この夏、無印良品のキャリーケースの持ち手が立て続けに壊れました。
しかも1本ではありません。
2台のキャリーケースで、合計3本。
壊れたのは、わが家で使っている一番小さい無印良品のキャリーケースと、機内持ち込みサイズです。
本体もキャスターもまだ問題なく使えるのに、柔らかい持ち手だけが真ん中から裂けるように切れてしまいました。
今年の夏がかなり暑かったので、「暑さで一気に劣化した?」とも思いました。
ただし、これはあくまで推測。長年使ってきたことによる経年劣化が、たまたま同じ時期に表面化した可能性もあります。
とはいえ、持ち手だけ壊れてキャリーケースを丸ごと買い替えるのはもったいない。
そこでAmazonで交換部品を探して、自分で直してみました。
先に結論
- 無印の元のハンドルは約20.5cm
- Leapの交換ハンドルは問題なく装着できた
- 一番小さいサイズと機内持ち込みサイズで同じものが使えた
- さらに665円の汎用品も問題なく装着できた
- 交換は普通のプラスドライバーだけでも可能
- ただし電動ドライバーがあると圧倒的に楽
一番悩んだのは「どの交換ハンドルを買えばいい?」
Amazonで「スーツケース ハンドル 交換」と検索すると、似たような部品が大量に出てきます。
20cm、21cm、21.5cm、シリコン、TPU、樹脂製……。
しかも商品によって「長さ」がハンドル全長だったり、ネジ穴間だったりするので、かなり分かりにくい。
壊れた無印の純正ハンドルを測ってみると、長さはおよそ20.5cmでした。
最初は「純正が柔らかいから、シリコン製を選んだ方がいいのかな?」とも悩みました。
ただ、今回まさにその柔らかい純正ハンドルが切れています。
そこで素材名だけで選ぶのではなく、寸法と実際の装着実績を優先することにしました。
まずはLeapを購入。2本とも問題なく付いた
最初に選んだのは、無印良品のキャリーケースへの交換例が見つけやすかったLeapの交換用ハンドルです。
比べてみるとちょっと長いようですが、実際に取り付けてみると、問題なし。
しかも意外だったのが、一番小さいキャリーケースと機内持ち込みサイズの両方で、同じサイズのハンドルが使えたことです。
2本交換して、どちらもOKでした。
ところが665円の汎用品でも普通に付いた
Leapを2本取り付けたあと、さらにAmazonを見ていたら665円の汎用交換ハンドルを発見。
「これでも付くのでは?」
と思って、もう1本試してみました。
結果は……
安い物でも全然問題ありませんでした。
取り付けについては、LeapやDomiellaのように無印でよく紹介されている商品でなくても大丈夫でした。
正直なところ、
「最初から665円のでよかったかも……」
と少し後悔。
Leapを2本買ったので、安い汎用品と比べると合計で2,000円くらい高くつきました。
ただしLeapは赤を選びました。
無印のシンプルなキャリーケースに赤いハンドルが付くと、これはこれで結構いい。
空港でも見つけやすそうです。
「2,000円高かったけど、赤にした代金ということでまあいいか」
と自分を納得させています。
修理開始。「あれ? ネジがない」
交換部品より戸惑ったのが、実はここでした。
キャリーケースの内側からハンドル固定部分を見ても、プラスネジが見えません。
見えるのは、つるっとした丸い金属。
最初は、
「これ、リベット留め?」
「もしかして自分では外せない?」
と思いました。
実は「ネジ頭隠し」。指で起こせた
ところが、この丸い金属部分は固定部品そのものではありません。
ネジの頭を隠すためのカバーでした。
最初はペンチで触ってみたのですが、簡単に外れました。
構造が分かってから試してみると、端を少し持ち上げて指でも起こせる程度です。
そしてカバーを取ると、その下から普通のプラスネジが出てきました。
ここでちょっと感心。
見えないところのネジまで隠す。さすが無印
このネジがあるのはキャリーケースの内側です。
普通に使っている限り、ほとんど目に入りません。
それなのに、ネジの頭までわざわざきれいなカバーで隠してある。
見えるところをシンプルにするだけではなく、見えないところまできちんと仕上げている。
こういうところは、さすが無印。
修理する側としては「ネジがない!」と戸惑いましたけどね。
