沖縄でしか買えないお土産はなに? 沖縄のご当地スーパーやコンビニには、どんなローカル商品がある? 沖縄が大好きで、ご当地スーパー巡りが趣味な私が、実際に売場を歩いて気になったお菓子や食べ物を紹介します。
もちろん、市内や那覇空港のお土産屋さんでも、紅いもタルト、ちんすこう、黒糖菓子など有名なお土産はたくさん買えます。
でも面白いのは、観光土産の売場だけを見ていると気づきにくい、もっと庶民的な沖縄の味。スーパーで普通に売られ、うちなーの人たちにはおなじみなのに、本土の人にはあまり知られていない、沖縄でしか買えない食べ物・お菓子やお酒を中心に紹介します。
東京から沖縄へは飛行機で約3時間。地理的な距離だけでなく、琉球王国、本土復帰前のアメリカ統治、そして島ごとに育ってきた文化の違いが、今も食べ物に色濃く残っています。
沖縄のスーパーは、小さな食文化博物館です。
棚をよく見て歩くと、琉球王朝の時代から食べられてきたお菓子があり、戦後のアメリカ文化を思わせる食品があり、八重山など島ごとに育ってきた味があり、おばあちゃんが家で作っていたような素朴な料理まで商品になって並んでいます。
なかには、かつて全国で売られていたのに、沖縄の人が買い続けたことで沖縄だけに残った商品まであります。
この記事では、沖縄でしか買えないお土産や、沖縄のご当地スーパーで買える沖縄ならではの食品を紹介します。お菓子も、食べ物も、うちなーには超有名でも、本土の人にはかなりマイナーなものを中心に見ていきます。
一生懸命、沖縄限定商品について書きましたが、誰も読まない記事かもしれません。
こっそりと、ひっそりと、うちのブログの奥底に眠っていくのでしょう。
でも、もしかして、沖縄でしか買えないお土産や限定商品は何かないものかと、インターネットの海を泳ぎ切り、このページを見つけてくれた、あなたの期待と想いにこたえられるよう、沖縄好きの血が騒ぎ、かなり気合を入れて書きました。
沖縄でしか買えないお土産、しかも、沖縄のご当地スーパーやコンビニで買えるお土産を一生懸命、探しているあなたに贈ります。
まずは沖縄限定食べ物編からです。
沖縄でしか買えない じーまみ豆腐
じーまみ豆腐は、大豆ではなくピーナッツの搾り汁といもくずを練って固めた、ゴマ豆腐のような沖縄料理です。
沖縄で日常的に食べられてきた豆腐の主役は、このあと紹介する島豆腐。じーまみ豆腐は少し立ち位置が違います。
琉球王朝時代、落花生は貴重な食材だったため、じーまみ豆腐は法事や祝い事など「ハレの日」に食べる料理でした。今では既製品がスーパーに普通に並び、特別な日の料理が日常の食べ物になっています。
「じーまみ」は沖縄の言葉で地豆、つまり落花生のこと。とろみがあり、クリーミーで病みつきになる味です。
沖縄のスーパーでは普通に売られていますが、関東のスーパーではまだ見かける機会が少ない食品。昔は特別な日の一皿だったと思って食べると、ちょっと見方が変わります。
※落花生を使った食品なので、ピーナッツアレルギーの方はご注意ください。
沖縄でしか買えない海ぶどう
海ぶどうとは海藻。プチプチした食感はキャビアのようで、グリーンキャビアとも呼ばれるとか。
そのまま塩味でもいけますが、三杯酢とかさっぱりとしたたれで食べます。
泡盛にとても合います。
沖縄でしか買えない乾燥もずく
海ぶどうより地味ですが、沖縄の海産物で本当にすごいのはこちらかもしれません。
沖縄県は、全国のもずく生産量の99%以上を占める一大産地。しかも、国内で産業的な規模のもずく養殖に成功したのは沖縄だけです。1970年代に養殖技術が確立され、日本の食卓でもずくが当たり前に食べられるようになりました。
つまり「沖縄名物の海藻」というより、日本で食べているもずくのほとんどを沖縄が支えているという方が近いです。
沖縄ではもずくを「スヌイ」と呼ぶ地域もあり、三杯酢だけでなく天ぷら、汁物、そして学校給食から広まった「もずく丼」にも使われます。
生もずくは持ち帰りに気を使いますが、乾燥もずくなら軽くて常温保存できるのでお土産向き。海ぶどうだけ見て帰らず、乾物売り場も探してみてください。
肉の缶詰 ポーク
沖縄のおむすびといえば、ポーク玉子おにぎり。SPAMなどのポークランチョンミートと卵をごはんに合わせた沖縄ならではの食べ物です。
