リビングにホームシアターシステムを入れるためにオーディオ機器専門店のAVACに相談に行きました。
目次
吹き抜けがあるリビングのホームシアター
リビングにはホームシアターを入れました。
シンプルなテレビとスピーカーの組み合わせですが、フロントとセンター、リアのスピーカーは壁や天井に埋め込んでいます。
リビングには吹抜けがあり、プロジェクター用のスクリーンを吊るす位置と天井部のスピーカーをどうするか悩みました。
結局、見た目を優先してスクリーンは無しに。
置き設置・天吊り・壁掛、埋め込みスピーカーを組み合わせることになり、
天井スピーカーも、天井部から距離が出てしまうので、無しにしました。
実験的に、吹抜け上部天井にスピーカーを設置しても良かったかもしれません。
埋め込み設置スピーカーは、音質的にはイマイチみたいです。
埋め込み設置スピーカーの音については「置き設置・天吊り・壁掛けに比べれば『フォーカス』が落ちる」と言う条件ですので、逆にお部屋全体に音が広がる効果などはむしろ大きくなります。
BGMのような使い方にはむしろ向いているhttps://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/202100806
【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?2021(2021.9.25Youtube等追加)
天井スピーカーを設置したかったのは、Dolby Atmosのような3D音響再生をしてみたかったから。
Dolby Atmosを組むには、フロントハイトやプレゼンススピーカーを設置すれば、何とかなるという話。
https://jp.pioneer-audiovisual.com/components/tech_file/dolby_atmos/case/
AVACでホームシアター 相談
ホームシアター最大手のAVAC。
敷居が高いのか、と思いましたら、丁寧に相談に乗っていただけました。
機器の値段も価格コム最安値レベルなので、AVACでいろいろ購入予定。
AVACで相談
オンラインで相談ができるのがとても便利。
1回目はZoomを使って打ち合わせを行いました。
打ち合わせは、システムの概略と、どこに設置するか、予算はいくらかを話し合って、約30分ほどで終了。
図面を渡せば、7-10日後に営業さんから提案をもらえるとのことでした。
- 吹き抜けでシアターシステムを作るのは簡単ではない。Dolby Atmosを組むとなると特に頭上にあるトップスピーカーを置けないのが悩ましい。
- 梁を通して、その下にスピーカーを設置すればトップスピーカーもおけるが、吹き抜けの邪魔になってしまう。
- トップスピーカーを設置しない場合、フロント、リアの双方に追加で上部にフロントハイト、リアハイトを追加すれば、それっぽい音が出せる。
- 基本は5.1ch(前後左右+フロント+サブウーファー)に4ch前後左右高所にスピーカーが付く感じ。
- プロジェクター用のスクリーンは、ボックスを作って吹き抜けの壁に掛ける感じになる。このボックスの両脇にスピーカーを設置する感じ。
いったん、メールで概要を説明されてから、一度ショールームに来てほしいとのことで新宿のショールームへ。
いくつか部屋があり、実機を試すことができます。
担当者と相談をしながら詰めていきます。
詳細設計を行うには30万円、設置を依頼するとさらに別途で費用が掛かるようでしたが、機器の購入だけなら機器代だけでよいようです。
機器は価格コムでもAVAC自体が最安値になっていることが多いので、アドバイスを受けながら機器を選ぶことができるのでとてもありがたいです。
AVアンプ
吹き抜けに合うホームシアターシステムとして、提案してもらったのは、天井スピーカーはおかずにフロントスピーカーの高い部分にスピーカーを設置するシステム。
予算的に、そこまで高くないシステムとして提案されたAVアンプはDENONとヤマハのもの。
DENONは音が素直に出て、ヤマハは作りこんだ音が特徴だそう。
DENONはマルチルーム再生ができるHEOSシステムというネットワークオーディオ機能があるので、こちらが面白そう。
スピーカー
いくつかスピーカーのおすすめを紹介してもらいました。
KEFとDALIがコスパがよいとのこと。
薄型タイプなら、ということでKEFのTシリーズを紹介されました。
同じメーカーのスピーカーシリーズで合わせるのが音を合わせやすいとのことですが、一条工務店のJBLとも合わせても大丈夫とのことで天井スピーカーは一条のものにしました。
【注意点とコツ】一条工務店 シアターシステムと天井埋込スピーカー おすすめアンプは? 型番 スペック
センタースピーカーの設置位置
テレビシアターであれば、スクリーンに遮られないので、テレビの上あるいは下においても大丈夫。
見た目的には下の方が目立たないので好ましいのですが、見た目以外はそれほど大きな違いはございません。
サブウーファーの設置位置
ウーファーを置く場所
- ウーファーの低音は指向性が無いので、ウーファーの設置位置はそれほど大きな違いはない。
- 強いて言えば、ベストな設置位置は正面(!)。通常はフロントスピーカーの左右どちらか付近に設置するのが一般的。
- 但し、ソファーの後ろや、リスニングポジション後方に置いたとしても、特に大きな問題はない。
ウーファーは前方に置くべきか?
- ウーファーを後方に置くことは可能だが、実際には人間の耳は優秀なので、どうしても後ろで鳴っているのが分かってしまう。
- サブ的に2台目を後方に設置するケースがあるが、1台目から後方に設置するケースは少ないのが現状。
ウーファーに関しては、低音が後ろでなっていても気にならないのであれば後ろでよい。
絶対はない。設置できるか出来ないかで要検討。
ウーファーの騒音対策
ウーファーの騒音対策は、防音室にしない限り、音を漏れなくすることはできない。低音は空気が流れているところからどうしても抜けてしまう為。
なお、インシュレーターやボードを下に引くのは、低音の音質改善のため。残念ながら騒音対策として使用することはできない。
低音の騒音を考えられている方は、ウーファーの音量を絞ってギリギリの低音量で楽しんでいる方も。
ラック
TAOC(アイシン高丘)、ADK(朝日木材)、HAMILeX(ハヤミ工産)のものを紹介してもらいました。
どこもホームシアターとしては、一流のものかもしれませんが、デザインが好みとあわないので、見送ることに。
リビングには、ちょっと無骨というか、会議室みたいなデザインになっちゃうんですよね。
ホームシアター工房
実は、こちらにも、お問い合わせをしましたが、特にお返事なし。
https://www.ht-kobo.jp/inquiry
参考記事
実際にホームシアターを壁掛けにして分かったこと スピーカーの背面カバーを外すとネジ穴が!