同じところで困っている人は、
丸い金属=ネジではなく、ネジ頭を隠しているカバー
と分かっていれば、あとは簡単です。
交換方法は拍子抜けするくらい簡単
構造さえ分かれば、作業はシンプルです。
- キャリーケースの内張りを開く
- ネジ頭を隠しているカバーを外す
- プラスネジを外す
- 古いハンドルを取り外す
- 新しいハンドルを取り付ける
- ネジを締め直す
これだけ。
キャリーケース本体を大掛かりに分解する必要はありません。
普通のプラスドライバーが1本あればできます。
電動ドライバーは必要? → なくてもいい。でもあると圧倒的に楽
今回の修理だけなら、電動ドライバーは必須ではありません。
普通のドライバーで十分できます。
ただ、実際に電動ドライバーを使うと、やっぱりものすごく楽です。
キャリーケースの内側は意外と狭く、暗く、内張りをめくりながら作業します。
ライト付きの電動ドライバーなら、暗いところのネジを照らしながら、そのまま外せる。
ネジを何回も手でクルクル回す必要もありません。
なくてもできる。でも、あると圧倒的に楽。
私は以前から使っているBoschのIXOを使いました。
キャリーケースだけでなく、家具の組み立てや家のちょっとした修理にも使えるので、かなり重宝しています。
修理を外注すると数千円。3本だと結構な金額
もちろん、自分で修理せず、無印良品やスーツケース修理店にお願いする方法もあります。
無印良品でも有償修理を受け付けていますし、専門店ではハンドル交換だけでも数千円からというケースがあります。
1本ならそれほど気にならなくても、今回のわが家のように3本となればそれなりの金額です。
一方、DIYなら基本的には交換ハンドル代だけ。
しかも今回試した安いものは665円でした。
電動ドライバーを持っていない人ほど「安いハンドル+電動ドライバー」をすすめたい
今回いろいろ試してみて、これから初めて修理する人には一つおすすめがあります。
交換ハンドルにお金をかけすぎず、浮いたお金を電動ドライバーに回す。
これです。
高い交換ハンドルを買っても、基本的にはそのキャリーケースに付けて終わりです。
でも電動ドライバーなら、この修理が終わったあとも、家具、家電、棚、ちょっとしたDIYなどで何度も使えます。
実際、わが家ではBoschのIXOをキャリーケース以外にもいろいろな用途で使っています。
修理代として消えてしまうはずだったお金を、これから何年も使える工具に変える。
特にまだ電動ドライバーを持っていない人なら、この買い方が一番おすすめです。
Leap・Domiella・安い汎用品、結局どれがおすすめ?
| 選択肢 | 向いている人 |
|---|---|
| Leap | 無印への交換実績や安心感を重視したい人。色も楽しみたい人 |
| Domiella | 無印への交換例が多い商品から選びたい人 |
| 665円の汎用品 | とにかく安く直したい人。今回の私ならこれ |
私の場合はLeapを2本、安い汎用品を1本試して、いずれも取り付けできました。
ただし、無印良品のすべての年代・サイズで同じとは限りません。
購入前に今付いているハンドルの寸法を測ることは必須です。
また、665円品とLeapのどちらが長持ちするかは、現時点では分かりません。
耐久性については今後使い続けて、差が出たらこの記事に追記します。
まとめ:持ち手だけなら、キャリーケースを買い替えなくていい
今回、一番小さい無印のキャリーケースと機内持ち込みサイズの2台で、合計3本の持ち手が切れました。
最初は「もう寿命かな」と思いましたが、実際にはハンドルだけ交換すれば復活。
しかも修理は、
ネジ頭のカバーを外す
↓
ネジを外す
↓
新しいハンドルを付ける
基本的にはこれだけでした。
部品選びではかなり悩みましたが、実際の作業の方がずっと簡単です。
そして私なら今からもう一度買うなら、まず安い汎用ハンドルを試します。
電動ドライバーを持っていない人なら、なおさらです。
ハンドルは安く直して、浮いたお金は電動ドライバーへ。
その方が、この先もいろいろ使えて満足度は高いと思います。
Leapを2本先に買って2,000円くらい高くついたことは少し後悔していますが……。
Leapは色が選べるので赤いハンドルは意外と気に入ったので、まあよしとします。




