一条工務店

格安!! 一条工務店で防犯カメラを施主支給|10台以上設置した費用・LAN配線・後付けの注意点

施主支給防犯カメラ

一条工務店の新築に、4Kの防犯カメラを10台以上つけました。

カメラとレコーダーは自分で買って渡す施主支給。LANケーブルの配線とカメラの取付は一条工務店です。

設置したのは、犯罪の抑止効果を狙ってのことでした。ホームセキュリティ会社にも見積もりを取りましたが、10分の1ほどで収まっています。

住んでみると深夜に野生動物が横切っていたりして、防犯以外の楽しみもありました。唯一の心残りは、大した値段でないんだし、もっとつければよかったというぐらい。笑

この記事では、施主支給はできるのか。いくらかかるのか。純正のパナソニック製オプションと何が違うのか。後付けはできるのか。紹介していきますが、先に表で結論からいきます。

 

よくある疑問 結論
施主支給できる? できます。カメラとNVRを施主支給し、LAN配線と取付を一条工務店に依頼しています。施主支給のメリットは性能が圧倒的にいいものを、破格の値段で取り付けられるから。
費用はいくら? 台数にもよりますが、4Kカメラ約1万円/台、レコーダー約2.5万円/台、LAN配線と取付が約1万円/か所です。
おすすめの方式は? 新築なら有線LAN一択です。安いし、高性能。LANケーブル1本で通信と給電をまかなえます。
CAT5eで足りる? 足ります。我が家は4KをCAT5eで運用中。メーカーもCAT5eを推奨しています。
純正オプションとの違いは? 純正のパナソニック製は200万画素・ドアホン接続時640×360。録画時間はセンサー検知後の約30秒で、常時録画運用が前提になっていません。同じ防犯カメラという名前でも、Panasonicは「ドアホンの周辺機器」。今回紹介する防犯カメラは「NVRを中心とした本格的な防犯カメラシステム」という違いがあります。
後付けできる? できます。ただし、壁の中にLANケーブルを隠す工事は、新築時に比べて自由度が下がるので機種選択の幅が狭まります。新築時にはLAN一択。迷う必要はありません。

 

防犯カメラの設置

なぜ防犯カメラが必要か?

防犯カメラを設置することにしたのは、犯罪の抑止効果を狙ってのこと。

そもそも、我が家には高価なモノは全くものはありませんが、物騒な世の中ですし、戸建は犯罪に合う可能性がマンションよりも高いと言われています。

防犯対策には、ホームセキュリティーサービスに入る、ステッカーを張る、ライトを設置すると、いろいろ対策はありますが、証拠が残る防犯カメラも効果的だそう。

他の防犯対策と合わせて、家の周囲に防犯カメラをくまなく死角なく設置することで、犯罪者が悪いことをするのとあきらめてくれれば、と思います。

 

防犯カメラを設置するには?

防犯カメラは、セコムやアルソックなどのホームセキュリティーサービスのオプションで設置することができます。

我が家でもホームセキュリティーサービス会社に一緒に防犯カメラを設置してもらうことも検討しましたが、ネックになったのは費用。

ホームセキュリティーサービスでは、防犯カメラ1台当たり10万円以上の費用が掛かるので、家の周囲に死角がなくなるように複数台のカメラを設置し、レコーダーも購入するとなると、総額100万円以上が必要になります。

どうしようかと悩んでいましたが、防犯カメラを施主支給することで、性能が良い4Kカメラを複数台、加えて必要な設備をかなり安く取り付けることができました。ホームセキュリティーサービスの10分の1に近い金額です。

例えば、8台程度なら10万円程度で防犯カメラシステムが構築できます。

 

防犯カメラシステムを作るために必要なものは3つだけ

防犯カメラシステムを作るのに必要なものは、①防犯カメラ、②LANケーブルの配線、③レコーダーの3つの機器です。

これは家庭用であっても、業務用であっても変わりません。

機器の取付は自分でもできないこともありませんが、我が家では、防犯カメラとレコーダーを施主支給(自分で買ってハウスメーカーに渡すこと)にして、LANケーブルの配線と防犯カメラの取り付けはハウスメーカーにお願いしました。

ハウスメーカーは電気屋さんにお願いをして、実際にはハウスメーカーの下請けの電気屋さんがLANケーブルの配線や、防犯カメラの取り付けを行ってくれました。

尚、設定は、自分で行っています。

それでは、防犯カメラシステムを作るのに必要な3つの機器について、それぞれ見ていきましょう。

防犯カメラを施主支給

 

