雪と氷でできたアイスホテル。おとぎの国のようなアイスホテルにいつか泊まってみたい!と思う方も多いのでは? アイスホテルは北欧、カナダにあって、たびたび雑誌やテレビで紹介されていたりしますが、なんと日本にもアイスホテルやアイスレストランがあります。
パスポートなしで行ける日本にあるアイスホテル、アイスレストラン。北海道の赤井川村、キロロリゾートに出来たアイスレストランに行ってみました。
目次
世界のアイスホテルとアイスレストラン
アイスホテルとは? アイスレストランとは?
アイスホテルは、氷と雪で作られたホテル。ホテルだけでなく、アイスレストランやアイスバーとよばれるレストランやバーと一緒になっているものもあります。
アイスホテルは建物だけが氷と雪でできているのではありません。なんと、アイスホテルやレストランの中の家具類まで氷ででいていたりします。例えば、アイスホテルのベッドは氷でできていています!
もっとも、氷のベッドの上には毛皮や毛布が敷いてあったりているので、氷の上に寝るわけではないのですが、氷のベッドに泊まれるようになっているそう。
アイスホテルは、冬季のみ営業の幻想的なホテル。
アイスバーの他にもチャペルもあったりして結婚式もできるところもあるそうです。
そういえば、ロシアに住んでいたころ、友達がアイスバーを屋外に手作りで作ったのを思い出しました。
さて、世界のアイスホテルを写真と一緒に紹介しますね。
アイスホテル 365 スウェーデン
教会があり結婚式もできるアイスホテル。オープンは1989年。
カクシラウッタネンホテル フィンランド
天井が全面ガラスでできていて寝ながらオーロラ鑑賞ができそうな、ガラスイーグルとか。
アイスホテルとはちょっと違うかな?
ホテル・ドゥ・グレース(Hotel de Glace)カナダ
カナダのケベックの中心部から車で約15分。ホテルの客室は、44と大規模です。営業時期は冬季のたった3ヶ月のみのおとぎ話のようなホテル。
アイスホテル スウェーデン
冬季のみの営業のアイスホテルが多い中で通年営業のアイスホテル。ストックホルムから飛行機でKirunaという町にいき、そこからホテルまで行きます。客室の温度は-5度から-7度だそうです。連泊する人は、寒い部屋の後は、暖かい部屋に泊まるのがお勧め。と公式ホームページに書いてありました。笑
アイスホテルにとまるのはちょっとした冒険ですね。
キロロリゾートのアイスレストラン/アイスホテル/アイスバー
日本のアイスホテル/アイスレストランは北海道のキロロにあります。
毎年、スキーでお世話になっている北海道のキロロリゾート。パウダースノーを求めて世界各国から観光客が訪れるリゾートです。キロロリゾートがある赤井川村は、日本の美しい村連合にも加盟している北海道の中でも豪雪地帯の山の中にあります。
そんな赤井川村にあるアイスホテル&アイスレストランに両親と子供の3世代で行ってきました。
アイスレストランへ
アイスレストランはトリビュートホテルの向かいにあります。
アイスホテルと聞くと、北極圏とか遠いところにあるイメージですが、暖房が効いた快適なホテルから徒歩数分で行けるお気軽なアイスレストラン。
ベビーカーで行きました。
アイスホテル・アイスレストランの正面。氷で出来た看板がとてもきれいです。
毛皮に覆われた木の扉を開けて入ります。
中はとてもきれい。思わずため息が出てしまいそうです。
アイスレストランの中は風がないためか、思ったより寒くはないです。
海外からもお客さんが来ていました。
Facebookでも写真を上げましたが、海外の人が結構気になっているようです。
アイスレストランの料理はチーズフォンデュ一種類。ワインをしっかり使っているとのことで、子供たちは子供用のメニューを用意してくれました。
値段は、大人が税サ込で一人5000円。子供は2000円です。スープから始まって、デザートまでついています。
店員さんのお勧めのドリンクはホットチョコレート。こちらは飲むのを忘れてしまったのでまた次回。
アイスバー
こちらはお隣の棟のアイスバー。
氷でできたグラスでお酒が飲めるそうです。
バーだけの利用の楽しいかも。
バーはお昼の12時からの利用もできます。
ホテルに宿泊してなくてもバーだけの利用もできるみたいなので、スキーやスノボはできないけど、北海道でなにか冬らしいことをしたいという人は、お昼にアイスバー、その後、キロロの温泉で雪を見ながら温まるといのもいいのでは?