戦後、米軍を通じてポークランチョンミートが広まり、いまではゴーヤーチャンプルーやみそ汁にも使う県民食の一つになりました。アメリカの保存食が沖縄の家庭料理の材料になり、さらに「ポーク玉子」という沖縄料理になって定着したのが面白いところです。
おにぎりだけでなく、ゴーヤチャンプルーやみそ汁にもいれます。
沖縄ではコンビニでも売られているぐらい一般的なおにぎりなので、スーパーではSPAMやTULIPなどいろいろなブランドのお肉系の缶詰が売られています。
沖縄のスーパーで、肉缶という言葉があるのを始めて知りました。
沖縄限定 飲み物
さんぴん茶、シークワーサー、沖縄バヤリースなど、本土では見かけにくい飲み物がいろいろあります。
やんばる食堂と花笠食堂のティーもパックに入っているのがよく見ます。
ミキドリンク
謎の飲み物、ミキドリンク。
和菓子のあずきを飲み物にしたような、ドロッとした味でした。
でも、調べてみるとこの「謎の飲み物」、思ったよりずっと深い。
ミキという名前は「神酒」に由来するとされ、南西諸島では祭りで神に捧げた飲み物の系譜につながります。奄美のミキは米とサツマイモを使う発酵飲料ですが、沖縄では麦を使う系統もあります。
スーパーの紙パックに入った不思議な飲み物。その名前を遡ると、島の祭祀文化までたどり着くのです。
ウコン入りもあり。
飲むげんまい
ミキの隣で見つけたら試してほしいのが「飲むげんまい」。
昔の沖縄では玄米をひき、黒糖や生姜を加えて飲む習慣がありました。子どものおやつというだけでなく、食欲がないときや体調を崩したときの滋養食でもあったそうです。
今では紙パックの商品になり、普通のスーパーで買えます。玄米茶を想像するとかなり違っていて、もっととろりとした「甘い飲むおかゆ」のような感じ。紅いもや黒米・黒ごまを使ったタイプもあります。
観光料理ではなく、家庭のお母さんやおばあちゃんの味がそのまま商品になっている。こういうものを見つけると、沖縄のスーパー巡りが急に面白くなってきます。
沖縄でしか買えない乳酸菌飲料 ヨーゴ/ゲンキクール
日本各地に独自の乳酸菌飲料がありますよね。北海道ならカツゲン、宮崎ならヨーグルッペとか。
沖縄の乳酸菌飲料といえば森永ヨーゴ。
1962年に「ゲンキ ヨーグルト」として誕生し、その後、乳酸菌飲料に「ヨーグルト」という名称を使えなくなったことから、ヨーグルトを連想させる「ヨーゴ」という名前になりました。今も発売当初から続く味として沖縄で親しまれています。
子供の頃に飲んだシロップの薬のような味ですが、ドクターペッパーまではケミカルな味はしません。ちょっと不思議な商品名にも、ちゃんと歴史がありました。
更に石垣島まで行くと、沖縄の中でも石垣しか買えない乳酸菌飲料、ゲンキクールがあります。
沖縄バヤリースオレンジ
沖縄のコンビニやスーパーでよく見かける、沖縄バヤリースオレンジ。
実は、本土のバヤリースとは少し違う歴史を歩んできました。沖縄では1950年に前身会社が設立され、1951年から民間地域で販売開始。当時の沖縄はアメリカ統治下だったため、アメリカからオレンジの濃縮ベースを直接供給できました。
一方、本土では当時オレンジが輸入制限品目だったため、同じ方法では作れず、日本の柑橘果汁などを使って近い味を作る工夫がされたそうです。
同じバヤリースなのに、戦後の日本本土と沖縄で別々に進化した兄弟のような飲み物。
沖縄版は1951年から続く濃厚な味わいで、現在も沖縄県限定販売。何気ないオレンジジュースですが、戦後史を知ると一度飲んでみたくなります。
シークワーサージュース
シークワーサージュースは沖縄で良く売られている飲み物。
シークワーサー果汁100%のものはとても高いのですが、少し入ったものなら普通の値段で買えます。
シークワーサーゼリーもあります。
さんぴん茶とウコン茶
さんぴん茶はジャスミン茶の一種。沖縄では大人気のお茶で、コンビニでもペットボトルが多数販売されています。
「さんぴん」という呼び名は、中国でジャスミン茶を指す「香片(シャンピエン)」が沖縄に伝わって変化したものとされます。コンビニで普通に売っているお茶の名前にも、琉球と中国の長い交流の名残があります。
ティーパックなら軽いのでお土産用にもいいかも!
女子ウケしそうなお土産ですね。
うっちん茶とよばれるウコン茶も有名。こちらは、お酒を飲みたいお父さん用?
花笠食堂アイスティー
沖縄のスーパーで見つけた花笠食堂アイスティー。
パッケージが派手!!