防犯カメラシステムを作るために必要なもの① 防犯カメラ

防犯カメラでまず問題になるのは、通信用と電源用の配線をどうするかです。

防犯カメラは「無線のWifiで通信するタイプ」と「有線LANケーブルで通信を行うタイプ」の2種類があります。

無線LANタイプは、通信用のLANケーブルは必要ありませんが、カメラ本体への電源供給をどうするかが問題で、防犯カメラに充電器が内臓されていたり、太陽光パネルついていない限りは、結局、電源コードが必要になります。

一方、有線LANで接続するタイプの防犯カメラは、PoE(ピーオーイー、Power over Ethernet)と言って、LANケーブルから電源供給を受けられるので、LANケーブルがあればよく、他に電源コードやコンセントを用意する必要がありません。カメラにLANケーブル1本を接続すれば、通信と電源供給を同時に行えます。

屋外のカメラ1台ごとにコンセントを用意しなくて済むので、新築時に配線を先行するならPoEタイプが圧倒的にシンプルです。

実際、業務用の物はこのPoEのものになっています。

なので、選べるなら、PoEタイプの有線LANで接続する防犯カメラがおすすめです。

また、防犯カメラ選びの際は、画質も重要です。画質は、画素数、明るさ、1秒間に撮影する画像の枚数といった要素に分けられます。

画素が多い高画質タイプであれば、写真を拡大してもナンバープレートの表示や人の様子がわかるので、高画質な4Kの防犯カメラをお勧めします。4Kでもお値段は1台1万円程です。人感センサー付きのスポットライトだけでも2万円はするでしょうから、カメラとライトがついて1万円台というのは本当に魅力的です。

昔は1秒間で20枚程度の写真を取るタイプのカメラもありましたが、新しいものでは、1秒間に25枚の写真が撮られるタイプのカメラが主流です。

また、夜間の撮影用に赤外線を照射するタイプに加え、人が近づくと発光するタイプのカメラも出てきています。

人感センサー付きのスポットライトだけでも2万円はするでしょうから、カメラとライトがついて1万円台というのは本当に魅力的です。

施主支給の良さは好きな防犯カメラを選べるところ。手前はマイクスピーカー付。録音は勿論、侵入者?と話すこともできます。笑

 

防犯カメラシステムを作るために必要なもの② LANケーブルの配線と取付

PoEタイプの防犯カメラを取り付けるには、事前にLANケーブルを配線してもらう必要があります。

ケーブルはCAT6Aではなく通常タイプのCAT5eで大丈夫。4K映像でもCAT5eで十分対応します。ケーブルの両端はオスです。

後付けでも配線をできなくもないですが、壁内にケーブルを這わせてすっきりさせるのには、大掛かりな工事になってしまい現実的ではありません。新築時なら簡単な工事で壁内の配線をしてもらえます。

防犯カメラは機器自体の値段はたいしたことはありませんが、後から設置する場合、配線代がかなり高くつくので、新築時に設置場所に迷ったら複数個所に設置することで問題ないと思います。

防犯カメラは施主支給にしておいて、配線の他、カメラの取付も電気業者さんにおねがいしてしまうのが楽です。

配線を付けたところ。配管にLANケーブルを通してもらっています。

PoE Surveillance Camera Installation

 

我が家では、ハウスメーカーに配線工事に加えて、防犯カメラ取付用のボックスの取り付けもお願いしました。取付ボックスはなくてもよく、直付けでもいいのですが、防犯カメラの将来のメンテナンス・交換が容易になる、ということです。

よく見ると、あちこちの防犯カメラも、壁や天井に直でついているものもあれば、ボックスをかましているものも多くあるようです。

実際にカメラと取付ボックスを取り付けるとこうなります。

ceiling security camera

 

防犯カメラ側には電源、スイッチ、LANのと3本のコードがついていていますが、通常、LANケーブルだけを使用します。残る2本は使わないので邪魔になりますが、ボックスがあればコードを収納できます。

防犯カメラ側には3本のコードがついている。

 

防犯カメラシステムを作るために必要なもの③ レコーダー

最後に必要ななのは、NVR(ネットワークビデオレコーダー)と言われるレコーダーです。

NVRの役割は、防犯カメラの映像の録画と、インターネット経由でスマホアプリでリアルタイムで防犯カメラの映像や音声が確認できるようにすることで、1台のNVRに複数台のカメラの接続ができるようになっています。PoEの場合、レコーダーからLANケーブル経由でカメラに給電する役割も担います。

SDカードではなくて、容量が大きいハードディスクを使って録画できるので1か月分を常時録画して保存しておくことも可能です。何か異変があったとき、後から見て確認することもできます。異変が起きたときにはマークされるので、ずーっと1日中録画しっぱなしてでも、さっとその場面にいって、その前後をしっかり確認できることも証拠性能として重要だと思います。(パナソニックではこういう使い方ができない。)

