この夏は北海道のキロロリゾートに家族旅行で行ってきました。小学3年生、1年生、2歳の幼児計3人の子供連れ旅行の旅行記です。東京は35度越えでもキロロは20度以下。東京は酷暑でもキロロではフリースがないと肌寒いぐらいです。夏バテとは無縁の文字通りの避暑ができました。
目次
キロロリゾート
キロロは北海道のスキーリゾートです。ニセコ、ルスツ、トマム、富良野等、有名なリゾートが北海道にはいろいろありますが、キロロはプライベート感があるリゾート。新千歳空港から車で90-120分ぐらいの距離にあります。
もともとはヤマハのリゾートでしたが、現在は運営が変わり、ホテルをマリオット系列にリブランドしています。
トリビュートホテルとシェラトンホテルという二つのホテルがあり、二つ合わせると客室数が400室以上ある巨大リゾートです。
わが家では冬によく行くのですが、夏のキロロも気になっていました。
夏のキロロは今回が初訪問です。
北海道の温泉地を回って、キロロには2泊3日で行ってきました。
キロロリゾートの夏
キロロリゾートがあるのは、北海道の赤井川村。赤井川村は、なにもないところが良いところ。
なにもないところですが、「日本の美しい村連合」にも加盟するぐらいの村なので、周囲360度森林に囲まれた自然豊かなところです。
2018年の夏は東京では35度を超える日が続く酷暑の夏でしたが、キロロの夏は暑さとは無縁。
終日長袖で爽やかな高原の夏の日を満喫できました。
キロロには2泊したのですが、滞在中にしたことを紹介します。
キロロリゾート プールと温泉
室内プール
初日はチェックイン後、プールに行きました。
夏でも肌寒い北海道ですが、室内プールがありプールの中は快適。
水温もちょうどいい感じでした。
夏休みも終わりの方だったからか、殆ど、貸し切り状態で使う事ができました。
プールは水もキレイで大満足。
体が冷えたらプール内のジャグジーやサウナであったまる他、外の露天風呂に行くこともできます。
プールからいける露天風呂は男女とも水着着用なので、家族みんなで入れるのが嬉しいですね。
キロロの温泉
プールの上には、「森林の湯」という名前の温泉施設があります。
こちらは水着着用不可で男女別。
源泉かけ流しの露天風呂もあります。
男女別なので、待ち合わせは更衣室脇のマッサージチェアが置いてあるところが便利です。
こ上がりもあって、広々しています。
ゴンドラで山頂へ
翌日二日目は、二泊三日の中日で移動無し。
荷物をほどいたり、荷造りをしたりする手間がないので連泊はラクです。
この日は、まず、ゴンドラで山頂まで散歩しに行ってきました。
冬はスキー・スノーボード客を運ぶゴンドラが山頂まで運行されています。
冬のスキー場との様子の違いに家族でビックリ。
雪で覆われている個所が、池になっていたり、階段が現れていたり、面白かったです。
ゴンドラは、ほとんどお客さんがいなくて、貸し切り状態。
まったく待たずに乗れました。
山頂はあいにくの天気でしたが、登山道へ。
クマも住んでいるという人の手がほとんど入っていない山の中です。
登山道を少し行ったところに展望台があるということでそこまで軽くハイキングに行ってきました。
展望台からの眺め。あいにくの悪天候だったので、遠くまでは見渡すことはできませんでした。
登山道は、草が刈られていますが、足場は必ずしも良いとは言えないので、余市岳まで登山をするなら本格的な準備が必要かも。
余市岳は無理でも展望台まで木道で整備してもらえればいい散歩コースになると思います。
本当の山頂までは、行って帰って3時間のコースということなので、子供が大きくなったら、いつか行ってみようと思います。
ニイサの鐘
ゴンドラの駅まで戻って、周辺を散策。
冬は手が届きそうな鐘も、遥か頭上にあるのを見てビックリ。
高山植物の可憐な花に心癒されました。
キロロ グランシップ
温泉設備の近くにグランシップという施設があります。
ボールプールやボルタリングができる屋内型の施設で、幼児が遊べるコーナーもあり、小さい子から小学生まで遊べます。
海外のリゾートだとキッズセンターみたいな所です。東京でいうとアソボーノみたいな。
ゲームセンターにあるようなゲームも無料で楽しめます。
ここを利用するのは初めて。子供はかなり気に入っていて、食事の時間で出るのを嫌がるほど。
子供たちは、ちょっと変わった卓球台でパパとピンポンをするのがお気に入りだったようです。