沖縄の公園でピクニックしたとき、気になって買ってしまいました。
甘いアイスティーで、普通に美味しかったです。
沖縄でしか買えないお酒
オリオンビール
沖縄のビールといえばオリオンビール。
オリオンビールは2025年に東証プライム市場へ上場しました。アサヒビールは約10%を保有する大株主ですが、現在のオリオンはアサヒの子会社ではありません。
一方で両社の関係は深く、沖縄県内向けのアサヒスーパードライをオリオンがライセンス生産するなど、少し独特な関係にあります。
ところで、「オリオンビールは本土でもたまに見かけるじゃん」とそう思った沖縄限定原理主義者のあなたには、スーパーで見かける季節限定品や沖縄らしい限定醸造を探してみるのがおすすめです。
オリオンビールのクラフトビールはいろいろな種類があって、ここ数年流行りのIPAもありました。
チューハイ
缶チューハイなど、買ってそのまま飲めるお酒は食品業界でRTD(Ready To Drink)と呼ばれます。
沖縄のスーパーをちょっと回るだけで、シークヮーサーや泡盛など、沖縄ならではのお酒や割り材を使った商品がたくさん見つかります。
シークワーサーで割ったようなまだオーソドックスなものから、泡盛がベースの酎ハイとか、琉球ハブボールというのもありました。(笑)
シークワーサーチューハイ、甘ったるくなくきりりとした味わいでした。
オリオンブランドからも、沖縄県産素材を使ったRTDなどいろいろな商品が販売されています。
泡盛
沖縄のお酒といえば泡盛。本土ではなかなか見ない銘柄も多数。
カップ泡盛もあるので、飲み比べてお気に入りの一杯を見つけてみては?
これ、全部、泡盛です。
沖縄限定お菓子
沖縄ならではの素朴なお菓子が沢山。
塩せんべい
塩せんべいは、沖縄で昔からあるお菓子。
塩せんべいの中でも有名なのは「丸吉せんべい」の塩せんべい。
小麦粉とでんぷんでできた余計な添加物が入っていないシンプルなお菓子です。
塩気がきいたお菓子を買って、ビーチのおやつにいいんじゃないかな?
塩分補給用に。
と思って、ビーチで食べていたら、ライフガードに「渋いの食べてますね!」と言われました。(笑)
沖縄でも、若い人はあまりたべないんでしょうか?
渋いお菓子なので、沖縄に行ったら買っていって盛り上げてください。
天使のはね
塩せんべいをつくる丸吉せんべいのユニークなお菓子。
ビールのおつまみにもどうぞ。
黒糖
砂糖は北海道のテンサイと、沖縄のサトウキビから作られるものが有名ですが、沖縄だけあって、さまざまな黒糖菓子が売られています。
黒糖コーナーがあるのもさすが沖縄。
ただし「沖縄の黒糖」と一括りにしてしまうのは、実はちょっともったいない。沖縄黒糖は、伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島など島ごとに作られ、土壌や気候の違いで色・香り・味わいにも個性があります。
沖縄の黒糖づくりは1623年、琉球王国の使節が明から製糖法を持ち帰ったことに始まるとされ、その後は王国の財政を支える重要産業になりました。2025年には「沖縄黒糖」が地理的表示(GI)にも登録されています。
棚に黒糖がずらりと並んでいたら、メーカーだけでなく「どの島の黒糖か」も見てみてください。スーパーで八重山や離島を食べ比べることができます。
個包装になっている黒糖は職場でのバラマキ土産にもぴったり。
一口食べるとなぜか眠気も吹っ飛びます。
たなにあるの、全部黒糖です。
あまりに黒糖菓子の種類が豊富でどれが人気かわかりませんが、人気の黒糖ランキングもありました。
このランキングには入っていませんが、私のお勧めは「ちょっちゅね」という黒糖菓子。
個包装になっているのと、サクサク軽く作られているので、気軽に食べてしまいます。
食べだしたら止まらない、かなり危険なお菓子。
職場にもっていった日には、もうお菓子テロリスト認定間違いなしです。(笑)
ちんすこう
沖縄のお土産といえば名前が出てくるちんすこう。
まぁ空港でも買えますが、スーパーのほうが割引が効いて安かったりします。
あまりに定番になったので忘れがちですが、ルーツを遡ると琉球王朝時代。首里城で作られていた琉球菓子をもとに、王朝最後の宮廷料理人の子孫が現在につながるちんすこうを考案したとされています。
ラードを使うのも、豚を余すところなく食べる沖縄の食文化とつながっています。2024年には、菓子類として初めて地理的表示(GI)に登録されました。
王朝の中にあった菓子文化が、いまはスーパーで気軽に買えるお土産になったと思うと、ちんすこうを見る目も少し変わります。
雪塩ちんすこう ミルク味が人気。
新垣カミ菓子店のちんすこうも知る人ぞ知る素敵なお菓子です。
くんぺん(こんぺん)
ちんすこうと並んで、琉球王朝の歴史を感じるのが「くんぺん」。小麦粉や卵、砂糖で作った生地で、ゴマやピーナッツを使った餡を包んだ伝統菓子です。
琉球王国時代には、中国から来た冊封使の接待や宮廷の行事にも使われたとされ、現在でも法事やシーミーなどのお供え物として登場します。
数百年前なら王府のおもてなしに出ていた菓子が、いまはスーパーのお菓子売場に普通に並んでいる。これも沖縄スーパーの面白いところ。
なお、この記事の「その他のお菓子」に出てくるタンナファクルーは、くんぺんが庶民には高価だった時代に、その代わりとして広まったとされるお菓子。王朝のお菓子と庶民のお菓子を食べ比べるのも面白いです。
カメせんべい
黒糖やちんすこうではちょっと物足りないあなたには、より沖縄でしか買えない感が強い、こちらのおせんべい。
沖縄の人ならだれでも知っているおせんべいですが、ビーチで食べていたら、またまたライフガードのお姉さんに「渋いっすね!」と言われました。(笑) 年配の人向けかも?