NVRは、防犯カメラメーカーが自社カメラ用のものを出している他、ネットワークハードディスクドライブのNASにもこういった機能があるものもあります。

我が家では、カメラと同じメーカーのレコーダーが2.5万円ほどでしたので、同じメーカーにそろえました。ただし1台のレコーダーに接続できるのは8台までで、10台以上つけた我が家はレコーダーを複数台購入しています。

購入した防犯カメラとレコーダーはReolinkのものでアマゾンで購入可能です。

設定や使い勝手は別記事で紹介していますので合わせて読んでいただけるとどういうものかよくわかるかと思います。

 

一条工務店の純正オプションと施主支給の比較

「そもそも一条工務店のオプションで防犯カメラは選べないのか」という点も整理しておきます。

現在採用されているパナソニック製LANカメラの仕様

一条工務店のオプションとしてパナソニックの屋外センサーカメラ「VL-CX500X」が採用できます。

項目 VL-CX500Xの仕様
撮像素子 200万画素 高感度CMOSセンサー
解像度 640×360(対応テレビドアホン接続時)
フレームレート 15fps(カラーナイトビジョン時は10fps)
電源 AC100V直結。有線LANカメラですがPoEではありません
LAN 100BASE-TX/10BASE-T、RJ-45型
画角 水平 約113°、垂直 約60°(3パターンの角度調整)
人検知の距離 約3m(設置高さ2.75m、170cmの人の場合)。動作検知は約5m
最低被写体照度 0.2ルクス
防塵・防水 IP54
録画先 ドアホン親機に挿したSDカード(別売)
接続台数 対応ドアホンにより最大2台または4台

出典:パナソニック公式 VL-CX500X 仕様・接続図

ここで押さえておきたいのが解像度とPoEの2点です。センサー自体は200万画素ですが、ドアホンに映すときの出力は640×360。我が家の4K PoEカメラとは、拡大したときの見え方がかなり違います。

わかりやすく言えば、iPhoneの4k動画とガラケーの動画の画質ぐらい違います。ガラケーの動画見たことない人が多いかもしれませんが。。

また有線LANでつなぐカメラなので「LANカメラ=PoE」と思われがちですが、パナソニックでは電源がAC100V直結で、カメラの位置に電源工事が必要です。

Panasonicも、対応ドアホンとアプリの条件を満たせば、リアルタイム確認、録画再生、複数カメラの表示ができますが、ハードディスクを使った常時録画はできず、録画時間が限られています。SDカードに録画が行荒れるのは、人検知や動作検知が反応したときにSDカードへ記録する仕組みです。

一方、多くのPoEカメラはNVRへ24時間連続録画でき、アプリから録画を検索・再生・ダウンロードし、10台以上のカメラをまとめて管理できます。

両者は同じ防犯カメラでも、Panasonicは「ドアホンの周辺機器」、PoEカメラは「NVRを中心としたプロも使える本格的な防犯カメラシステム」という違いがあります。

言葉を選ばずに言えば、画質、常時録画、録画の探しやすさ、多台数運用。私は天と地ほどの差を感じました。「パナソニックはガラパゴス商品だから駄目」というより、そもそもの製品思想が違うと考えた方が正確です。

なお、パナソニック自身も注意事項として「本製品は侵入・盗難を阻止するものではありません」と明記しています。カメラはあくまで記録と抑止の道具、という前提は純正でも施主支給でも同じです。

 

我が家のReolink 4Kと並べるとこう違う

我が家が実際に使っているReolinkの4K PoEカメラと並べてみますね。

 

項目 純正オプション
Panasonic VL-CX500X
我が家のReolink 4K PoE
(首振り式 RLC-823Aの例)
映像の解像度 640×360(ドアホン接続時) 3840×2160
撮像素子 200万画素CMOS 800万画素 1/2.8型CMOS
フレームレート 15fps(カラーナイトビジョン時10fps) 既定25fps
給電 AC100V直結。カメラ位置に電源工事が必要 PoE。LANケーブル1本のみ
録画先 ドアホン親機のSDカード(別売) NVR+HDD、またはmicroSD
つなげる台数 ドアホンの機種により2台または4台 NVR1台あたり8台
防塵・防水 IP54 IP66
夜間 LED照明+カラーナイトビジョン 赤外線 最大約60m+スポットライト
音声 ドアホン側で応答 カメラ本体にマイクとスピーカー
見た目 奥行約64mm。外観になじむ Φ136×201mm・約1.8kg。存在感がある
窓口 一条工務店にまとまる 機器は自分、配線と取付は一条工務店

