110万円程度でみつもっておく必要があります。
尚、グランセゾンではなくiSmartの3階建てにした場合は、グランセゾンより坪単価が3万円程度安くなり、約76万円となります。この場合でもコミコミで100万円には収まらないですね。
キャンペーンでハイドロテクトタイルやグランセゾンの住設が安く入れられたりするとグランセゾンよりiSmartの方がお得になります。断熱性は壁が分厚いiSmartの方が高いですし、天井高も3階建てならグランセゾンもiSmartも一緒なのでiSmartが建てられる家なら十分検討する価値があると思います。
【24年4月】一条工務店の最新キャンペーンと過去キャンペーン情報
建物本体工事費用
一条工務店の資金計画書(見積書)では建物関連の費用は、下の5つに分けられます。
- 建物本体工事費用
- 建築申請・その他業務諸費用
- 付帯工事費用
- 標準仕様外工事費用
- 太陽光発電システム
冒頭紹介した三階建てのグランセゾンの坪単価79万円は、1の建物本体工事費用分の坪単価になります。
建物本体工事費用は、一条工務店の場合、㎡単価を施工面積にかけて求めます。
式で書くと、
建物本体工事費用 = ㎡単価 × 施工面積
です。
㎡単価・坪単価の決まり方
一条工務店の㎡単価の決まり方は、モデル(グランスマートとかグランセゾンとかismartとか)、階数(平屋、2階建て、3階建)、建設地域(人件費の高い都心か、郊外か)、契約時期(毎月微妙に上がっていく)、施工面積で決まっていきます。
モデルは、グランセゾンが高く、iSmartの方が安い。また、準耐火、準防火仕様だと高くなります。
階数は2階建てが安く、平屋と3階建てが高い。
建設地域は人件費の高い都心が高いのですが、これは契約者は選べませんね。
契約時期は、毎月微妙に上がっていったり、変わらなかったりです。
信じられないかもしれませんが、10年程前までは、一条工務店の坪単価は55万円程度でした。
昔は一条工務店ってどこ?という感じだったかもしれませんが、いまやハウスメーカーで1位2位を争う常連になりました。
認知度・ブランド価値が向上し値上げしても消費者が付いてくると思っているのかもしれません。
一条工務店の坪単価は右肩上がりで、今後も、よほどのデフレが来ない限りこれが下がることはないでしょう。建てることが決まっている、あるいは、高い確率で一条工務店で建てるなら単価を固定することができる仮契約を早めにした方がよいのかもしれません。
施工面積については、1㎡単位ごとの決まった単価表があって広ければ広いほど単価が若干安くなります。
30坪を切るようだと単価はグッと上がってきますが、30坪以上はほとんど変わりません。
コンパクトな家はキッチンの数は変わらないし、いろんな手間暇は大きさによって大して変わらないので、どうしても割高になってしまうようです。
坪単価を固定する方法
仮契約をすることで坪単価を固定することができます。
一条工務店で家を建てることが決まっている人にはお勧めの方法です。
仮契約金は100万円。営業さんと何度も確認しましたが、家を建てないこととなった場合には全額戻ってくるそうです。
仮契約で不安な方は営業さんに何度も確認してみることをお勧めします。
建物本体工事費用以外の費用
建築申請・その他業務諸費用
確認申請・長期優良住宅申請手続費用 502400円
家の広さによって変わります。
適合検査及び諸費用(フラット35/財住金) 40000円
中間検査申請手数料 25000円
東京で必要になる費用だそう。
付帯・屋外給排水・雨水排水・浄化槽・ガス配管工事
合計 2,235,600円
- 仮設工事 690,000円
- 屋外給水設備工事 145700円
- 特別運搬費 700,000円
- ガス配管工事 200,000円
- 屋外排水設備工事 219,000円
- 屋外雨水設備工事 280,900円
1.仮設工事はガードマン、工事用駐車場などの費用。
3.特別運搬費は、残土処理代など。都心だと高くなりがち。
4.ガス配管工事は、オール電化にするときは不要になります。
標準仕様外工事費用
いわゆるオプション工事です。
