テレビ裏の間接照明に続き、食器棚の上にも間接照明を作ってみました。使ったLEDテープライトはTP-LinkのTapo L930-10。Tapo L930-10はただの調光調色対応テープライトではなく、RGB LEDチップに加えて、白色LEDチップが搭載されていて発色が段違いできれいな本当のフルカラーLEDテープライトです。電球色っぽい色からド派手な色まで1670万色の色を出すことができるほか、エリア毎に色を自動で変化させる発光メニューも色々と用意されています。グラデーションで光が変化する「オーロラ」で、食器棚の上にオーロラを出現させてみました。一つのアプリで複数のテープライトの点灯を管理することができるので、テレビ裏の間接照明と発光パターンを合わせ使ってます。時報替わりに毎日12時と15時は、テレビ裏と食器棚上をオーロラ点灯させて子供も半ば呆れてます。笑
目次
LEDテープライト Tapo L930-10を選んだ理由
今回使ったLEDテープライトTapo L930-10は、TP-Linkが2022年11月に発売したTP-Linkの最新版テープライトの一つです。
LEDテープライトは、本当にいろいろなメーカーがいろいろな種類のものを出していますが、なぜTapo L930-10を選んだ方というと、①色と②ライトのコントロール方法。
テレビ裏の間接照明が、Tapo L930-10の5m版、Tapo L930-5でキレイにできたので、今回の食器棚上もTapo L930-10を選びました。
【テレビ裏の間接照明】RGBW LEDテープライト TP-Link Tapo L930-5 レビュー
光の色がきれい
LEDテープライトの色については、白熱灯色のもの、カラーでも単色のもの、フルカラーなもの、、、と文字通り色々ありますが、Tapo L930-10は、フルカラーのLEDチップに加えて、白色もきれいに出せるように白色LEDチップが搭載されています。
白色LEDが搭載されていることで、発色がきれいなことに加え、スマホやスマートスピーカーでの操作にも対応していて、専用の接続器具を購入することなく、Tapo L930-10だけで、Wifiに接続する事が出来る、LEDテープの中では高級機種になります。
LEDテープには、1メートルあたり30個のLEDや制御の為の半導体チップが載っていて、PUコーティングと呼ばれる、ポリウレタン製の透明な半円上のカバーにLEDチップがコーティングされています。
このPUコーティングにより、チップを汚れや衝撃から保護する他、光がきれいに分散される効果もあるようです。
スマホ操作
Tapo L930-10は、コントローラーにWifiが内蔵されているので、スマホやスマートスピーカーでの操作が可能です。
スマホでは調光調色の他、毎日の発光パターンも設定できます。
基本的な使い方は、5mのタイプと一緒です。
我が家では、スケジュール機能を使って点灯させています。
日没30分前点灯~夜照度を落とす~ 深夜に消灯
というサイクルです。
遊びで、毎正午に「オーロラ」で5分間発光させて時報代わりに点灯させています。
アプリの使い方やその他の使い方は、テレビ裏に使った5mのページで詳しく書いているので、こちらも見てください。
【テレビ裏の間接照明】RGBW LEDテープライト TP-Link Tapo L930-5 レビュー
10メートルのTapo L930-10 5m版のTapo L930-5との違い
Tapo L930は、テープライトの長さが5MのL930-5と10MのL930-10があります。
5m版のTapo L930-5と違い、Tapo L930-10では5mのLEDテープ2本をアダプターに接続できるようになっています。
その他の機能や操作に違いはなく、Wifiへの対応、アプリやAmazon AlexaやGoogle Homeでの操作方法は、5m版と一緒です。
10mのタイプは5mより値段が高くなりますが、値段が倍になるわけではありません。
コントローラーやACアダプターが倍になるわけではないので、5mより長さあたりで見ると、ちょっとお得かもしれません。
Tapo L930-10のアダプターにTapo L930-5についてきたLEDテープを入れ替えて接続する事も出来ました。