小さな子供がおままごとをして遊べる場所もあるので、冬のスキー時に幼児の時間つぶしにここも使えそうです。
キロロでは、以前は、ベビーシッターサービスがあったのですが、それがなくなっちゃったので、ここを使ってサービス初めてもいいんじゃないかなと思いました。
ちなみにグランシップの脇には、カラオケがあり、冬はカラオケで遊んでいました。
キロロリゾート バーベキュー
夏らしく、BBQもありました。
キロロリゾート プレミアムバーベキューという名前のBBQです。
トリビュートホテルの屋外にBBQテーブルがあり、そこで食べる仕組み。
北海道産にこだわった食材のBBQがウリ。
地のものが食べられるのは旅行の愉しみですよね。
最初はサラダが出されます。
大人用のBBQメニューは、お肉か海鮮を選びます。
両方を試してみたかったので、一つずつ頼みました。
こちらはお肉。
こっちは海鮮BBQ。
子供用のメニューもあり、3人子供がいますが、一つ注文。
お肉と海鮮が入っています。
新鮮な海鮮焼き。
〆の焼きおにぎりは、パルメザンリゾット焼きおにぎり。
デザートはマシュマロとホイップクリームが乗ったバナナ。
そのままでも焼いても食べられます。
量は十分。食材も新鮮でした。
大きなホタテも入っていました。(こちらはあらかじめナイフで切り込みを入れて、取り外ししやすくしてくれると食べやすかったかな?)
BBQ会場は、生演奏の音楽もあったりして、にぎやかな感じでした。
屋外なので、子供がウロウロしても騒いでも気にしなくていいのも、子供連れにはいいかもしれません。
赤ちゃん、幼児用のハイチェアもありました。
ちなみに、2018年のBBQは、トリビュートホテルから外に出た広場での開催でしたが、年によっては、ホテルの外でBBQをやることもあるよう。川の近くでのBBQだったみたいです。こっちの方も気になりますね。
キロロのプレミアムバーベキューが最高すぎた【子どもとお出かけ】
建設中のコンドミニアムの脇の小川でやっていたのかな?
あそこの小川は気持ちがいい場所だったので、建設工事が終わったらもどっているといいな。
キロロプレミアムバーベキュー料金
2018年のキロロプレミアムバーベキュー料金は、大人が5000円、子供が3500円。
毎年だいたいこのぐらいの値段のようです。
ホテルのBBQと思えば、良心的な価格ですね。
キロロリゾートの夏の服装
北海道のさらに、標高の高いところにあるので、夏でもかなり涼しいです。
同じ日に東京は35度でもキロロは20度以下でした。
服装は東京や関西の秋から冬ぐらいの感じで用意するといいと思います。
わが家は、長袖のパーカーに、フリースを持っていきました。
予備でダウンジャケットも持っていこうかと思いましたが、小さくたためてかさばらないので荷物に入れておいてもいいかもしれません。
キロロへのアクセス
夏はレンタカーで行くのがラクチンです。
空港出口まで持ってきてもらえてレクサスRXのレンタカーが24時間1万円でした。
夏のキロロの感想
派手な遊園地のようなものはありませんが、プール、温泉といった設備があり、クマが住むような大自然の中にもゴンドラで気軽に行けてしまう夏のキロロは、穴場的な場所だと思います。
人も多くなく静かで、何より涼しい。フリースが必要なほどです。
涼しさは最高の贅沢です。
夏のキロロは、BBQやプール、温泉にアクティビティと、2泊3日では回り切れないほど。
キロロリゾートは、周囲に宣伝しまくっているせいか、キロロに行くと知り合いに必ず会うのですが、今回も次女の幼稚園時代の知り合いに会いました。
プールであったので、区民プールのようでした。(笑)
キロロであった知り合いのご家族も3泊したけど回り切れなかったとのことなので、がっつり体を動かしてアクティビティをされたい方にもお勧めです。
私たちは、今回は時間がなくてできませんでしたが、夏ならではのマウンテンバイクやセグウェイ、散策ツアー等、いろいろなアクティビティがあります。
夏のキロロの気になる宿泊代は、公式ホームページでは、お値段も家族5人で2万4千円弱。朝食込でこの値段なので北海道のホテルの中ではかなりコストパフォーマンスが高いホテルではないでしょうか? お勧めです。
わが家の冬のキロロでの滞在記はこちらにまとめています。
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