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【PDとは?】新型iPhone11対応 iPhone8以降対応 Anker Power Core Slim 1000 PDとPD Reduxとどっちがいいか?

Anker Power Core Slim 10000 PD vs Power Core 10000 PD Redux

モバイルバッテリーが好きでいくつか持っていますが、今回はAnkerの最新モバイルバッテリーPower Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD Reduxをレビューします。iPhone8以降対応するPD規格を搭載。発表されたばかりの新型iPhone11にももちろん対応しています。PDはとても便利ですよ!

 

USB新規格

Power Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD Reduxは、USB Power Deliveryに対応したモバイルバッテリー。USB Power Deliveryに対応していない普通のスマホにも充電できますが、最近発売されたスマホ(iphoneだったらiPhone8以降)を持っている人や2-3年は同じモバイルバッテリーを使いたいと考えている人に特におすすめです。

USB Power Deliveryは大容量高速充電対応規格

Power Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD Reduxは、USB Power Delivery(PD)対応。PDはPower Deliveryの略でUSBの新規格になります。

元々データーのやりとりをする規格だったUSBは、データーだけでなく、電力をやり取りすることができるようになっています。

 

但し、データーをやりとりするという事から規格が始まっているので、供給できる電力は、USB 2.0では2.5W、USB 3.0で4.5Wにとどまっていました。

これを、100Wまでの受給電を可能とする規格にしたのがUSB PDです。

 

これで何が良くなったかというと、スマホやタブレットだけでなく、①モバイルPCのような電圧が高くこれまで難しかった機器にも充電も可能になったこと、②電圧が低いスマホも高速で充電が出来ることです。

 

iPhoneの充電も高速に

例えば、iPhoneであれば充電時間が半分程度になります。

ちなみに、Appleの公式ページでは、iPhone 8 以降では、高速充電機能を使えます。iPhone を 30 分で最大 50 % まで再充電できますと紹介されていました。

Apple が実施したテスト結果によります。2017 年 8 月に試作モデルの iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus のハードウェアとソフトウェアを使い、2018 年 8 月に試作モデルの iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR のハードウェアとソフトウェアを使ってテストを実施しました。いずれのテストでも、付属の Apple USB-C 電源アダプタ (18W モデル A1720、29W モデル A1540、30W モデル A1882、61W モデル A1718、87W モデル A1719) を使いました。高速充電のテストは、バッテリーが消耗した iPhone を使って実施しました。充電時間は環境要因によって左右されます。実際の所要時間は異なる場合があります。

https://support.apple.com/ja-jp/HT208137

 

電力・電圧・電流

規格上はUSB2.0の40倍の電力のやりとりが可能になったUSB PD。

電力(W)=電圧(V)×電流(A)なので、電圧を増やす、電流を増やす、どちらか両方を増やすことができます。

電力・電圧・電流についてはこちらも。小学校でやったんだっけ? わすれちゃいますよね。(笑)

<電力>
実際に消費される電気エネルギーをあらわします。 電灯が光を出したり、モーターが力を出すときに使われる
電気エネルギーの大きさを示し、この値が大きいほど電力を多く消費します。
電力(W)=電圧(V)×電流(A)×力率

http://faq-www.chuden.co.jp/faq_detail.html?category=&id=63

 

将来は家電のアダプターはUSB PDになると思う。

PCアダプターや、家電のアダプター類は個々の機器に対応したアダプターになっていますが、USB PDが広がってこれば、家庭の交流-直流アダプターは殆どUSB PDになるんじゃないかなと思います。

使いまわしができるようになれば、無駄がなくなっていいですよね。

 

USB Power Delivery対応機器は?

USB PDの高速充電メリットを受けるためには、電源、コード、機器のすべてがUSB PDに対応している必要があります。

機器から言えば、最近のスマホはUSB PDに対応しており、冒頭にも書きましたが、iPhoneでいえば、iPhone8からすでにUSB対応製品となっています。

なので、電源とコードがあれば、iPhone を 30 分で最大 50 % まで再充電できるようになります。

 

Power Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD Reduxの感想

規格の話が長くなってしまいましたが、Power Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD Reduxの使い勝手をレビューしていきます。

Power Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD ReduxはどちらもUSB PDに対応した新機種。どちらも機能的な差はありません。

 

これまで使っていたAnker PowerCore 10000はこちらで詳しく書いています。

【徹底レビュー】Anker PowerCore 10000 Amazon人気1位モバイルバッテリーを使ってみた感想

 