一条工務店の場合は、基礎や地盤改良の費用もここに入ってきます。
合計 2,031,300円
太陽光発電システム
8kW蓄電池7kWが載って、1,668,000円也
その他費用
エアコン、カーテン、テレビアンテナ、火災保険、そして費用のかかる外構代が載ってきます。
一条工務店でいえづくり
一条工務店は断熱性・気密性で圧倒的なトップ。
賃貸併用を検討した時の話。
ハイスペックになってしまうため、実際に作る人はそんなにいないそうですが、一条工務店でも賃貸併用住宅は可能です。
一条工務店 知人紹介制度と割引
一条工務店は定価販売で、決められた単価表に施工面積をかけて、オプションを加えて消費税を払って金額が決まる仕組みです。
交渉の余地はまったくなく、値引きは一切ありません。
とはいえ、実質的に値引きを受けられる方法はあり、坪単価換算で2万円程度安くできます。
一条工務店の住宅展示場をすでに訪問してしまった人は見てはいけない。
一条工務店の割引全種類と紹介制度の招待特典。
しかも、一条工務店の知人紹介制度には、実は、値引きだけじゃない隠れた特典があります。
後悔のない家を作る
注文住宅を建てることは、住居環境を整えることです。
衣食住とはよく言ったもので、生活の基本である住居を整えると人生が本当にゆたかになります。
一方で、「家は三軒建てないと理想の家にならない」という言葉を一度は聞いたことはありますよね?
理想の家にならない理由の一つは、「自分でどんな家を建てたいのか」が明確になっていないから。
後悔しない家を選ぶためには、自分が何を良いと思って、何が気にしないのか、どんな家に住んで、今、そして将来その家でどんな暮らしをしたいのか、自分でも気づいていない、本当の自分の理想にしっかり気づくこと。
そしてその自分の理想をわかってくれるハウスメーカーや工務店を見つけることが必要です。
そこで、住宅選びのとくに最初の段階で多くのハウスメーカーや工務店さんのパンフレットや間取りを見て、検討することをお勧めします。
住宅選びのポイントは、大きく言えば、家の性能、デザイン、間取りの使いやすさ、それから値段。
これらの観点、そして、自分との相性や直感を見ながら、各社さんの提案を見ると、この会社のここはいいけど、ここは嫌だな、といったことに気づき、自分が住宅選びで何を重視するのかわかってくることも多いと思います。
全国展開しているハウスメーカーや地域によっても得意不得意のある工務店さんをイチイチ調べて資料請求をするのは大変ですが、一括資料請求サービスならまとめてできるので便利です。
私は、タウンライフ家づくり、で資料請求をしました。
このサービスのいいところは、全国600社の中から自分の地域で家づくりを行う会社を選べること。600社の中には、積水ハウス、三井ホーム、ダイワハウス、旭化成(へーベルハウス)、セキスイハイム、住友不動産、三菱地所ホームといった大手に加え、埼玉・東京で強い富士住建といったローカルな中小工務店や、セルコホームみたいな輸入住宅もまとめて選べます。
そして、ただパンフレットをもらえるだけではなく、間取りも作成してもらえ、どれぐらいの予算が必要となるか教えてもらえるところです。
家づくりは、会社によって必要な金額が全然違います。
高級そうなメーカーが意外と手ごろな金額でできたり、どのメーカーならどれぐらいの予算で家が建てられるのかもわかります。
あと、一括資料請求をすると、いろいろなハウスメーカーさんから営業がわんさか、来てしまうか心配になる人も多いかと思いますが、私も、向こうからの営業は嫌なので、「電話での営業はお断りします」と書いておくだけで営業の電話はかかってきませんでした。営業がいやな人は、最初にそう書いておきましょう。
ちなみに、最近は、ハウスメーカーさんも忙しいのと、しつこい営業手法は嫌われることをわかっているので、住宅展示場に行ってアンケートに名前を書いたぐらいでは、電話はかかってこないようです。
きれいなパンフレットを眺めるだけでも楽しいので、今後、家を建てるかもしれない人はとりあえず資料請求をしておくといいかも。
▼資料一括請求 公式サイト▼