一条工務店のバルコニーやルーフガーデンでは、床をWPC仕上げにするか、タイル仕上げにするか迷うことがあります。
先に結論を言うと、私はタイルにしました。今も、掃除の手間をなるべく減らしたいなら、タイルを選びます。
一方で、WPCにも木調の見た目や、雨のあとに表面が乾きやすいという良さがあります。
ざっくり分けると、次のようになります。
| 重視すること | 向いている床 |
| 普段の掃除を簡単にしたい | タイル |
| 汚れを目で確認しながら掃除したい | タイル |
| 木調の雰囲気が好き | WPC |
| 雨のあとに表面が乾きやすい方がよい | WPC |
| パネルを外して下まで掃除する手間を許容できる | WPC |
結論:掃除のしやすさならタイル、見た目と表面の乾きやすさならWPC
タイルとWPCの違いを考えるときは、単に「どちらが掃除しやすいか」だけでなく、どこの汚れを、どのように掃除するかまで考えると分かりやすいです。
タイルは砂や葉が表面に残るので汚れが見えます。その代わり、ほうきで掃いたり、水で流したりしやすい。
WPCは隙間から水や細かな砂が下へ落ちるため、表面は比較的きれいに見え、雨のあとも乾きやすいという良さがあります。ただし、落ちた汚れはなくなったわけではありません。パネルの下を掃除するときは、床材を外す作業が必要になります。
私は、普段の手入れが分かりやすい方がよいと考えて、タイルを選びました。
まず知っておきたいこと:床材の下にはFRP防水がある
一条工務店の公式サイトでは、バルコニーの床にFRP防水を施し、工場で床をユニット化したうえで、接合部にもFRP処理をすると説明されています。
つまり、WPCやタイルは目に見える床の仕上げで、その下に建物を雨水から守る防水層があります。
ここは大事です。
タイルを選んだから防水の点検が不要になるわけではありません。WPCを選んだから必ず防水層が長持ちするとも言い切れません。
排水口にゴミが詰まっていないか、水が不自然にたまっていないか、ひび割れや浮きがないかは、どちらを選んでも気にしておいた方がよいと思います。
具体的な掃除や点検方法は、引渡し時の「住まいのメンテナンスマニュアル」やi-サポで、自宅の仕様に合った方法を確認するのが確実です。
WPC
WPCとは?
WPC (Wood Plastics Combination)とは、天然木にプラスチック樹脂を注入・充填したDAIKENの商品です。Daiken以外の各社も同様な商品を出していて、人工木といわれています。
WPCのメリット
WPCのメリットは、主に以下の3つであるといわれます。
- 木の風合い
- 水はけがよい
- FRPのメンテナンスがしやすい
WPCのメリットを細かく見ていきましょう。
木の風合い
WPCの一番分かりやすい魅力は、ウッドデッキのような見た目です。
バルコニーを庭の延長のように使いたい人には、タイルよりも柔らかな印象になります。
ただし、天然木とまったく同じ質感ではありません。色や表面の感じは、写真だけでなく実物を見て決めることをおすすめします。
水はけがよい
WPCパネルが浮き床になっている場合、水は隙間から下へ流れます。
WPCを採用した施主からは、表面に水が残りにくく、雨のあとでも比較的早く使えるという感想があります。
砂も隙間から下へ落ちるため、表面だけを見ればきれいに感じやすいのもメリットです。
FRPのメンテナンスがしやすい
WPCは敷いてあるだけなので、タイルと違って簡単にはがすことができます。
WPCの下にあるFRPのメンテナンスもタイルより用意にできることになります。
アルパカさんの動画もありました。入居後2年目のお掃除だそう。
WPCのデメリット
- 見た目が完全に木と同じわけではない
- メンテナンスフリーというわけではない
- タイルと比べれば日に弱い
質感はご自身で実物をご覧になるのが良いかと思います。
また、WPCであっても、メンテナンスフリーというわけではなく、掃除や組み換えも必要になる場合もあります。
例えば、WPCの下にゴミがたまってしまうので、気になる方は組み換えを行ってケルヒャーで洗浄する方も。
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そして、WPCについて気になる記事がありました。
- 砂や土、埃がパネルの下に溜まり排水がしっかりできないことがある
- 雨漏りするまでバルコニーの劣化に気づかない
場合があるとのことです。
修理に行く家によくあるバルコニーのスタイルが
“パネルの敷き詰め”
をしているところのようです。防水屋的には雨水の酸にも弱いとの事です。
パネルを敷き詰めてる状態だと砂や土、埃がパネルの下に溜まり、またバルコニーなので洗濯物を干したりした時に出るゴミも溜まります。
この状態で雨が降ったりすると、雨水がしっかりと排出されず、FRPを劣化させてしまうとの事です。
またパネルを敷き詰めていると下の状態(FRPの劣化具合)が確認できないので、雨漏りしてからバルコニーの劣化に気付くケースがほとんどだそうです。
人はめんどくさがり(が多いと思います)なので、パネルを敷くと、それを外して掃除をしないのが原因になるようです。
WPC派の方
WPC、タイル、どちらの方のご意見もしっかり目を通しておくといいかもしれません。
WPCを選択された方のブログです。
「いえろぐ」さん
タイルとWPCで悩んでる?圧倒的にWPCをお勧めするよ!ベランダとルーフガーデンの床物語
タイル
一条工務店のバルコニーやベランダに「タイル」を選択すると200mm角の磁器質タイル仕上げとなります。
タイルの下はWPCと同様にFRP防水になります。
タイルのメリット
- 掃除が簡単
- 耐火性もある
- それなりの高級感もある
掃除が簡単。
耐火性もある。BBQに向いているのはこちらかもしれません。
タイルのデメリット
- 汚れが目立つ
- 夏にタイル表面が熱くなる
タイル派の方
一条工務店のインスタグラマーの中でも豪邸に住んでいることで有名なじゅんぴーさんのお宅もタイルです。「NanakoHome」さんのお家もタイル。7畳の大きなバルコニーの使い方を紹介されています。
「しんパパ」さん
「バルコニーはタイル仕様にすればメンテナンスフリーの可能性がある」
バルコニーのメンテナンスはタイルにするかWPCにするかで変わってくるように思います。
私の家はバルコニーに行く予定もありませんし、メンテナンスの事を考えてもタイル仕様にしようと思います。
(洗濯物は一年中、部屋干し予定です)でもタイルもひび割れか何かをして、雨が浸透したら雨漏りの心配も出てくるので、チェックは必要かなと思います。
ちなみに別の展示場の営業さんからの話で、工場で作られて、ジョイントするだけのバルコニーですが、規格されてるものもありますが、間取りによってバルコニーの広さが変わると、その場での施工もあるようです。
そうなるとまたメンテナンスについても変わるかもしれません。(わかりません。)
担当営業さんはタイル仕様なら大丈夫と言ってます。
最後に
防水屋の友人は一条工務店で建てた施主さんで、バルコニーがタイル仕様で「メンテナンスフリーだ!」と言ってました。メンテナンスが面倒ならタイル仕様にした方がいいかもしれません。
一条工務店のバルコニーはWPCよりタイルの方がお得になるかも。
バルコニー関連
一条工務店で屋上を作ります。