梅花(うめふぁ~)と梅小亀
観光客が紅いもタルトやちんすこうを見ている横で、沖縄の人が普通に買っている。そんなローカル駄菓子を探すなら玉木製菓です。
「梅花(うめふぁ~)」は、花びらのような軽い生地に梅の風味をきかせた甘じょっぱいお菓子。「梅小亀」はカメせんべいを一口サイズにした梅味です。
沖縄県の観光情報でも、サンエーの売上をもとにした「県民のおなじみ商品」として紹介されるタイプのお菓子で、観光客向けに作られた沖縄菓子とは少し立ち位置が違います。
個人的には、こういう100円台のローカル菓子を見つけたときの方がスーパー巡りは楽しい。旅行者が知らない「沖縄のお菓子売場」が見えてきます。
ドーナツミックス
自宅に帰って作れる沖縄の味。
沖縄のドーナツ、サーターアンダギーのミックスです。
お土産としてもかなりの人気です。
沖縄らしくベニイモ入りも。生の紅芋は検疫の関係で本土に持ち帰ることはできませんが、加工食品なら紅芋入りでもお土産に大丈夫です。
価格は時期によって変わりますが、ミックス粉は比較的手頃で、軽くて持ち帰りやすいのもお土産向きです。
ちんびんミックスというのもありました。
ちんびんとは、中国から伝わった沖縄風黒糖クレープで、沖縄では旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に、子供たちの成長と無病息災を祈る為に神仏にお供えした伝統的なお菓子。
もっちりしていておいしいです。
石垣島の超有名直売所で買ってみたちんぴんがこちら。
これは沖縄でしか買えない限定度かなり高めですね。
自宅で作れる沖縄の伝統菓子として、粉もの売場を見ていると見つけることがあります。
ジャーキー・ミミガージャーキー
沖縄のハム会社、オキハムがつくるジャーキー。
なかでも沖縄らしいのが「ミミガージャーキー」。豚の耳皮を乾燥させ、コリコリした食感を残したおつまみです。
沖縄では「豚は鳴き声以外すべて食べる」といわれるほど、肉だけでなく耳、足、内臓、顔まで余すところなく使う食文化があります。ミミガージャーキーは、その豚文化を旅行者でも買いやすい小袋にしてしまった商品ともいえます。
オキハムは、手間がかかり家庭で作る機会が減った沖縄料理をレトルトなどにして残してきた地元メーカー。スーパーに並ぶ加工食品にも、食文化を次の世代に残す役割があります。
アイスクリーム
暑い沖縄ではアイスクリームが大人気。沖縄で有名なブルーシールアイス。
「アメリカっぽい沖縄アイス」というイメージがありますが、それは雰囲気だけではありません。1948年、駐留米軍に乳製品を供給するため、米軍基地の中に作られたミルクプラントがブルーシールの始まりです。1963年に基地の外へ出て浦添市牧港へ移り、沖縄のアイスブランドとして歩み始めました。
いろいろなフレーバーがあります。ブルーシールのカップをスーパーで見ると、戦後のアメリカ統治から生まれた食品文化がそのまま冷凍ケースに残っているようで面白いです。
私が利用した当時は、那覇空港のANAラウンジでもブルーシールアイスクリームが置いてありました。
沖縄土産の定番、紅いもタルトをアイスにした、紅いもタルトアイスもあります。
中身はこんな感じ。
ちんすこうアイスというのもあります。
ブルーシールだけじゃない、沖縄のローカルアイス
沖縄のアイスといえばブルーシールが有名ですが、スーパーやコンビニの冷凍ケースをよく見ると、観光客にはあまり知られていないローカルアイスがたくさんあります。
代表格の一つが沖縄明治の「ソーダセブン」。高級なご当地アイスではなく、昔から町の小さな商店、まちやぐゎーで子どもたちが買ってきたタイプのソーダアイスです。アメリカンクランチなども沖縄らしいローカルアイス。