出典:Reolink公式 RLC-823A 仕様。我が家は複数種類のカメラを使っており、固定式やドーム型では画角・寸法・価格が異なります。

画素数でいうと、差は36倍です。3840×2160は約829万画素、640×360は約23万画素。縦横それぞれちょうど6倍なので、面積では36倍になります。「200万画素だから2K相当でしょ」と思って比べると、実際の見え方とズレます。

 

この差が出るのは、拡大したときです。人が映っているのは分かるけれど顔までは判別できない、車があるのは分かるけれどナンバーは読めない、という場面で効いてきます。人検知の距離も、VL-CX500Xは公式で約3m。玄関先の来客を捉える設計であって、駐車場全体や敷地の奥まで記録する用途とは設計思想が違います。

しかも、純正はカメラ本体が5万円。ただし標準のドアホンでは接続できず、2台まで対応のドアホンに変更して+3万円程度、4台まで対応の上位機種にすると+8万程度とかなり高額です。

唯一、パナソニックが良いと思えるのは、壁になじむ、カメラのデザインぐらいでしょうか。 ただ、目的は防犯、記録であるならば、併用はいいとしても、パナソニック一択は、なし、だと思います。画質は悪い、常時録画もできない、安いわけではない、何のため?? となります。

 

新築戸建に防犯カメラを設置するなら施主支給がおすすめ

我が家は一条工務店で家を建てましたが防犯カメラを設置するなら施主支給がおすすめです。

防犯カメラは施主支給。LAN配線はハウスメーカー。カメラの取付はハウスメーカー経由電気工事会社に行ってもらいます。

LAN配線とカメラの取付は難しい作業ではないので、お願いをすればどこのハウスメーカーでもやってもらえるかと思います。

施主支給であれば自分の好きな防犯カメラを選ぶことができます。

例えば、ハウスメーカーのオプションでは、高くて性能の悪い家庭用の防犯カメラしか選べないのですが、施主支給であれば3分の1ぐらいの値段でカメラを選ぶことができます。

では、どこでカメラを調達するかですが、我が家の場合はAmazonでReolinkというメーカーのものを購入しました。

ちなみに、コストコでも防犯カメラを売っていますが、タイプによっては画像がなめらかではなくカクつくものもあるようなので注意してください。

 

防犯カメラ設置の注意点

防犯カメラ設置の注意点です。

基本的には、防犯カメラを施主支給する場合、そこまで高いものでもないので、迷ったら複数台をいろんな角度、いろんな高さに設置しておくとよいかと思います。

設計段階 設置場所と向きの決定

防犯カメラをどこに設置するのか。しっかりと建物の設計士と相談しておく必要があります。

正直もう少し別な場所に設置しても良かったな、というポイントがいくつかあります。

相談ポイントは、建物のどこに防犯カメラを設置して、どの高さから、どの方向に向けるかをしっかり確認して、防犯カメラの設置場所を図面に落とし込んでいきましょう。

防犯カメラでどこを映したいか、はっきりさせておくと、どこに設置したらよいかが、わかってきます。

よくある、設置場所は建物の隅、侵入経路となる開口部や通りを映すことができる場所、駐車場等です。

高さは、高いのだけを設置すると、侵入者の表情を映し出せません。

高い場所に加えて、低い位置や室内にも設置しておくことをお勧めします。

そこまで高いものでもないので、まよったら複数個所つけておけばいいと思います。

 

施工段階

設計と施工は別な人が行うので、施工時に設計時の意図がちゃんと伝わっているか、設置されたカメラで、実際にどこが写っているか、確認しておくといいでしょう。

足場があるとどこを映しているのかわかりにくいのですが、高所にカメラを設置する場合、足場をなくすとカメラ調整が大変なので、出来る限り、映したい方向にカメラが設置されているか確認を行う必要があります。

最初、壁ばっかり映すようにカメラが向けられていましたが、しっかりと壁以外も映るようにカメラの角度を調整してもらいました。

Surveillance Cam Installation

 

カメラ用の取付ボックス

壁に取り付けるガンタイプ、天井付けのドーム型、自由に追尾可能になるようにカメラの可動範囲が広いカメラと、4種類ぐらいの防犯カメラをつけたのですが、種類によっては意外と防犯カメラが大きくて、取付ボックスに収まらなかったり、2個ボックスを使う必要が出てきたりしました。

取付ボックスを使う際には、サイズを確認しておいた方がいいと思います。

天井取付タイプの防犯カメラは、軒天の色に合わせて、黒色にしました。

防犯カメラの取付台座。結構大きい。

 

 

一条工務店の家に防犯カメラは後付けできる?

