マネーフォワードクラウドは無料で50件まで仕訳できるの?
会計ソフトを使って確定申告の書類を作成するに当たり、仕訳という作業が出てきます。
仕訳とは取引の要素を借方と貸方の2種類で分類し、金額の内容を仕訳帳に書き記す作業のことです。
「借方」と「貸方」の2つの側面で見ることで、行った取引で何が増えて何が減ったのか明確になりますね。
個人事業主向けの会計ソフトのマネーフォワードクラウドは、フリープランだと無料で50件まで仕訳が可能です。
まず最初に、マネーフォワードクラウドの3つの料金プランについて見ていきましょう。
- 無料登録で利用できるフリープラン(仕訳の件数は50件)
- 月額800円で利用できるベーシックプラン(仕訳の件数は無制限)
- 年額17,200円で利用できるあんしん電話サポート付きベーシックプラン(仕訳の件数は無制限)
無料のマネーフォワードクラウド確定申告のフリープランは、以前までは次のルールが設定されていました。
- 取引日ベースで月ごとの仕訳件数は15件まで
- 月間の仕訳件数が15件を超えるとダイアログが表示されて仕訳の登録ができなくなる
しかし、マネーフォワードクラウドは2018年の6月1日から、「月間15件の仕訳件数」⇒「年間50件の仕訳件数」に変更されています。
今までは10月に8件の9月分の仕訳と7件の10月分の仕訳を行うと登録ができなくなりましたが、この改定でいつ仕訳の登録作業をしてもOKというわけです。
「とりあえずマネーフォワードクラウドがどのような機能なのか知りたい」「1年間の仕訳件数は50件以内」という個人事業主やフリーランスは、マネーフォワードクラウドの無料のフリープランに登録してみてください。
マネーフォワードクラウドの無料プランはレシートや領収書の枚数が無制限!
マネーフォワードクラウドの無料のフリープランは仕訳件数が50件と聞き、「ちょっと少ないのでは?」と感じた方はいませんか?
しかし、レシートや領収書の枚数は無制限で、その仕組みについて見ていきましょう。
①1件の仕訳の中に複数種類の勘定科目をまとめて入力する
②1種類の勘定科目の中に1ヵ月分の合計金額を入力する
③1ヵ月分のレシートや領収書数十枚の合計金額を入力する
この方法を使えばレシートや領収書の枚数が多くてもたった1件の仕訳として処理できるため、お金を負担せずにマネーフォワードクラウドを長く利用できます。
小規模な個人事業主やフリーランスであれば、年間の仕訳件数に50件という制限があっても特に支障はありません。
確定申告書の作成まで無料で行えるのが大きな強みですので、クラウド会計ソフトNo.1のマネーフォワードクラウドを試してみてください。