タクシーアプリDiDi。ちょっとした買い物やお出かけにDiDiをよく使っています。高級車が配車されるDiDi Special、普通のタクシーがくるDiDi、DiDiを使ってみた感想と知っていると便利な情報、注意事項をまとめてみました。お得にDiDiを使う方法も紹介します。
DiDiとは？
DiDiは中国最大手の配車サービスの名前。Uberみたいなものです。
日本では2019年よりサービスが開始されました。
ソフトバンクも出資している関係からか、日本でのサービスは、DiDiとソフトバンクとの合弁会社DiDiモビリティジャパンがサービスを展開しています。
営業上手なソフトバンクらしく、コロナで困っているハイヤー会社に積極的な営業をかけており、DiDi Specialではハイヤーをタクシーのように手軽に乗ることが出来ます。
DiDi Specialの車種
DiDi Specialは大体、アルファード。運がいいとアルファードの中でも革張り独立シートの上級グレード、更に運がいいとメルセデスベンツのSクラスやトヨタ グランエースが配車されてくることもあります。
DiDi Specialの車種
DiDi Specialをコロナ期間中何度も利用していますが、車が大体がアルファード。
アルファードの色はだいたいが黒のアルファードで、たまに白や、紫？っぽい色のアルファードだったりベルファイアが来ることもあります。
アルファードといっても、普通のアルファードではなくVIP用のアルファードが殆ど。
DiDiで配車されるアルファードの全部が全部そういう車ではないのですが、大体は、独立シートで革張りになっていて電動リクライニング付きのファーストクラスのような座席のアルファードが良く配車されます。
DiDi Specialのアルファード以外の車種では、クラウンハイブリッド、エルグランド、メルセデスベンツのSクラスがきたこともありました。変わったところでは、トヨタ グランエースやテスラのモデル3も。
DiDiの黒のアルファード。高級ホテルにも似合います。
コロナ前は、中国人の富豪を相手にしていたようなインバウンド向けのサービスがDiDi Specialに流れてきているそうです。
ハイヤー会社からみれば、Uberの方が稼げるそうなのでUberをやりたいそうなのですが、Uberは新規募集を停止してしまっているそうで仕方なくDiDiに登録しているそう。
車はアルファードで立派ですが、整備不良なのか、サスペンションがギシギシいう車もあったりするので、当たりはずれはあります。
Sクラスが来ることも。
DiDiで頼んだ車で、一番良かったのは、メルセデスベンツのSクラス。
アルファードのように自動ドアではないので、運転手さんがドアを開けてくれます。
シートは、マッサージ機能付き。マッサージをしている間に目的地に到着です。
マッサージのモード設定の他、テレビの操作を行うリモコン。
トヨタ グランエース
Sクラスが一番と思っていましたが、それを超える存在が現れました。
その名もトヨタグランエース。これもDiDi Specialで（運がいいと）配車されます。
トヨタ グランエースは、運転手さん曰く、オリンピックで来日した要人用に開発されたといううわさもあるそう
大柄な車体にゆったりとした独立シートが配置されています。
感じ的にはメルセデスベンツのVクラスを和風にした感じ。
設備も充実。
アルファードよりも座席ポジションが高く、窓が体の下に来る感じです。
車内も広々してました。
広々しているのでSクラスよりいいかも。
Sクラスのようにマッサージシートはありませんでしたが、ちょっとした移動には、これで十分カモ。
DiDi Specialでは車種は選べない
DiDi Specialでは車種は選べません。メルセデスベンツは今のところ一回しか来たことがないので、運がよかったのかもしれません。
DiDiの評判と感想
タクシーサービスのDiDi、DiDiのハイヤーサービス、DiDi Specialを使ってみた感想です。
使い勝手はUberのよう
DiDiはUberのよう。
DiDiの感想は、一言でいうとこれです。
アプリで配車し、乗車時の操作や支払い時の操作は不要。
配車で場所をピンポイントで指示できること、迎えにくる車がいまどの辺を走っているかもわかりますし、目的地もアプリ経由で伝えられます。車を降りるときも勝手に決済してくれるので、お金の受け渡しが不要。
慣れてしまうと、タクシーを捕まえたり、場所を指示したり、支払をするのが面倒に感じられてしまいます。
Uberとの違いは、DiDiでは普通のタクシーの配車も頼めるところ。
日本では、UberはUber Blackのハイヤーサービスしか頼めませんが、DiDiでは一般のタクシーも頼むことが出来ます。
DiDi Specialがハイヤーサービスなので、UberでいうところのUber BlackがDiDi Specialになります。
意外と低料金
DiDi Specialの料金は、時間距離併用です。
都内では、5.5～6km、乗車時間が15-20分で大体2600-3000円が目安。
車種による値段の違いはありません。
アルファードでもメルセデスベンツのSクラスでも、クラウンハイブリッドでも値段は一緒です。
ちょっとした買い物や習い事の送り迎えに使うお客さんもいるそうです。
