ゲームや映像・画像に拘る人にとって作業の効率性や、作品への没入感を考えれば大型ディスプレイは有望な選択肢です。4Kディスプレイの売れ筋は27インチあたりですが、設置サイズが27インチとそこまで変わらず、一方で、文字を拡大表示する必要がなくそのまま使えるサイズは32インチぐらいからだと思います。
ところが、27インチの4Kディスプレイは選択肢が多いのに比べて、4K対応で32インチのディスプレイは、27インチの4K対応の物と比べてあまり良い物がないと言うのが正直な感想でした。
32インチ4Kモニターは高かったり、ベゼルが太くてかっこ悪かったり。厚みもあったり、知らないメーカーだったり。
大手モニターメーカーで、色の表現範囲が広い4K対応32インチモニターが欲しいなぁと思っていましたが、32インチ4Kモニターの決定版がLGからいよいよ発表されました。
32インチ4Kディスプレイの決定版ともいえるディスプレイがLGから発売されました。(4K/HDR対応ディスプレイの大本命 LG 32UD99のスペック評価とレビュー)
この記事は、兄弟機種の32UD89について紹介します。
32UD89
DCI-P3カバー率95%、sRGBカバー率99%の広色域表示や、カラーキャリブレーションもサポートしており、32UD89もプロレベルの映像処理用途に対応。液晶パネルの種類は32UD89、32UD99ともにLGお得意のIPS。最近のLGのモニターらしくAMD FreeSync対応。
本体のデザインも32UD99と同様に、フレームレス設計。
映像入力は、USB Type-CとDisplayPort 1.2、HDMI 2.0×2を備える。USB Type-CはUSB PDもサポートし、最大40Wの電力供給が可能。
ステレオスピーカー(5W+5W)内蔵というのも32UD99と同様です。
32UD89と32UD99の違い
32UD89は、上位機32UD99と同じように4K(3,840×2,160)対応の32インチ液晶モニター。上位機の32UD99はHDR対応ですが、32UD89はHDRに非対応。ここが大きな違いです。
気になる価格ですが、米国での価格差が100ドルなので、日本では1万円~1万5千円程度の価格差になるかと思います。
HDR機能がついていないのですが、この価格帯の液晶モニターを求める層は最高性能のものを求める気もするので、32UD89と32UD99のどちらが売れるか興味深いですね。
32UD89関連
32UD99
32UD89の上位機32UD99のレビューはこちら。
4K/HDR対応ディスプレイの大本命 LG 32UD99のスペック評価とレビュー 写真編集やPS4 Proにもおすすめ
おまけ 壁紙
何枚か旅行の写真を3840*2160にぴったり合うようにして載せました。
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