イタリアのスーパーで買える、イタリアでしか売っていないものや、お土産にぴったりなもの。自宅用にもってかえりたいイタリア限定品、職場用のバラまきお菓子からちょっと気の利いたお土産迄。イタリアのスーパーならではのイタリア限定品を紹介します。イタリアのスーパーに行っても、何を買えばいいのか、どう使えばいいのか、わからないことばかりだと思います。このへんを買っておけば間違いなし!というものを選びました。イタリア土産の参考にしてください。
イタリアのスーパー
イタリアの主要なスーパーマーケットには、Coop、Conad、Carrefourがあります。
Carrefourはフランス系のスーパーで、イタリアだけでなく、ヨーロッパでよく見かけるスーパーですが、街の中にあるCarrefour Expressはコンビニをちょっと大きくしたような品ぞろえ。
都内のスーパーでいえばマルエツプチやまいばすけっとみたいな感じです。
ローマでは、Todis、Frescoあたりもよく見かけます。
イタリアのおすすめスーパー
おすすめのスーパーは、Esselunga(エッセンルーガ)とイータリー。
Esselungaは、ミラノやフィレンツェ等、イタリア北部を中心に展開する大型スーパーです。
品ぞろえもよく、大根(Daikon!)や白菜も売られています。
ちょっといいスーパーなので、品質が良く、値段もまぁまぁなので、地元の人でにぎわっています。
イータリーはスーパーというより独自業態の食料品店&レストラン店。
日本にも上陸していますが、モノによってはイタリアでは日本の3分の1ぐらいで購入することができます。
但し、イータリーは一般的なナショナルブランドの製品の販売が少ないのと、モノがよい代わりに値段も普通のスーパーより2~3割程度高くなっています。
イータリーの日本での値段や品ぞろえはこちらも参考にしてください。ものによっては5倍以上です。
東京駅のイータリーはイタリアのスーパーと一緒だった。 おすすめも紹介 (東京駅地下・銀座・原宿)
お菓子 チョコ
お土産の定番チョコ。もらってうれしくあげてうれしい。
バラまきようにもいいですね。
スーパーでは、空港の免税店で買うよりも安く売られています、
キンダーチョコ(Kinder)
BACI のチョコレート
日本でも大人気です。
その他定番チョコレート
ICAM、NOVI、FERRERO ROCHERとか。
FERRERO ROCHERのチョコ。定番ですね。
日本でもよく見かけます。
ポケットコーヒー
変わったところでは、ポケットコーヒー。
FERRERO ROCHERのFERREROが販売していて、本格的なエスプレッソコーヒーが液状で入っています。
夏の間は、チョコが溶けてしまうので販売できず、毎年10月から翌年の4月、5月頭までしか店頭に並ばない限定チョコです。
お酒は入っていないので、お酒が苦手な人でもOK。
トブラローネ、トブルローヌ (Toblerone)
隣の国スイスメーカーのチョコですが、おいしいので。笑
お菓子 チョコ以外
カントゥッチーニ (Cantuccini)
カントゥッチーニは、イタリア トスカーナ地方の伝統的な焼き菓子。
アーモンドの香ばしい香りが漂う固いお菓子ですが、エスプレッソやヴィンサントという甘いワインに浸して食べるのがイタリア流。
ロアカークワドラティーニ ナポリタン (Loacker quadratini)
日本でも人気の天然素材100%ウエハース。1925年創業のイタリアの
着色料、保存料、水素添加油脂を使用していないウェハースでいくつかのフレーバーが販売されています。
ナポリタンは、ナポリ産の上質なヘーゼルナッツを使用したもの。
安定の美味しさで日本でも人気ですが、1個当たり19kcalという悪魔的なお菓子です。笑
ロータス ビスコフ (Lotus Biscoff)
ベルギーの会社ですが、おいしいので。笑
日本でも買えます。
チーズ
イタリア土産の定番はチーズ。
おいしく、日本で買うより安くて、小さいので持ち運びもしやすい。
イタリアのスーパーで買うお土産はチーズが本当におすすめです。
検疫の観点から日本国内へ持ち込むことができるか気になりますが、チーズもバターも以下に該当する範囲であればイタリアから日本へ持ち込むことができます。
携帯品(別送品を含む。)として輸入及び輸出されるもの
(ただし、販売又は営業上使用するもの、10kgを超えるもの、飼料用のものは、検査証明書の取得が望ましい。)
また、お土産で持って帰る際には、輸送中の温度管理が気になりますが、ハードタイプのチーズであれば、長期保存前提に作られているので、真空パックにされているものであれば、そこまで気にせずに大丈夫です。
気になる方は保冷バックに、冷凍食品を保冷剤代わりにして入れておけば大丈夫です。