ブルーシールが観光客にも知られた沖縄アイスなら、こちらは沖縄の子どもの記憶に近いアイス。
冷凍品なので普通のお土産にはしにくいのですが、それが逆にいい。沖縄で見つけたら、その場で食べて帰りたい「本当に現地向き」の一品です。
その他お菓子類
- 沖縄の塩を使った塩飴
- みそクッキー
- ジミー ブランデークッキー (沖縄限定スーパージミーのプライベートブランドクッキー)
- 丸玉製菓 タンナファクルー
- オリオンビアジャーキーとオリオンビアナッツ
- ぷっちょ 沖縄限定シークワーサー味
- パイナップルケーキ プレミアム
- ロイズ石垣島 ポテトチップチョコレート
スーパーで見つけた沖縄県産菓子ランキング
以前、沖縄のスーパーで見つけて撮影した店頭ランキングです。
現在の売上順位とは限りませんが、どんな沖縄菓子が地元の売場で目立っていたのかを見る資料として残しておきます。
「紅いもタルト」は類似品もでるくらい、超有名かつ人気のお菓子です。
沖縄でしか買えない沖縄そば・麺類
沖縄そばは、ラーメンの仲間のように見えますが、沖縄では「そば」として独自の食文化を作ってきました。
面白いのは、そば粉を使っていないこと。1976年には公正取引委員会から「そば」と表示できないと指導されましたが、沖縄生麺協同組合が慣れ親しんだ名称を守ろうと交渉を重ね、「沖縄そば」という名前が認められました。その記念日が10月17日の「沖縄そばの日」です。
本土復帰後、日本のルールと沖縄の食文化がぶつかり、それでも名前が残った。スーパーの袋麺一つにも、そんな歴史があります。
生めんやインスタントがスーパーやコンビニで売られています。
オキコラーメン
ミニラーメンが入っています。
どこか懐かしい感じがするかわいいパッケージ。
沖縄そば
人気の沖縄そば。インスタントはカップ麺だけでなく袋めんもあります。
明星とマルちゃんがガチンコ勝負。あれ、日清は?
このスーパーでは、明星とマルちゃんが売り場でガチンコ勝負していました。
沖縄そば 生
インスタントもいいけど本格的なのは、生めん。
麺コーナーには、沖縄そば用の麺が沢山。
スープもあります。
電子レンジがあるホテルならチルド麺を買ってホテルの部屋でも食べられます。
お夜食用にどうぞ。
沖縄限定調味料
塩
海が綺麗な沖縄。スーパーには沖縄の「マース(塩)」がたくさん並んでいます。
写真のシママースも沖縄を代表する塩ですが、原材料を見ると少し意外です。現在のシママースは、メキシコまたはオーストラリアの天日塩を沖縄の海水で溶かし、再結晶させて作られています。
「沖縄の塩なのに、なぜ外国の天日塩?」
理由を遡ると本土復帰に行き着きます。復帰後、塩専売法の規制で沖縄の伝統的な海水製塩ができなくなりました。それでも沖縄のマースを復活させたいと有志が会社を立ち上げ、当時認められた「天日塩を沖縄の海水で溶かして再結晶する」方法で製造許可を取得。これがシママースの始まりです。
1997年に塩専売制度が廃止された後は、念願だった沖縄海水100%の塩も作れるようになりました。
原材料表示を見ると、本土復帰後の沖縄現代史まで見えてくる。そんな商品です。
小さくて必ず使うものなので、お土産にもぴったり。
島唐辛子
コーレーグス (唐辛子を意味する沖縄方言)沖縄の泡盛に唐辛子を漬け込んで作られた香辛料。
島こしょう ピパーチ
八重山まで行くなら探したいのが、ピパーチ(ピパーツ、フィファチとも)。ヒハツモドキという植物の実を使った香辛料です。
普通の黒胡椒とは違い、ピリッとした辛さの中にシナモンのような甘い香りがあります。八重山そばにかけるのが定番ですが、昔は家の石垣や塀につるを這わせ、身近な香辛料として使ってきました。
つまり「沖縄の珍しい胡椒」というより、八重山の庭先にあった味。沖縄料理を一括りにせず、島ごとの食文化の違いを感じられる商品です。
