E-PL9はオリンパスのペンシリーズのミラーレスカメラ。お洒落な雰囲気で女性を始め幅広いユーザーから人気のカメラです。日々の生活のワンシーンを気軽に切り取るスナップ撮影にピッタリのカメラ。なにげない毎日がカメラでスパイスアップして、ホントに楽しい毎日になります。E-PL8との違いやE-PL9以外のオリンパスペンとの違いもわかりやすく説明します。
オリンパスペンをお勧めする理由は、こちらもどうぞ。
【初心者にやさしい】私がオリンパスのペンシリーズをお勧めする理由
目次
新 ペンシリーズカメラ Olympus E-PL9 発表
オリンパスペンとその歴史
マイクロフォーサーズシステム規格が発表されたのは2008年8月。その翌年の2009年にオリンパス・ペン E-P1が発表され、2009年7月より発売が開始されました。
PLシリーズは、Pen Lightの意味で、オリンパスのミラーレスカメラの入門機です。
ペンシリーズのカメラは、ペン(Pen Fも含む)と軽量版のペンライトの2種類。以前はPM(ペンマイクロ)というシリーズもありましたが、PL(ペンライト)とのすみわけがあいまいになって現在は発売されていません。
ただ、PLシリーズは入門機とはいっても、上級機種のPenやOMDと性能上の大きな違いはありません。例えば画素センサーはPenとOMDで同じものを使っているので同じ画質です。
一方、値段は値ごろなので、これからカメラを始める人に人気のカメラです。
E-PL9
オリンパスペン久々の新モデル日本では2018年3月の発売予定です。E-PL9は、PLシリーズとしては9機種目となるペンシリーズのカメラです。
E-PL7の発売が2014年9月20日、E-PL8の発売は2016年11月25日だったのでほぼ1年半から2年毎に新モデルが出ています。
新モデルですが、実はE-PL9の性能は前機種E-PL8やその前のE-PL7と比較してみてもあまり変わらないようです。
ただし、外観はE-PL8から金属を多用した高級感があるものになっていてE-PL9も高級感があるものになっています。
新 ペンシリーズカメラ Olympus E-PL9スペック
Olympus E-PL9の主要スペックです。
Olympus E-PL9スペック
基本的にはE-PL7やE-PL8とほぼ同じ。手振れ補正も付いている良いカメラです。
基本的にこのカメラがあれば、スマホよりきれいに写真が撮れますし、インスタへの投稿も簡単にすることができます。
赤でハイライト下部分が、e-pl8との違いや改良点です。
- 1610万画素センサー
- 3軸手振れ補正 (3.5EV)
- 121点 AF
- 60-1/4000秒 シャッタースピード
- ISO100-25,600(拡張時)
- 4k(30p)対応
- 本体色は、黒、白、ブラウンの3色
- BluetoothやWi-Fi®でスマートフォンと接続が可能
- フラッシュが内蔵
- セルフィー用に液晶ディスプレイが下開きできる
- 本体重量は、バッテリ込み374g (CIPA基準)、本体のみで326g
- 117.1 x 68.3 x 38.4mm
Olympus E-PL9とOlympus E-PL8の比較
Olympus E-PL9のスペックは基本的に前機種E-PL8と同じもののようです。
E-PL7からよくなった質感はそのままE-PL9でも踏襲されています。
AFの測距点が81点から121点に向上。
動画も4Kが撮れるようになりました。
wifiに加えてBluetooth接続ができるようになったのも良いですね。
セルフィー(自撮り)用に画面が回転するようにもなりました。
また、フラッシュが外付けだったのが、内臓されています。
それ以外でもカメラとパソコンをつなぐケーブルが専用端子からUSB端子に変更されたというマイナーな改良もあります。
まぁ、普通の人はあまり使わないでしょうから、実質的には、Olympus E-PL9とOlympus E-PL8の違いはピント合わせを行うAFの機能向上と動画が4K対応したというところでしょうね。
フラッシュは内蔵されるようになりました。被写体に直接むけると、味のない写真になってしまうのでフラッシュを使うぐらいだったら使わない方が多いです。ただ、フラッシュが好きな人もいるでしょうから、この辺は好みですね。
実は、E-PL7のさらに前の機種E-PL6から、E-PL7への変更も画像処理エンジン、液晶モニタの変更にとどまっており大きなアップデートはありませんでした。
オリンパスのミラーレスカメラはすでにの技術面では成熟した商品になっています。なので、機能というよりデザインで選んで良いかもしれません。
値段が安いのはE-PL7なので、デザインにこだわりがない場合は、E-PL7で十分では?とも思いますが、カバンや財布を選ぶときはスペックではなくデザインで選ぶ。
カメラもデザインで選びたい人に良い物を届けたい。という作り手の思いを感じます。