深夜料金がかからないので、夜遅い人や早朝出かける人にはいいかも。
コロナが終わった後に人気が出そうですね。
ナビが最悪
DiDiの運転手さんから聞いたのですが、お客さんとのトラブルで一番多いのが目的地までのルートだそうです。
DiDiの運転手さんだけが見ることが出来る、DiDiのナビは、変な道を案内されることも多いらしく、車のナビと合わせて使う運転手さんも多いとか。
道順について、こだわりがある人は、あらかじめどのルートで目的地に行くか、運転手さんと会話しておくことをお勧めします。
配車可能エリア
使ってみて、DiDiスペシャルが満足いかなかった点は、配車可能エリアが限られているという点も挙げられます。
24年4月時点でのDiDi Specialの配車可能エリアは以下地域に限定されています。
- 千代田区/中央区/港区/渋谷区/新宿区/品川区/目黒区/豊島区
- 羽田空港/成田国際空港
出発地が上記エリア以外ですとDiDi Specialは選べず、DiDiしか選べません。
ちなみに、DiDi Specialは出発地は限定されていますが、目的地は限定されていません。
なので、目的地は、上記エリア以外の場所にも行くことが出来ます。
DiDi Specialは空港が目的地や出発地に選べるようになっているので、空港の往復に便利ですね。
【羽田空港定額最安は?】定番タクシー会社からUberとカーシェア
配車時間が遅い
DiDi Specialを使っていて不満に思うこと第一位は配車。DiDi Specialでは車がなかなか捕まらなかったり、運よく捕まっても車が来るまで遅かったりすることが殆どです。
しかもせっかくDiDi Specialが捕まっても、配車迄の時間が長いと運転手さんからキャンセルされてしまうこともあります。20分かけて迎えに行くよりも近くでお客さんを乗せた方がいい、と考えるドライバーさんも若干いるようです。
（これはDiDi Specialに限った話ではなく、DiDiでもたまにキャンセルを食らったりします。）
運が悪いと、５分以上、タクシーが捕まらず、最初から注文を行う必要があります。
呼び出し中にキャンセルをしたい場合は、画面の下から上にフリックすると、キャンセルボタンが現れます。
DiDi Specialより普通のDiDiの方がまだ捕まりやすいので、急いでいるときはDiDiがいいかもしれません。
車が来るまで時間がかかる
そして、配車が成功しても、DiDi Specialは、遠いところから回送されてきたりで、すぐに車に乗れるわけではありません。
5-6km離れた遠いところから車が来たりすることもあるので、車が捕まってから大体10-15分ぐらいは待つ心づもりでいると、ちょうどいいかもしれません。
Uberのように、到着予定時間と一緒に車がどの辺を走っているのかがアプリ上でわかるようになっていて、乗車した後も、自分がいる位置を誰かにリアルタイムで共有することが出来ます。
この辺はワッツアップみたいですね。
夜20時以降になるとわりとすぐつかまりやすくなりますが、朝とかお昼は３０分以上まってもなかなか捕まらないことがしょっちゅうです。
乗車位置の変更は１回まで
配車が確定してから車が来るまでに、乗車位置の変更というか微修正を行うことが出来ます。
操作は簡単で地図上で乗り場を指定するだけです。
これで、待ち合わせをする場所をピッタリ指定することが出来ます。
但し、乗車位置の変更には制限があって、最初に指定した場所の近辺であることと、変更は１度までになります。
配車が確定するまで車がどこから来るかわからないので、乗り場によってはすごい回り道になってしまうこともあるのですが、配車確定後に乗り場を変えることで早く乗れるようにすることもあります。
DiDiユーザーの評価は？
Uberだとドライバーからユーザーにも評価がされますが、DiDiの場合は、ドライバーからのDiDiユーザーへの評価はないそうです。
DiDi Special
DiDiで車を呼ぶとき、普通のタクシーか、ハイヤーサービスのDiDi Specialを選択できます。
今回の記事で紹介したものは、DiDi Specialの内容になります。
で、結局お勧めできるのか？
正直いえば、個人タクシーのような運転のうまさはありませんが、いい車が配車されること、アプリで車がどこまで来ているかわかること、値段も高くないこと、降車時にいちいち小銭をやり取りしなくてもアプリで勝手に決済してくれるという便利さもあり、都内でタクシーをよく使う方には、おすすめできると思います。
いまは、初回は無料で乗れるので、試してみてはいかがでしょうか？
DiDI Specialで羽田空港まで行ってきた / 羽田空港から都内にもどった時の話
DiDiスペシャルを使って港区から羽田空港まで行ってきました。
羽田空港から都内まで帰ってきた話も。
羽田空港のどこにDiDi Specialは迎えに来てくれるんだろう？ と思ったら、納得のあの場所でした。
DiDi Speacialで都内から羽田空港まで / 羽田空港から都内まで
DiDIのクーポン
2024年3月最新版のDiDIのクーポンコード・お友達紹介クーポンを紹介しています。
DiDiの紹介クーポンを使うことで無料でハイヤーに載ることが出来ます。よかったらどうぞ。
【2024年3月最新版】DiDiのお友達紹介コードと最大10000円キャンペーンを紹介します