小瓶で軽く、常温で持ち帰れるのでお土産性能も高め。そばだけでなく、肉料理、コーヒー、ミルクティー、バニラアイスなどに少量かけても面白いです。
ラー油
全国的大ブームにもなったペンギン食堂の石垣島ラー油も沖縄県内スーパーで購入可能。
結構、良い値段がしますね。
ソース
オキハムのソースに、A1ソースとかNo.1ソース。
以前はA1もNo.1も輸入物だと思っていましたが、調べてみると全然違いました。
A1ソースは英国製。沖縄のステーキ文化では長年定番でしたが、品質上の問題で2024年に販売を休止し、2026年6月に約2年ぶりに沖縄へ復活しました。地元で「A1が帰ってきた」とニュースになるくらい、沖縄では存在感のあるソースです。
一方のNo.1ソースは輸入品ではなく、日本の木戸食品が沖縄の老舗「ジャッキーステーキハウス」と共同開発した国内製造の商品。
同じ棚に並び、どちらも沖縄のステーキ屋で見かけるので似た生い立ちに見えますが、実は片方は英国生まれ、片方は沖縄の店と国内メーカーが作った味。スーパーのソース売場も掘ると奥が深いです。
シークヮーサーポン酢
島らっきょうや海ブドウだけでなく焼き魚やサラダにもあうシークワーサーのポン酢。
シークワーサーポン酢のおすすめは、「座間味のシークヮーサーぽん酢」や「赤マルソウのシークワーサーポン酢 」
シークワーサーポン酢は東京ではカルディで売られているところもあるそうです。
スクガラスとワタガラス
珍味。スクという小魚の塩辛(ガラス)、スクガラス。
ホテルの朝食会場に豆腐のとなりにおいてたので試してみました。
ワタガラスも。ワタは魚の内臓。カツオの内臓の塩辛で本土の酒盗(しゅとう)と一緒ですね。
油みそ
スクガラスはかなりエキゾチックでしたが、万人受けしそうなのは油みそ。
油みそは沖縄名物で、沖縄の人は油みその事を「アンダンスー」(アンダは油、ミスーは味噌の意味)と呼びます。
ご飯のお供にどうぞ。
タコライス
沖縄の食堂で食べられる沖縄名物をご自宅でもお気軽に楽しめます。
タコライスの誕生は1984年。米軍キャンプ・ハンセンのある金武町で、若い米兵に「安くてお腹いっぱいになるものを」と考え、タコスの具をご飯にのせたのが始まりとされています。
メキシコ料理のタコス、アメリカ軍基地、そして日本の米。三つが沖縄で混ざって新しい郷土料理になった。戦後沖縄を象徴する食べ物の一つです。
スーパーに並ぶタコライスの素も、元をたどれば基地の街から始まった一皿です。
その他スーパー限定食品
沖縄限定ボンカレー
スーパーのレトルトカレー売場で、女優・松山容子さんの懐かしいパッケージを見つけたら注目です。これは「沖縄限定ボンカレー」。
ボンカレーは1968年に生まれた世界初の市販用レトルトカレー。面白いのは、この商品が最初から沖縄限定として開発されたわけではないことです。
松山容子さんのパッケージのボンカレーは、かつて全国で売られていました。その後、本土ではボンカレーゴールドの味が好まれるようになる一方、沖縄では昔ながらのボンカレーが特によく売れ続けたため、全国販売終了後も沖縄だけで販売が続きました。
沖縄限定だから作ったのではなく、沖縄の人が買い続けたから沖縄限定になった。
発売当時の味わいを残す、いわば日本の食品産業史の「生きた化石」が、沖縄のスーパーでは何食わぬ顔で普通のレトルトカレーとして並んでいます。こういう商品を見つけると、スーパー巡りはやめられません。
コンビーフハッシュ
沖縄のスーパー土産として、個人的にかなりおすすめなのがコンビーフハッシュ!
台風に備えた常備食としての役割もあり、コンビーフハッシュの賞味期限は製造日から1年半。
沖縄の多くの家庭で常備されている食品です。
こっちは無添加!
