テクノロジーの進歩で新しいモノが生活の中で使われたり、昔は高かったものが安くなり気軽に買えるようになりました。
ホームシアターに必要なものは、プロジェクターとスクリーン。昔は、特に、プロジェクターが高かったので、ホームシアターというと、普通の家庭には縁が遠いものでしたが、今では、十分手が届く水準です。
ブルーレイにホームプロジェクターを合わせて白い壁に映せば、家の中が映画館に早変わり。スポーツやコンサートの映像も大迫力です。
防音地下室150インチ電動スクリーンで9.1ch!!という設備がなくても、壁が白ければ6畳間で100インチ以上のディスプレイが気軽に楽しめます。
仲間との旅行の動画を流せば、ホームパーティーや旅行先でも盛り上がります。
プロジェクターは安いものは1万円ぐらいのものがアマゾンで売られていて、そこそこ人気ですが、アマゾンに掲載されているスペック通りの性能が出ていなかったりという報告も寄せられているので、おもちゃ代わりに買うならいいかもしれませんが、ちょっと頼りない。
どうせ買うなら、永く使えるいいものを。という観点から、特に初心者向けにお勧めのフルHD画像の解像度で動画が投射できる10万円以下の人気プロジェクターをランキングしてみました。
目次
4KかFHDか
プロジェクターを買うときに避けては通れない疑問の一つが4K対応かFHD対応かどちらにするかという問題。
FHD派
予算があれば4Kがいいと思いますが、2018年時点では、まだFHDで十分だと思います。
理由は、4Kにすると入力ソースも4Kである必要があるので、まだまだ高いプレーヤーやソフトも4Kでそろえる必要があります。
ソフトも十分に揃っていないし、価格も4Kのプロジェクターは高いので、高い4Kを買うより、安いFHDを買って、安くなってから4Kを買うという選択が現実的かも。
もちろん、予算がふんだんにある人は最初から4Kでいいと思います。
4K派
画素数が4倍多い4Kは圧倒的。
値段もこなれてきており、14万円しないで購入可能。ソフトもネット経由でダウンロードすれば問題ない。
さぁあなたは?
私のおすすめは4Kですが、予算があればという前提つき。
手頃に始められるFHDから初めてステップアップするのがお財布的にも優しいとおもいますが、いかがでしょうか?
DLP対液晶
初心者用プロジェクター選びで避けて通れないのが方式の違い。
液晶とDLPがあります。
どちらも一長一短で、どちらかが際立って優れているということではなく、気に入ったものを選べばいいでしょう。
DLP方式は、もう一つの主流である液晶方式と比較して動きに強い、焼付きが無い、液晶独特の格子が出ないことがメリットとして挙げられます。
一方、DLPのデメリットは、レインボーノイズといわれる、画像が虹色が買って見えてしまうところ。
一般的には、映画館でDLPを使用。ただし、初心者向けの安物はDLPのメリットがあまり出せないと言われています。
気にならない人は気になりますが、気になる人はどうしても気になってしまいます。
ホームシアター用のプロジェクター人気ランキング
売れ筋、ネットの口コミをもとにした人気ランキングです。
【人気ランキング 3位】Epson EH-TW650
実売価格85000円のコンパクトなプロジェクター。これぐらいから始めてもいいかも。
FHDです。
【人気ランキング 2位】BenQ DLP 4K プロジェクター TK800
コスパのよさで人気があるベンキューのプロジェクター。こちらは4K対応です。4K対応ですが値段は14万円を切ります。
少し値が張りますが、検討してみてください。
家庭用プロジェクターとしては明るい方で3000ルーメン
明るいものはいいのですが、3000ルーメンでMAX出力で照らすと目が疲れてしまうので、暗くして映画を観るときは明るさを落として使っている方が多いようです。
逆に言うと、ここまでの明るさは必要ないかもしれません。
【人気ランキング 1位】 Epson EH-TW5650
2017年8月発売の最新機種。こちらもFHD。EH-TW5650は、もともと人気だったEH-TW5350(2015年8月発売)の後継機種として発売されました。明るさは2200ルーメンから2500ルーメンへ明るくなったほか、画質や使い勝手がブラッシュアップされ人気の機種です。
人気の理由は10万円という手ごろな値段と画質の高さ。
今一番お勧めしたい機種です。
パネルは透過型3LCD(液晶)を採用。
下位機種のEPSONEH-TW650と1万5千円ぐらいの価格差なので、悩みますね。
ホームシアターに必要なもの
スクリーンはいらない。白い壁とプロジェクターがあれば大丈夫
スクリーンは、白い壁で代用できるので、基本的にはプロジェクターとPCやブルーレイあるいはDVDプレイヤーがあれば、お部屋がホームシアターになります。
あとは、プロジェクタースタンド、スクリーンと好みに応じて買いそろえていきましょう。
ホームシアター用のスクリーンのおすすめはこちら
壁とかでもいいのですが、ニトリの遮光ロールスクリーンを使う方法です。
IKEAやニトリの遮光ロールスクリーンをプロジェクター用のスクリーンとして使う
カジュアルなプロジェクター
最近では電池内蔵のモバイルプロジェクターも登場しています。
暗くて使い物にならないのでは? と思っていましたが、意外や意外。
屋外のキャンプ場でも夕方の木陰になっていれば使うことができました。
夜はもちろんばっちりです。
キャンプでアマプラが見放題。
すごくないですか?
【徹底レビュー】モバイルプロジェクター Anker Nebula Capsule II(Capsule 2)をキャンプ場で使ってみた。