結論から言えば、一条工務店の太陽光は格安なので明らかにお勧め。蓄電池は、太陽光とのトータルで考えればありかもしれませんが、単体で費用回収を考えると厳しいかも。
太陽光費用と回収期間
一条工務店の太陽光と蓄電池の費用は、太陽光が20万円/kW。
関東でしたら、1kWの太陽光設備で年間1200-1300kWhは余裕で発電します。
電気代は35円/kWhで計算すると、年間42000-45500円分電気代を安くしてくれます。
5年もあれば費用が回収できてしまいます。
しかも、補助金がすごいことになっていて、私の地域では補助金を引いた後の太陽光の値段は1万円以下と略無料でした。
補助金出し過ぎではないかと心配してしまうぐらいです。
蓄電池費用と回収期間
蓄電池は、60万円。
この60万円という数字は、補助金申請用にもらった数字なのですが、蓄電池を増設する場合には今はもっとかかるみたいです。
太陽光は補助金がでて実質無料になりましたが、蓄電池は補助金が半分ぐらい出る感じ。
最近は電気代が高いので、余った電気は売るよりも貯めて自家消費で使った方がお得です。
災害時の備えにもなるかもしれません。
蓄電池の費用回収にどれぐらいの時間がかかるか。
① 売電(20円/kWh)と充電しておいて自分で使う分(35円/kWh)の値差を15円/kWh、充電時のロスを30%とすると、蓄電池の利用は10.5円/kWh。
② 充電容量は7kWhですが、0%まで放電させると電池が痛むという説もあり、容量の10%を残して放電させると、実際に使えるのは、6.3kW。年間で雨が降ったり十分充電できない日もあるのでフル充電できる日が1/2ぐらいあると考えて365日×1/4×6= 1150kWh。
③ 1150kWh × 10.5円/kWh = 12,075円。 なので、12,075円が年間の蓄電池のメリット。
60万円だとすると費用を回収するには、50年かかる計算。
あれ、本当かな?? 笑
売電前提をFIT切れを考えて36円/kWhにしても17年ぐらいかかる。
補助金で費用の半分負担してもらっても、投資回収には8年。
蓄電池無しで太陽光だけでできるならそちらの方が、投資回収という点ではいいかもしれません。
もちろん、蓄電池を入れることで、災害時の対応といったメリットもあります。
北海道でおきた大規模停電のように数日電気が来なくても、昼間太陽が出ていれば発電してくれた電気をためておいて、夜に使うという使い方もできるようになります。
それに、魅力を感じ、いくら払うかは、あなた次第です。