あおさ
軽い、お手頃とお土産の要素を兼ね備えたあおさ。
食卓に沖縄の海の香りを。
納豆
お土産として持ち帰るのは難易度が高そうですが、沢山の種類の納豆が売られていました。
沖縄の人も納豆食べるんですね。
島豆腐「あちこーこー」
しまどうふも沢山。
スーパーによっては、できたて熱々の「あちこーこー豆腐」が置かれています。沖縄では、豆腐は冷たいものとは限りません。
この売り方、実は一度なくなりかけました。1972年の本土復帰で日本の食品衛生法が適用されると、豆腐は冷蔵するか、冷水にさらして保存することが原則になりました。ところが沖縄では、水にさらさず熱いまま売るのが昔からの食文化。
豆腐業界が「このままでは沖縄の豆腐文化がなくなる」と陳情を重ね、1974年には、水さらしをせずすぐ販売する豆腐を例外とする規定が設けられました。
本土のルールに沖縄の食文化を合わせたのではなく、最後はルールの方が沖縄の食文化に折り合いをつけた。
スーパーで熱い豆腐を見つけたら、それ自体が本土復帰をくぐり抜けて残った食文化です。
スープ
沖縄県の郷土料理のスープもご家庭でお気軽に。
てびち汁は豚足を使った汁物。
なかみ汁(中身)は、豚のモツのスープ。
ヤギ汁とはその名の通り、山羊のスープ。
かちゅー湯
もっと地味で、もっと家庭的なのが「かちゅー湯」。かつお節と味噌に熱湯を注ぐ、沖縄の即席みそ汁のような料理です。
昔から風邪のひき始めや二日酔いなど、「ちょっと調子が悪い」というときに家で作られてきた味。豪華な琉球料理ではなく、沖縄のお母さんやおばあちゃんの「とりあえずこれ飲んでおきなさい」に近い食べ物です。
今では味噌とかつお節をセットにした即席商品もスーパーで売られています。
観光料理を買って帰るだけでなく、現地の人が体調を崩した日の味まで持って帰れる。これもスーパー土産ならではです。
さらにディープな豚肉と島野菜
もっとディープな沖縄食材を探すなら、オキハムなどのチラガー(豚の顔皮)もあります。豚を余すところなく食べる沖縄らしい商品です。
島らっきょうは季節や店舗によって品揃えに差がありますが、見つけたらぜひ。塩漬けや天ぷらにすると泡盛に合います。
石垣島なら、スーパーだけでなくこちらもかなり濃いです。
【石垣土産なら】JAファーマーズマーケットやえやま ゆらてぃく市場
果物
意外とスーパーで売られている沖縄の果物というのは少ない。
時期が悪かったのかな?
マンゴー
ご存知マンゴー。
写真を撮った当時は箱入りで2,500円前後からありました。マンゴーは時期・サイズ・等級で価格差が大きいので、現地価格を見比べるのも楽しみです。
グァバ
グァバはフトモモ科の植物で沖縄ではバンシルーとも呼ばれています。
ジュースの他、葉っぱを使ったお茶も。
オトナの沖縄お土産
沖縄タバコ
沖縄には、復帰前から続く沖縄限定の紙巻きたばこ銘柄もあります。
「バイオレット」は販売終了し、現在残る沖縄県限定銘柄は「ウルマ」。
ウルマは1960年に沖縄の琉球煙草が発売したブランドで、本土復帰後の1972年に日本専売公社へ引き継がれました。現在のJTの商品情報上でも発売日は1972年5月15日、沖縄本土復帰の日になっています。
おすすめというより、復帰前の沖縄企業の商品が形を変えながら今まで残っている、という産業史として面白い存在です。
琉球酒豪伝説
ウコン。キャッチコピーは、「呑まれる前に飲め!」
沖縄限定お弁当やパン お惣菜
小腹がすいたときに。
パン
沖縄のパン会社、ぐしけんパンのなかよしパン。黒糖を使ったパンが沖縄ならではのパンじゃないでしょうか?
ぐしけんぱんのなかよしは、どこか、やる気がないように見えるかえるくんのキャラクターがかわいい。
ゼブラパンも有名。ゼブラパンは、沖縄で有名なご当地パンで、オキコ株式会社が製造しているロングセラー商品です。特徴は、黒糖シートと粒入りピーナッツクリームが層状にサンドされたボリュームたっぷりのパンで、横から見ると白と黒のシマシマ模様がゼブラ(シマウマ)に似ていることからその名前がつけられました。
味は、黒糖のほのかな甘さとピーナッツクリームの香ばしさが絶妙にマッチしていて、ふわっとしたパン生地と一緒に楽しめます。サイズが大きく、ずっしりしているのも特徴で、1個で満足感が得られます。公式のおすすめでは、軽くトーストすると表面がカリッとなり、ピーナッツクリームがとろけてさらに美味しい。
うず巻パン
同じオキコでもう一つ探したいのが「うず巻パン」。パンにバタークリームを塗ってくるくる巻いたローカルパンです。
特徴は、クリームの砂糖を完全に溶かさず、あえてシャリシャリした食感を残していること。この「ちょっと懐かしい甘さ」が長く親しまれています。
メーカーのオキコ自体も面白く、1947年の創業時に作っていたのはパンではなく赤瓦や煉瓦。その後、お菓子、麺、牛乳、パンへと事業を広げてきました。戦後沖縄の暮らしに必要なものを次々作ってきた会社、と見ることもできます。
なかよしパン、ゼブラパン、うず巻パン。沖縄では「パン売場」だけでもかなりローカル文化が濃いです。