次回いってみたいな~。
アイスレストラン服装
アイスレストランのドレスコードは特にありませんが、外気温より2から3度程度高いだけ。アナと雪の女王のような世界。なので、スキー場に行くような完全防寒対策でお願いします。
大人はコートにマフラー。帽子も着用です。
子供たちは、帽子、ネックウォーマー、ユニクロのダウンジャケット、フリース、スキー用の下着とタイツ、パンツで行きました。
足もスノーブーツです。
露出を少なくするのがポイントです。忘れがちなのが帽子や首回り。マフラーやネックウォーマーで包んであげましょう。
ちなみに、アイスレストランの中のレジやオーディオ機器も開店したころは、寒さで動かなくなったとか。笑
風がないので、寒くはありませんが、十分に暖かい恰好でどうぞ。
アイスホテル・アイスレストランの注意事項
これからアイスホテル・アイスレストランに行かれる方の参考になるように注意事項をまとめてみました。
アイスホテル・アイスレストランの防寒具
上でも書きましたが、十分暖かい恰好で行きましょう。
結構寒いと聞いていたので、キロロのトリビュートホテル隣接の温泉に入ってあったまってから行きました。
スタッフさんもロングコートで防寒対策ばっちりです。
アイスホテル・アイスレストランのお手洗い
野外にあるので、お手洗いはホテルのものを使います。
アイスホテル・アイスレストランの入り口
ちょっとわかりにくかったのですが、トリビュートホテルの向かいにアイスホテルとアイスレストランがあります。
トリビュートホテルからは徒歩3分程度。トリビュートホテルを背中にしてアイスレストランに向かって右側(シェラトンに向かう道の山側)がアイスホテルの入り口になっています。
アイスレストラン赤ちゃん連れ
子連れ、含む赤ちゃんでしたが、快くOKしてくれました。
子供用のシートも用意してくれてました。
ベビーカーを持ち込んで、そのまま寝ていました。
アイスホテルの宿泊
「体験宿泊」という扱いにしていて、キロロに部屋を取っている方が使えるそうです。
詳しくはキロロのフロントにどうぞ。
アイスホテルの感想
アイスホテルは、一室のみの体験宿泊という事でアイスレストランがメインのようです。
アイスレストランの中は、結構冷えてますがお酒と温かい食事で快適に過ごせませしたが、アウトドアが嫌いな人には長時間はきついかも。
でも、その分、非日常感がすごいです。世界にも数か所しかないですし、冬だけの季節限定なのも貴重。
アイスレストランの中には氷でできた造形物やライトがあったりして、とてもきれいでした。インスタ映えもしていいかも。
ホテルの料理にしては、値段もそんなに高くないのもいいですね。
アイスレストランで食べたチーズフォンデュ。三世代家族旅行のよい思い出になりました。
外気温、アイスホテル内の温度がわかる温度計があっても楽しかったかもしれません。
後、赤井川村の山中牧場や周辺のソフトクリームやアイスクリームの食べ比べができるアイスクリームバーなーんてあったら子供にも人気でいいのにな~と思いました。
シェラトン北海道 キロロの予約
公式サイト、旅行代理店と色々ありますが、値段は大体同じぐらいです。何年かずーっと予約の仕方を研究してきましたが、スキーシーズンは早割をやっているので、これを使って予約するのが一番安いです。
年始年末や週末は早いうちに売り切れになってしまいます。2015年/2016年冬はツアーは、発売と同時にほぼ完売でした。予定と予約はお早めに。
1月中は一部屋1万円で泊まれるセール中。
学生さんでも行けそうですね。休みがある人がうらやましい。
北海道余市郡赤井川村常盤650番地先[地図]
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北海道余市郡赤井川村常盤128-1[地図]
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