良い物を長く使いたいおしゃれさんに是非使ってもらいたいお勧めのカメラです。
Olympus E-PL9の良い所
お勧めのミラーレスを聞かれることが多いのですが、その人が何を撮りたいか?で考えます。
赤ちゃんや子供の写真、旅行や風景のスナップ写真がメインであれば、しっかり構えてとればどこの会社のものでも特に差はありません。
ミラーレスカメラの性能は数年前は各社ばらばらでしたが、デジカメ自体の技術の熟成が進んできているので、そんなには差がないと言う印象です。
差があるとすれば、①センサーサイズ、② 重さ、③ 値段、④ 手振れ補正、⑤ 防水防塵性の点。
これらのバランスが良いのはミラーレスを世の中で一番最初に開発したオリンパスの製品です。
しっかり構えなくても気軽にぱしゃぱしゃ取れるのが、強力な手振れ補正がついているオリンパスの良い所です。
E-PL8もそうですが、複雑な設定なしに電源を入れてシャッターを押すだけの簡単操作でカメラの機能を活用することが出来ます。
キャノンやソニー等、他社のミラーレスカメラとの比較も行っているので、参考にしてください。
キャノンには圧勝というのが私の評価です。
オリンパスの初心者向けおすすめミラーレスカメラ
ミラーレス売上ナンバー1のオリンパス。
オリンパスの初心者向けおすすめミラーレスカメラはこちらの記事で詳しく書いてみました。
初心者向けにおすすめのオリンパスミラーレスカメラ
中級者向けミラーレスガイドはこちら
中級者向けカメラの比較はこちらをどうぞ。
で、 E-PL9と E-PL8、そしてE-PL7はどれを買えばいい?
三台まとめると性能的に大きな違いは実はありません。
何を重視するかで、限られた予算を大切に使ってください。
E-PL9は新しいもの好きの人におすすめ
4K動画と改良されたピント合わせの機能に魅力を感じられるひと。
この2点の性能差にE-PL8との価格差を払っていいという人にはE-PL9がいいのでは?
E-PL8はおしゃれさんにおすすめ
E-PL8はE-PL7と比べて質感がかなり向上しています。
カワイイカメラは間違いなくE-PL8。
良いものをかって大切に使いたい人にお勧め。
ダブルズームキットのお値段は8万円なり。
E-PL7は安い!
E-PL7は生産中止になってしまっていました。但し、新古品がamazonで出ています。
E-Pl8より15000円以上安く買えるので、お得ですよ。
カメラを安く買う方法
アマゾンで本体を新古品で買うのが安くてお勧めです。値段をまず見てみてください。
レンズは別に買う必要がありますが、私のお勧めレンズを記事の下に書きましたのでこちらも参考にしてみてください。
E-PL7を安く買う方法
新品で買うとお得感がありませんが、アマゾンやオークションサイトの新古品はお得感があるので新品でなくても気にしない人にはおすすめ。
これとレンズを同じく新古品でかうと4万5千円ほどで買えます。
新古品といっても殆ど新品でしたのでかなりお得です。
流行りのフリマサイトならAmazonよりさらに安く、4万円しないで買えるのでお得です。
メルカリやラクマで購入するのがおすすめです。
初めてラクマをする人に招待コードを用意します。
300円もらえます。
ラクマ IhEjP
E-PL8を安く買う方法
なんと、E-PL8も新古品が出ています。
7万3千円ぐらいでした。これもお得! なくなっちゃう前にどうぞ。
E-PL7/PL8/PL9 本体と合わせるレンズ
本体のみで購入した場合、レンズを合わせて買う必要があります。
キットレンズと同じレンズは、
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZというレンズです。
2万5千円ぐらいの新品でもいいですが、中古で1万5千円で程度がいいのが買えるので、これとさっきの4万円のPL7と組み合わせて買えば、5万5千円で性能のいいミラーレスカメラがそろいます。
amazonで中古も新品も買えます。
↓
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
その他のお勧めのレンズは下に紹介しています。
>> キットレンズの次に買うレンズ オリンパス パナソニック マイクロフォーサーズのおすすめ標準ズームレンズ
E-PL8/E-PL7と合わせて買いたいもの
メモリーカード
32Gもあれば十分です。1800円ぐらい。
レンズフィルター MC プロテクター NEO 58mm レンズ保護用 725801
レンズフィルターはレンズを保護してくれるフィルターです。レンズをぶつけたり、汚れから守ってくれます。
レンズの大きさによってフィルターが変わってきますが、E-PL8/E-PL7に付属しているレンズはZuiko 14-42が37mm。Zuiko 40-150が58mmのフィルターになります。
