「0120-226-652」というフリーダイヤルから着信があった場合、不審な電話かと思ってしまう方もいるかもしれません。実はこの番号は、三井住友カードのアウトバウンドデスクです。主に、キャッシング枠の見直しを提案し、金利を下げられる可能性があるという連絡が来るケースがあります。
0120-226-652は怪しい番号ではない
アウトバウンドデスクでは、主に下記の内容で連絡が行われることがあります。
- キャッシング枠(貸出限度額)の変更や見直しの提案
- 登録情報(住所・勤務先など)に変更がないかの確認
- 利用実績に応じた金利引き下げの案内
電話を受け取った際、詐欺を警戒して切ってしまうと、せっかくの金利優遇のチャンスを逃してしまう場合も。着信があったら、まずは公式サイトやカード裏面の問い合わせ先を確認し、不安な点がある場合は自分から正規窓口へ連絡してみましょう。
キャッシング枠と金利の関係
三井住友カードに限らず、カード会社のキャッシング枠は「貸出枠が大きいほど金利が低くなる」という仕組みを採用していることが多いです。
- 貸出枠700万円の場合:金利は4%台
- 貸出枠50万円以上の場合:金利は10%台
ただし、50万円以上のキャッシング枠を希望する場合には、年収証明(源泉徴収票など)の提出が必要になります。これは貸金業法の規定に基づいたもので、利用者の年収や資金状況に応じて無理のない貸し付けを行うためのルールです。
アウトバウンドデスクからの連絡で気をつけること
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まずは正規窓口と照合
「0120-226-652」からの着信があったら、カード裏面に記載の問い合わせ先や三井住友カード公式サイトに掲載されている番号と一致しているか確認しましょう。 -
不要なら断ってもOK
キャッシング枠が増えると金利が下がるメリットはありますが、「そもそもキャッシングを使わない」「借入リスクを増やしたくない」などの理由がある方は、無理に変更する必要はありません。電話で案内された内容をよく理解し、必要性を考えたうえで判断してください。 -
不安なときは折り返し
電話をかけ直す際は、必ず公式サイトやカード裏面の電話番号を使いましょう。万一不審に思う場合は一度電話を切り、正規の問い合わせ先に「先ほどこのような内容で連絡がありましたが…」と確認するのが安全です。
まとめ
- 0120-226-652は三井住友カードのアウトバウンドデスクで、キャッシング枠の見直しや金利引き下げについての連絡がある場合が多い。
- 50万円以上のキャッシング枠を設定する際は年収証明が必要。貸出枠によって金利が変わる仕組みを理解した上で検討を。
- 不要な増枠・借入を避けたい場合は、丁重に断るのも一つの手。
- 不審に感じた場合は、公式窓口へ一度確認をするのが安心。