最後に、引き渡しが終わってしまった人や設計が間に合わなかった人にアドバイス。

一条工務店の家でも、防犯カメラの後付けはできます。

難しいのは後付けそのものではなく、完成後に外壁からレコーダーまで有線LANをきれいに隠すことです。壁の中にケーブルを這わせてすっきりさせようとすると大掛かりな工事になり、費用も手間も一気に上がります。新築時なら簡単な工事で壁内配線をしてもらえます。

後付けの方法は、おおむね次の4つです。

既存の空配管やLAN配線を使う

将来用の空配管やLANケーブルが通っていれば、これが一番きれいに収まります。

設計中であれば、打ち合わせ中でカメラの機種が決まっていなくても、候補位置から情報ボックスやレコーダー設置場所まで空配管を通しておく価値は十分あります。

 

屋外に露出配線する

外壁沿いに保護管やモールを使って配線する方法です。隠蔽配線より見た目は残りますが、有線の安定性は確保できます。外壁への固定や貫通、防水処理があるので、一条工務店か施工経験のある業者に事前相談したほうが安心です。

 

外構のポールや門柱に設置する

建物に直接穴を開けず、外構側に立てる方法です。外構工事でWi-Fiカメラ4台を後付けし、カメラ・施工・ポールを合わせて10万円弱だったという施主の報告もあります。ただし土地の形、配線距離、ポールの有無で費用は大きく変わります。

 

Wi-Fi・バッテリー・ソーラー式を使う

LAN配線が難しい場合の選択肢です。ただしWi-Fi式でもAC電源が必要な機種があります。バッテリー式やソーラー式なら配線を減らせますが、充電の頻度、日照、冬場、検知回数によって稼働時間が変わります。

設置候補の場所で、スマホを持っていってWi-Fiが安定して届くかを先に確かめておくのが確実です。

Wi-Fi・バッテリー・ソーラー式を使うデメリットは、防犯カメラで最も重要な「必要な瞬間を確実に録画する」という点で、PoE方式より不安が残る点です。

Wi‑Fi式は、外壁や設置場所、ルーターとの距離、周囲の電波状況によって映像が途切れることがあります。なお、AC電源につなぐWi‑Fiカメラなら常時録画できる機種もあるため、「Wi‑Fiだから常時録画できない」というわけではありません。

一方、バッテリー・ソーラー式の多くは、電池を長持ちさせるため普段は待機し、人や動きを検知してから録画を始めます。そのため、録画開始がわずかに遅れ、人物が画面に入ってくる最初の場面を取り逃すことがあります。24時間の常時録画にも基本的には向きません。

ソーラー式も、日当たり、季節、曇天、パネルの汚れなどによって充電量が変わります。カメラが増えるほど、充電、再接続、SDカードの確認といった管理も手間になります。カメラ本体のSDカードだけに保存する機種では、カメラを壊されたり持ち去られたりすると、録画データまで失う可能性もあります。

防犯カメラは、設置後に何年も黙って録り続けてほしい設備です。後付けの手軽さを優先するならWi‑Fi・バッテリー・ソーラー式も有力ですが、新築時に配線を準備できるなら、通信と電源が安定し、屋内のNVRへ常時録画できるPoE方式をおすすめします。

 

防犯カメラ選び

実際に取り付けに使ったカメラと感想

ここまでは、一条工務店で防犯カメラを施主支給する方法や、必要な配線について紹介しました。

では、実際にどのカメラを選び、使い勝手はどうだったのか。実際に防犯カメラで撮影した映像が動画でどう見えるのか。

次の記事では、我が家に取り付けたReolinkの4K防犯カメラについて、画質、夜間撮影、スマホアプリ、録画の探し方、初期設定を詳しく紹介しています。

総じて満足ですが、「ドーム型なのに首振りできなかった」「NVRの倍速再生がカクカクする」といった、実際に使って分かった気になる点もまとめました。カメラやNVRの機種を決める前に、ぜひご覧ください。

 

【レビュー】Reolinkの4K屋外防犯カメラを新築戸建に施主支給でつけてみた

 

 

ネットワーク関連

全館床暖房にアルミ箔を使っている一条工務店のWifiは鬼門ですが、どこでも快適にWifiを使うためにすること。

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公式情報

パナソニック|屋外センサーカメラ VL-CX500X-H/VL-CX500XA-K 仕様・接続図
パナソニック|VL-CX500X 仕様・詳細情報
Reolink|RLC-823A 製品仕様
Reolink Support|Getting Started with Ethernet Cable

 

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