我が家ではレンズにはキャップをせずフィルターをキャップ替わりに使っています。
撮りたい時にすぐカメラが使えるので便利です。
Zuiko 14-42用 標準レンズ
Zuiko 40-150用 望遠ズーム
皮ジャケットと合わせてどうぞ。色は好みに合わせて選んでください。
液晶フィルター
意外と背面の液晶は丈夫なので、我が家のカメラにはついていません。
600円ぐらいなんですけど、私は正直もったいないなぁと思ってしまいます。
気になる人はお守り代わりで。
教本
写真がたくさんあってカラーで見やすいので説明書代わりにどうぞ。
編集者が組んだだけあって、ネットの情報を探して回るよりも、本をパラパラめくってどんな機能でどういう写真がとれるのかがすぐにわかるのでお勧めです。
せっかくいいカメラを買うのであれば、一緒にどうぞ。
カメラバッグ
別記事でPen E-PL8に合わせたいカメラバッグを選んでみました。
E-PL9/E-PL8/E-PL7にそろえて行きたいもの
外付けフラッシュ
本体内蔵のフラッシュは直接被写体に光が当たってしまうので味のない写真になってしまいます。
外付けフラッシュは、天井に光を向けることで天井に当たった光が被写体にあたるので自然な柔らかい明るい写真がとれます。
安くはないのですが、室内で子供やペット、料理を撮るときにあると本当に便利。
これは初心者の人ではあまり知られていないと思うので、是非是非お勧めします!!!!!!!
液晶フィルター買うよりもこっちもを買ってください!!
フラッシュは色々あってどれを選べばよいかわからないかもしれませんが、私のお勧めはこの機種。
理由は、向きを自由に変えることが出来るのと値段の安さです。
特に、縦向き横向きの構図をとってもフラッシュを天井に向けて使うことが出来る事は重要です。
直接被写体に光を当てないためにフラッシュを買うので、この機能は必須です。
残念ながらこの機種は廃盤になってしまったのですが、良質な中古が出回ってます。
アマゾンで買えるので見てみてください。
交換レンズ
外付けフラッシュの次にお勧めなのは交換レンズ。
レンズは明るく沢山ぼけるレンズにズームがついているのが超高級レンズになります。
マイクロフォーサーズの交換レンズ
私がお気に入りで使っているマイクロフォーサーズのお勧めレンズです。
標準ズームレンズ
もともとは4万円ぐらいして、上位機種のカメラとセットで売られるぐらいのレンズだったのに、なぜか1万円でたたき売られているレンズ。
防塵防滴で大雪のスキー場でも、ゆけむりの温泉でも、どこでも持っていけて、簡易マクロモードもついているし、小さくて軽くて写りも良いので気にいっているのですが、あまりに不憫なので紹介記事を書いています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ 評価とレビュー 作例も
ステップアップしたい人にはこちらも。
>> キットレンズの次に買うレンズ オリンパス パナソニック マイクロフォーサーズのおすすめ標準ズームレンズ
広角ズームレンズ
マイクロフォーサーズのカメラを持っているなら、ぜひ広角ズームレンズの購入を検討してみてください!
迫力がある写真が取れますよ。
LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 評価とレビュー 作例も
単焦点レンズ
ズームがついていないと仕組みを簡単にすることが出来るので超高級レンズ以上の明るい大きくぼけるレンズが出来ます。
超高級レンズは、20万円以上、へたすると100万円近いのもありますが、まずは1万円のレンズをお勧めします。
これは付属でついているレンズと違ってズームは出来ませんが、その分明るく、映りもシャープにくっきりとれます。
はまると、レンズ沼とよばれる沼にはまってしまって、沢山欲しくなりますが、まずは1本試してみてください。
こっちも液晶フィルター買うよりはお勧めです。
オリンパスの交換レンズ
E-PL8にピッタリ合うレンズをまとめてみました。撮影例も載せておきますのでイメージ作りの参考になれば。
オリンパスペンシリーズのE-PL8やE-PL7は初心者がこれからカメラを始めるにはぴったりの機種だと思います。カメラ中上級者でも、サブ機に持っていきたくなるような魅力があります。
オリンパス ペン E-PL8 評価とレビュー E-PL7との違いと正直な感想。
【初心者向け一眼レフカメラの選び方】 2017年人気のおすすめを予算別に紹介します
【初心者向け】ミラーレス一眼カメラの選び方 2022年完全版
おまけ
Pen PL-8のレビュー記事、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
あまり知られていない方法ですが、ブログの記事を最後まで読んでくれたあなたにこっそり教えます。
もらったポイントで交換レンズも買えるので、是非お勧めです。