食べ方も簡単。チーズ削り器がなくても、薄く切って、バリボリ食べれますし、パスタやリゾットに入れてももちろんOK。
削ったチーズをサラダに載せるだけで、イタリアンレストランの味になります。
チーズ削り器もお土産になるかもしれません。
パルミジャーノ レッジャーノ(Parmigiano Reggiano)
イタリアでは、スーパーで売られている何気ないスライスチーズですらレベルが高いと言われますが、やっぱりお土産ならナチュラルチーズがおすすめ。
中でも、イタリアンチーズの王様のパルミジャーノレッジャーノはぜひおすすめしたい鉄板です。チーズで何を買おうか悩んだときにはパルミジャーノレッジャーノでまず問題ないでしょう。
パルミジャーノレッジャーノは、パルマ県、レッジョ・エミリア県など特定の地方で、特定の定められた製法で作られた認定を受けたチーズだけがパルミジャーノレッジャーノとして販売されます。
食べ方は、削ってパスタやサラダにかけても良し、適当に切って、ワインのおつまみにボリボリ食べても良し。どうして食べてもおいしいチーズです。
クセが少ないので、普段あまりチーズを食べない方にも食べやすいチーズでもあります。
子供にも人気で、我が家の子供たちもお気に入りです。
そして、驚くことに、イタリアでは日本の5分の1ぐらいの値段で販売されています。
日本では熟成期間が24か月以上のものがよく売られていますが、イタリアでは熟成期間も12か月から3年以上のものまでいろいろと売られています。
日本でなかなか売られていない珍しい熟成期間のものも、いくつかお土産に買って食べ比べをしてみても面白いと思います。
グラナ・パダーノ (Grana Padano)
パルミジャーノレッジャーノの兄弟というか親戚の様なチーズが、グラナパダーノです。
パルミジャーノレッジャーノとは産地が違うほか、製法も若干異なります。
パルミジャーノレッジャーノよりグラナパダーノの方が、ちょっとだけ安いのですが、こちらも熟成期間が熟成期間は最低9カ月最長2年と様々。
食べ比べてみるのもお勧めです。
バター(Burro)
発酵バターといえば、フランスのエシレバターが人気ですが、イタリアにもおいしいバターがあります。
BRAZZALE社のバターは日本では4千円で売られていました。
400万円失ってたどり着いた、イタリアの激ウマ有塩バターを日本へ!
生ハムはダメ!
生ハムやソーセージなどの肉類は検疫の関係で日本に持ち込むことはできません。
イタリアの生ハムはスペイン産より数割安いので、イタリアでいっぱい食べてみてください!
その他食べ物
即席リゾット (Knorr Risotto)
ブイヨンになっている味付けの素と、お米がセットになった即席リゾットセットがあります。
どちらもおいしいのですが、イカ墨リゾットは我が家の子供たちには不評でした。見た目が黒いのが嫌だとか。。
おいしいので、大人が食べる分には全く問題ないと思います。
STAR CLASSICOはいろんな味付けがあって、スタンダードな味付けから、FUNGHI PORCINI(ポルチーニ茸)とかいろいろあります。
イカ墨リゾットはダメでしたが、FUNGHI PORCINI風味のリゾットは我が家の子供でも問題なしでした。
STAR CLASSICCOやKnorのブイヨンタイプのリゾットの素の作り方は簡単。
- お米を洗わずにオリーブオイルで炒める。(オリーブオイルでコーティングする感じ)
- 別の鍋に水を沸かして置き、リゾットの素を溶かしておく。STAR CLASSICOの場合、ブイヨン一個を500mlのお湯で溶かします。
- お米がオリープオイルになじんだら、ブイヨンが溶けたお湯をヒタヒタになるぐらいに入れていく。
- お米がお湯を吸ってカニ穴のようになってきたら、ブイヨンの入ったお湯を加えていく感じ。
- 仕上げにバターとパルミジャーノレッジャーノ。オリーブオイルとコショウを振ってもおいしいかも。
3~5迄の時間は15~20分程度。炊飯器で炊くより簡単かも。
【シェフ直伝】本格リゾットのレシピ。生米をアルデンテに仕上げるテクニック
ボッタルガ(Bottarga イタリアのカラスミ)
ボッタルガは、イタリアのカラスミです。薄皮を剥いてから、そのままスライスして食べても、パスタに和えても美味しい。
実は、お茶漬けにしても、いけます。
乾燥パスタとパスタソース
かわいいパスタがたくさん。
パスタソースは瓶に入ったものや袋に入ったものなど。
さすが、パスタの国!いろいろあります。
FRAGASSIのパテ
ジュビーターコーヒーでも売られているらしい。
RIOのPATE’
マヨラーにたまらないのがRIOのPATE。
パンやクラッカーにのせるだけでイタリアンの前菜になります。
マヨネーズベースなので、サラダに載せても良し。
味は、ツナマヨに近い、といったら伝わるでしょうか?