おにぎり
我が家の長女は沖縄に行ったら必ず食べたがるのがSPAMにぎり。
油みそもどうぞ。
沖縄の炊き込みごはん、ジューシーをおにぎりしたものも、コンビニ各社で発売されています。
ジューシーは、ジューシーの素も売られています。
チャンプルー
チャンプルーは、沖縄の言葉で「混ぜこぜにしたもの」にしたという意味。
今では全国的に有名になった「チャンプルー」もしっかり素があります。
沖縄のスーパーで気になったこと
豚肉関連の缶詰や食材は多いんだろうなと予め想像していて、その通りだったんですが、想定外だったのがツナ缶。
種類も多いし、普通のスーパーで箱売りされているのにはびっくりしました。
946mlのおいしい牛乳
想定外といえば、牛乳のおいしさ。
暑いところなのに、濃厚な味わい。
パックのデザインや牛乳の名前も面白いものが多いです。
おっぱ牛乳とか。(笑)
よくある1リットルパックに見えて、中身が946mlの商品が多いところも沖縄の牛乳の特徴です。
946mlは、アメリカの容量単位で1/4ガロン。沖縄がアメリカの統治下にあった時代、米国製の充填機などが使われた名残が今も残っています。473mlなら1/8ガロンです。
スーパーで「なんで1Lじゃないんだろう?」と数字を見ただけで、戦後沖縄の歴史にたどり着く。こういう発見があるから沖縄のスーパーは面白いです。
お麩
お麩も大量にうられていましたが、チャンプルーに使うそうです。
沖縄のスーパーとコンビニ
沖縄ならではの限定品が買える沖縄のスーパーとコンビニ。
スーパー
イオン・マックスバリュ
ナショナルスーパーのイオン。イオンモールもあります。
本土資本のスーパーですが、沖縄限定品コーナーもあったりしてしかも商品も充実していました。
サンエー
1950年に宮古島で開業したオリタ商店が前身。沖縄を代表する地場スーパーで、「サンエー浦添西海岸パルコシティ」や「那覇メインプレイス」など大型商業施設も展開しています。
レンタカーを借りないで観光する場合は、モノレールに近い大型店、「サンエー那覇メインプレイス」がおすすめです。
フレッシュプラザ ユニオン
「今、あいています! ユニオンですから」のキャッチフレーズでおなじみの地場スーパー。店舗によって営業時間は異なります。
どこかで聞いた事があるようなフレーズですね。(笑)
りうぼう
他のスーパーに比べると若干お高めのデパート的なスーパー。クイーンズ伊勢丹のような感じかな。
デパート系の品揃えもあり、少し上質な食材を探すときにも便利です。
かねひで
地域密着型のリーズナブルな庶民派スーパー。観光客向けというより、地元の日常の買い物を覗きたいときに面白いです。
Jimmy’s(ジミー)
赤レンガのお店が特徴的な、アメリカ的な雰囲気の沖縄ローカル店。
でも、このアメリカ感は後から作った演出ではありません。1956年、米軍基地で働いていた創業者が「アメリカの豊かな食文化を沖縄の人にも届けたい」と、外国食品や日用品を扱う小さな「ジミーグロセリー」を始めたのが出発点です。
そこからパン、ケーキ、デリカ、レストランへ発展。ジミーのお菓子は沖縄では贈答品としてもおなじみです。
店内を歩くと、戦後のアメリカ文化を沖縄の暮らしがどう自分たちのものにしていったのかが見えてきます。
ちなみに、ジミーの名前は創業者・稲嶺盛保さんのニックネームから来たそうです。
コンビニ
北海道のセイコーマートのような沖縄独自ブランドの大手コンビニはありません。
ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンが出店しています。
沖縄ファミリーマートはリウボウグループ、ローソン沖縄はサンエーとの合弁会社というように、全国チェーンでも沖縄の地場企業との結びつきが深いのが特徴です。
セブン-イレブンの沖縄初出店は2019年7月11日。47都道府県の中で最後の進出でした。
まとめ|沖縄のスーパーは小さな食文化博物館
沖縄でしか買えないものを探してスーパーを歩いていると、最初は「珍しいお菓子はないかな」くらいだったのが、だんだん棚の見え方が変わってきます。
琉球王朝から続くお菓子。
本土復帰で日本の制度とぶつかりながら残った豆腐やそば、塩。
アメリカ統治時代の名残を感じる飲み物やアイス。
八重山の家の庭先で育てられてきた香辛料。
沖縄のお母さんやおばあちゃんが家族に作ってきた味。
そして、本土では姿を消したのに沖縄の人が買い続けたことで残ったボンカレー。
全部、同じスーパーの棚に並んでいます。
有名なお土産を買うなら空港でも十分です。
でも、せっかく沖縄まで来たなら、一度は地元のスーパーへ。
「これ、沖縄の人はどうやって食べるんだろう?」
そんなものを一つ買って帰る方が、沖縄らしいお土産になるかもしれません。
沖縄のスーパー巡りは、お土産探しというより、小さな食文化博物館を歩くようなものなのです。
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