注意点としては、Tapo L930-10では、ACアダプターに5mのLEDテープが2本繋がっているので、10Mの長さでLEDテープライトを張りたい場合は電源位置に工夫が必要になります。
LEDテープライト Tapo L930-10の設置と使い方
LEDテープは、LEDテープをアダプタに接続し、アダプタをコンセントにさしてスイッチを入れるだけで使えるようになります。
コネクタの接続にカットが必要なLEDテープもありますが、Tapo L930-10はすんなりつなぐことができます。
設置はLEDテープ背面に3Mの粘着テープがついているので、それをはがして、張り付けて文字通りテープの様に貼るだけ。
粘着テープをはがさずに、LEDテープを伸ばして置くだけでも、使用可能です。
設置はシールをはがさずおくだけでも大丈夫
今回は、2本のLEDテープを使いましたが、一本は、粘着テープのノリが家具に付かないように、マスキングテープの上に貼りました。
マスキングテープは格子状のタイプだと、LEDテープライトが張りやすいかもしれません。
もう1本のLEDテープは、粘着テープをはがさずに、ライトを食器棚の上に置くだけにしました。
写真では3本に見えるのは、一本を途中で折り返しているからです。
間接照明が出来るようコンセントを棚の上に設置しておいたので、電源はそこからとっています。
10mの良さ
5mではなく10mのLEDテープの使い方は、長い区間に貼る方もいるかと思いますが、
照度が欲しいという用途にも使えます。
今回は食器棚上の天井に光を反射させる間接照明を作りたかったので、折り返し分を含めて3本分光を当てています。
5m一本を敷く場合に比べて倍の照度が得られて明るくなりました。
0%~100%まで光の強さを1%単位でコントロール出来るので、
明るすぎるな、と思った場合は光量を落とすことが出来ます。
グラデーションの光がひろがるオーロラという演出がお気に入りなのですが、
3本ラインでも綺麗にオーロラが再現されました。
注意点
Tapo L930-10は、よくあるLEDテープと同様に、LEDテープを切ってよい場所でハサミで切ることは簡単にできるのですが、余分になったテープを再利用したり、切ったテープ通しをつなぐのは、メーカーでは保証外になります。
実際にやってみましたが、まず、PUコーディングをはがすのが難しく、切ったテープ同士をサードパーティー製のパーツでつなぐのは、ちょっと簡単ではありません。
感想
Tapo L930-10は、安いLEDテープライトと違い、白色LEDが搭載されており、グラデーションや調光調色は本当にきれい。
フルカラーは使わず、白熱灯で十分という人にも、様々な色温度や白熱灯の色味が試せるので、おすすめします。
逆に、パーティー用と割り切ってカラーを安く楽しみたい、という人は、白色LEDが搭載されていない機種が安くて良いかも。
TP-Linkでも、5m版が販売されています。
今回、設置した食器棚の上は、テレビ裏と異なり、照明から光を反射させる壁まで距離があるので、どうしても反射光が弱くなってしまいます。夜にほんのり光を反射させる分には十分ですが、昼までもしっかりとした明かりを出したかったので、二重、三重にテープ照明を置いてみました。
狙いは、ズバリあたり! お昼の明るい時間でも壁にオーロラを出現させることに成功しました。笑
LEDテープはマスキングテープの上に張ったり、粘着テープを使わずに置くだけの配置にしているので、しばらく使ってみて、気分が変わったら、他の場所でもテープライトによる間接照明を試してみようと思います。
今後の課題
冷蔵庫の上をどうするか
冷蔵庫の上がぽっかり空いて、間抜け、な状態になっています。
100均で売っているつっかえ棒を使ってみましたが、まだまだ工夫の余地がありそうです。
他の場所にもLEDテープライト
テレビ裏、食器棚上とテープライトを張ってきましたが、次回は、ベッド、ソファ、階段、玄関框。。。
考えるだけでも楽しそうです。
【テレビ裏の間接照明】RGBW LEDテープライト TP-Link Tapo L930-5 レビュー
関連ページ
Tapoスマートテープライトに関するよくある質問
https://www.tp-link.com/jp/support/faq/3370/
今回使ったLEDテープライト