サーモン味(Salmone Rosa)・ツナ味(Tonne)が基本で、他にもいろいろな味があります。
都内の老舗イタリアンレストランのシェフもイタリアに行くならこれ!と勧めてくれました。
調味料とか
オリーブオイル(olio extravergine d’oliva)
イタリア名産でイタリア料理には欠かせないオリープオイルですが、普段使いをするようなオリープオイルは日本でも買えてしまうので、わざわざ重いものを買ってこなくてもいいのではないかと思います。
同じ「瓶もの」を運ぶ名なら、小さいバルサミコ酢やワインの方をお勧めします。
バルサミコ酢(Aceto Balsamico)
サラダ、ラタトゥイユ、赤身肉料理の他、チーズにかけてもおいしいです。
熟成期間が長いほうが値段が高くなっています。
BARENA(バレーナ)社のアンチョビペースト
北スペイン沖で漁獲されたカタクチイワシのうまみを凝縮したアンチョビペースト。
ちょっと入れるだけで、パスタやピザがお店の味に大変身。
キャップがいまいちなので、横にすると油分が出てしまう、という口コミが多いので、注意してください。
MUTTI(ムッティ)の濃縮トマトペースト
チューブのトマトペースト。元は5.5倍の重さのトマトをギュッと濃縮したペーストです。
使い方は、パスタや煮込み料理に加えたりしてコクを出したり、チーズと一緒にトーストしてピザトーストが出来たりします。
実は、日本でもMuttiのトマトペーストが130g210円で販売されているので、無理してお土産にする必要はないかとは思います。
瓶詰めトリュフ・トリュフオイル・トリュフ塩・トリュフクリーム
トリュフ関連も人気。
瓶詰トリュフは、イタリアでもそれなりのお値段がしますが、トリュフ塩ならお手軽に購入できます。
乾物
使い方がわからないかもしれませんが、好奇心がある方やイタリア好きの人には喜ばれるお土産。
乾燥ポルチーニ茸(Funghi Porcini)とか、ドライトマト(Pomodori secchi)、乾燥イチジクとか。
お酒
ワイン(Vino)
スーパートスカーナと呼ばれる高級ワインから普段使いのワイン迄、イタリアンワインは多くの種類、価格帯があります。
スパークリングワインはプロセッコと呼ばれます。日本でもかなりメジャーになってきていますので、もはや解説の必要はないかもしれません。
イタリアのワインは5ユーロぐらいの安いものから100ユーロを超える高級ワイン迄ありますが、多くのワインは10ユーロ以下で買えてしまいます。
値段は、日本で売られているものの3割引きから5割引き程度で売られています。
そもそも日本で入手困難なワインも多いので、ワイン好きな人は箱で買っていかれる方も多いとか。
変わったところでは、ランブルスコ。
赤の発泡ワインで、アルコール度数も低く、甘口もあります。イタリアでも人気のワインです。
発泡ワインは、甘いDOLCEからきりりとした、DRY、EXTRA DRYと甘さがラベルに書いてあります。
ワイン選びの参考にしてください。
リモンチェッロ(Limoncello)
その他
マービスの歯磨き粉(MARVIS)
意外とスーパーでは取り扱いがないマービスの歯磨き粉。
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イータリーのおすすめ商品
東京駅改札から徒歩1分にイタリアにある「イータリー」があります。
本場と同じく、食材の他、レストランコーナーも充実。
パスポートがいらない、イタリアです。
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