Power Core Slim 1000 PDの使い勝手

Anker Power Core Slim 10000 PD

やっぱりなんといっても、Power Core Slim 1000 PDはスリム。

膨らみが欲しくないときに便利な形。

 

どういうときに良いかというと、スマホと重ねて持てるのが便利です。

また、薄いバッグにさっと入れたいようなときにはSlimです。

 

マットな質感になっていて、高級感とまではいかないですが、プラスチックの安っぽさはあまりありません。

 

Anker PowerCore 10000 PD Reduxの使い勝手

Anker Power Core 10000 PD Redux

Reduxは「戻ってきた」という意味。

規格か何かかとおもいましたが、英語の形容詞でした。(笑)

 

AnkerのベストセラーモデルのAnker PowerCore 10000のPD対応改良版です。

 

Slimと違って面積は大きくないんだけど、厚みがある。

ポケットに入れるならこっちかな。

スキーに行くとすぐにバッテリーが上がってしまうんですが、今年の冬はAnker PowerCore 10000 PD Reduxを持っていくことが多そう。

 

Power Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD Reduxの違い

これまで見てきたように、違いPower Core Slim 1000 PDとAnker PowerCore 10000 PD Reduxの違いは形状のみ。

薄さと

Anker Power Core 10000mWh Class Comparison

 

大きさが違います。

Anker Mobile Battery Comparison

 

重さも若干違うかな。

Power Core Slim 1000 PDが212グラム

Anker PowerCore 10000 PD Reduxが192グラム。

Anker PowerCore 10000 PD Reduxの方が、1割ぐらい軽くなっています。

 

機能的な違いはありません

 

以前の機種との違い

以前の機種にはなかった機能が小電力モード。

丸いボタンが付いていて、これを長押しすることで、小電力モードになります。

どういうときに使うかというと、Apple Watchやイヤホンなどの充電に使います。

Anker Power Core Slim 10000 PD Redux for small gadget

 

 

あと、細かい点ですが、モバイルバッテリーへの充電が、Type Cプラグになりました。

USB PDは受電も給電も双方向で、できるのでこれを生かしているわけですね。

Anker Power Core 10000mWh Class Comparison

 

 

 

気になった点というか注意点

気になった点は特にはないんですけど、注意点としては付属のケーブル。

どちらのモバイルバッテリーについてくるケーブルも両端がType Cになっているんです。

Anker Power Core Slim 10000 PD Power Core 10000 PD Redux Type C Cable

 

Power Core Slim 1000 PDやReduxへの充電はUSB Type Cケーブルで行います。

Power Core Slim 1000 PDやReduxに付属のケーブルは両端がType Cになっていたので、アダプターがType CのものかType C・Type Aケーブルである必要があります。

 

旅行に行った際に、Type Aのアダプターしかもっていかなかったので付属のType Cケーブルで充電ができませんでした。

もっとも、Power Delivery対応のアダプターは端子がType Cなのでこれを持っていくべきだったんですけどね。(笑)

 

 

結局のところ、どれを買えばいいか?

Power Core Slim 10000 PDやRedux。そして今まで売られていたPower Core 10000と似たような商品がいっぱい。

じゃあ、結局どのモバイルバッテリーを買えばいいかわからなくなりそうですが、タイプ別にお勧めをずばりお勧めを紹介します。

 

Power Core Slim 10000 PDがお勧めな人

最近のスマホを持っている、今後買い替える予定があるなら、PD対応で値段も安いPower Core Slim 10000 PD。

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Anker PowerCore 10000 PD Reduxがお勧めな人

値段がちょっと高いけど、コンパクトなものがいいならAnker PowerCore 10000 PD Redux。

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Power Core 1000がおすすめな人

充電時間が遅くてもいい、あるいは昔のスマホを持っている、値段が安いのがいい、というのであれば、新製品と比べると半額近い値段の安さがうれしいPower Core 1000。

amazonのレビュー数6000越えの人気モバイルバッテリーです。

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iPhoneユーザーは忘れずに

あと、iPhoneを高速充電したい人は、PDに対応したLightningケーブルを買う必要があります。

いままで使っていたケーブルでも普通に充電できますが、新規格のPDを生かして高速充電するには、対応ケーブルが必要。

これで快適なスマートフォンライフをどうぞ。

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