DJI OSMOとOSMOプラスを使ってみた感想です。購入を考えている人の参考になるように、DJI OSMOとOSMOプラスのそれぞれを使ってよかったところと不満なところを正直にぶっちゃけて書いています。
目次
DJI OSMOとは
DJI
DJIはドローンメーカーの世界最大手。最初のころはGoPRoのカメラと組み合わせて撮影するドローンを作っていましたが、最近では自社のカメラのドローンを作っています。
スタビライザー
ドローンで撮影する時は飛んでいる時に映像をぶれなく安定させる技術がいるのですが、その技術を使って手持ち撮影でもブレがない安定した映像を撮るように出来るジンバルと呼ばれるスタビライザーを発売しています。
カメラが付いたものと、スマホのカメラを使うものがあり、これまではDJIの土壇場になっていましたが、ライバル会社も増えてきて、値段が安い新製品が発売されるなど、消費者にとってはとっても嬉しい状況になっています。
DJI OSMOとは
DJIが2015年に発売を開始した4K動画が撮影できるジンバル一体型カメラです。
ジンバルにカメラが搭載されてスマホを操作に使うモノと、ジンバルにカメラはなくスマホを使って撮影するものの2種類が発売されています。
DJI OSMOレビュー
良いところ
使ってみてわかるのは、ブレない画質のぬるぬるさ。とにかくぶれない画像に感動します。
設定も難しくなく、スマホとOSMOをつなげるだけ。
広角で4k30pが撮れるところも良いところ。
重くないので軽い。
子供と一緒に走ったり、ペットを追いかけたり、ぐるぐる動くシーンが得意です。
スマホやハンディカムでは撮れない映像です。
ジンバルのないアクションカメラや一眼レフカメラでも手振れ補正をうたっていますが、ここまでピタッとなるカメラはありませんでした。
子供やペットがいるなら、旅行先で風景を撮りたいなら、ジンバルは本当にお勧めだと思います。
作り付けもしっかりしています。
気になるところ
接続がめんどくさいのが最大の欠点。撮影開始までに、いくつか手順を踏まないといけません。
具体的には、DJI OSMOをつかうには、スマホの電源を入れて、アプリを立ち上げ、DJI OSMOの電源を入れて、スマホとDJI OSMOの接続を確認し、漸く撮影可能になります。たまにですが、うまく接続が一発で出来ないときもありました。
我が家ではDJI OSMO用に古いスマホを使っていますが、撮影したい瞬間にさっと出してさっと撮影開始できないのはそれなりのストレスです。
バッテリーの減りが早いところも気になります。予備バッテリーは必須ですね。
スマホ用にもモバイルバッテリーをつかっています。
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カメラに冷却用のファンがついているのでうるさいのと、カメラのマイクがいまいちという意見もありました。
マイクはソニーの外付けが人気みたいです。
DJI OSMOとGoProとの違い
DJI OSMOが気になるあなたはきっとGoPROとの違いも気になるはず。
GoPro HERO6との違いもまとめてみます。
DJI OSMOの良さ
ズームが自由に出来ることと、ジンバルを使用中にカメラの向きを自由に手元で切り替えができるところがGoProと比べてみた時のDJI OSMOの良さだと思います。
ジンバルとしての性能もGoPro純正のKarma Gripより高い気がします。
どちらも、ぶれなく、ぬるぬる撮影できるのですが、Osmoの方が半段から一段上という感じ。
動きながらパンをして撮るという撮影が向いています。
GoProの良さ
GoProの良さは、面倒臭さがないところ。純正グリップにつけておけば、純正グリップの電源スイッチ・撮影開始スイッチだけで操作ができます。
DJI OSMOでは、ジンバルとスマホの電源を入れて、DJI OSMOとスマホを接続して、と結構面倒なのですが、こういうめんどくささがないところがGoPRoのいいところです。
また、GoProの良さは防水性能。ジンバル自体には防滴性能は公式ではっきりとは説明されていませんが、スキー場にはGoproとGoPro純正のジンバルのKarma Gripの組み合わせで持っていきました。
ナイター、滑りながらの撮影でしたが、ブレもなく、ピタッと止まるところはさすが。
天気が良いとかいい条件の時はDJI OSMOでもいいかもしれません。
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DJI OSMOのラインアップ
カメラ搭載のDJI Osmoとスマホをカメラとして使うMobileの2種類に大まかに分けることができます。
DJI OsmoとDJI OSMO Plus
4K動画が撮影できるカメラがついているのがDJI OSMOです。DJI OSMOには光学ズーム機能がついていないのですが、光学ズーム機能が使えるようになっているのがDJI OSMO Plusです。
両方とも、自動追跡はできません。
DJI OSMO Plus
こちらはズーム機能付きのOSMOプラス。
こちらはズームなしのノーマルなOSMO。
16GB程度のMicroSDがおまけでついてきましたが、大容量のMicroSDカードのおすすめはこちらへどうぞ。
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DJI osmo Mobile2
スマホで手軽にヌルヌル動画を撮影出来るし、自動追跡機能もあります。
新しいiPhoneは4Kも撮れるので、iPhoneとこの組み合わせが手ごろでいいかもしれません。
値段も1万円台で購入可能です。
DJI osmo Mobile2は2017年末に発売されたばかりで2018年になっても品薄が続いていますが、値段が安いのと、単体で自立できないといった初代の欠点が改良されています。
DJI OSMOの感想
最初はDJI OSMOを使っていましたが、ズームができるOSMOプラスが欲しくなりOSMOプラスを購入。
でも、ズームが必要になる場面では、4Kビデオカメラを使うので、OSMOは使いませんでした。
撮影していた動画ファイルを見てみても、あまりズームは使っていないようです。
人にもよるかもしれませんが、勧めるなら、値段が安い、OSMOでいいのかな、とも思います。
ジンバルはまだまだニッチな趣味性の高い分野だと思うので、どうせなら良いものをという方が多いかもしれませんが、接続の手間、値段とか考えると、多くの人はMobileで十分かもしれません。
GoProも使っているので、よかったらこっちのレビューも見てみてください。
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