ガラケーでは電池の持ちを心配する必要はあまりありませんでしたが、スマホは使っているとどんどんバッテリーの残量が減っていきます。
そこで出てくるのがモバイルバッテリー。出先でスマホやiPhoneにさっとつなぐだけで充電やその場で使うこともできるので、旅行だけでなく、長距離の通勤や出張、自転車で長距離の移動、山登りやキャンプ、電池のヘリが早い寒いところ(寒いスキー場、氷上釣りやなかなか充電場所がないビーチ)に行くときに便利です。写真や動画をバシャバシャとったり、ポケモンゴーとかそういう電池の減りが早いアプリを使う方にも。
意外なところでは、防災グッズとしても常備しておくといいかも。
目次
モバイルバッテリーの選び方
メーカー、バッテリーの容量、大きさと重さ、価格、使い勝手(USBパススルー機能)で選べば間違いないでしょう。
モバイルバッテリーのメーカー
Sonyといった誰もが知る大企業から、AnkerやAukeyといった新興スマホアクセサリーメーカーまで、いろいろな会社が出しています。
モバイルバッテリーの容量
充電したいものの充電池の容量にもよりますが、10,000mAhあれば大抵の用途はカバーします。
例えば、2,000mAhのスマホの電池なら5回充電できる計算です。
(実際には3-4回というところでしょうが。)
モバイルバッテリーの価格
10,000mAhであれば、安いものは2000円~2500円ぐらいです。
PowerIQとQuickChargeとは?
QuickChargeは高速充電のための規格で、通常のUSB充電よりも速く充電ができます。例えばQuick Charge 2.0だと、スマホがフル充電になるのは通常のUSB充電の約3倍の速さ。
Quick Charge 2.0はAndroid端末を中心に普及していますが、iPhoneやiPad、iPodなどのiOS対応デバイスはQuick Charge 2.0非対応となっています。
Ankerの場合は、PowerIQという独自技術を使っいて、急速充電ができることと謳っています。
USBパススルー機能
USBパススルー機能とは、モバイルバッテリーを電源に接続しながら、スマホを充電する機能です。
スマホが充電し終わったら、こんどはモバイルバッテリーを充電してくれます。
これは何がいいかというと、出先で、寝る前にコンセント→モバイルバッテリー→スマホとつないでおけば、朝起きるとモバイルバッテリーもスマホも充電が終わっていることになります。
バッテリーがいち早く劣化してしまうとされていて、パススルー充電機能がついているモバイルバッテリーが欲しい場合は、機種を選びますので注意が必要です。
まぁ、パススルー充電は、一見便利なように見えますが、考えてみれば、充電池とスマホをそれぞれ別々に充電すればいいので、パススルー充電がなかったからと言って、特に大きな問題があるわけでもありません。
給電口がたくさんあるアダプターかアダプターを一つ多めに持っていれば、モバイルバッテリーとスマホの充電が同時にできるわけで、しかもこの方が充電が早く終わるのので、そんなのパススルーにはこだわらなくてもいいのかなとも思います。
Anker モバイルバッテリー パススルー
ちなみに2020年7月現在、AnkerのモバイルバッテリーにはUSBパススルーは付いていません。
旅行に、荷物を少なくしたい、という方はこちらをもっていくといいともいます。
同時に4台充電できる、Anker powerport atom iii slimのレビュー記事です。
我が家では、旅行の時はコードごとanker powerport atom iii slimをもっていきます。
【レビュー】一度に4台充電 Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)USB-C 対応がオススメである理由
それでも、どうしても、パススルー付きのモバイルバッテリーが欲しい方は、こちらをどうぞ。
AUKEYのモバイルバッテリー 10000mAh PB-N42 レビュー
大きさ・軽さ
同じ容量でもメーカーやモデルによって大きさや重さが違ってきます。
もちろん、小さく軽いほうが持ち運びに楽なのでお勧めです。
小さくて軽ければ、バックに入れたままでも気になりません。
モバイルブースター
モバイルブースターとは、モバイルバッテリーのコト。違う呼び名です。
「モバブ」とも略されるとか。
Anker PowerCore 10000レビュー
モバイルバッテリーは中国の会社が作っているのが多いのですが、Ankerも中国の会社です。
※ Ankerの読み方は「アンカー」になります。
Ankerのモバイルバッテリーは、容量が5000mAh、10000mAh、20000mAhとあります。
この記事でレビューをしているAnker PowerCore 10000は、Ankerの10000mAh モバイルバッテリーで、価格は2500円程度。大きさは、世界最小最軽量をうたっています。
手軽な値段でアマゾンでも人気で売り上げランキング1位に入っています。
レビュー数は4198件! すご。
iPhone8 Plusと一緒に並べてみてもあまり変わらない大きさです。
よく聞いた事がない会社ですが、アマゾンでもレビュー数が多く評判も良かったこと、18か月間の保証がついているので安心です。
残念ながらUSBパススルー機能には対応していませんが、モバイルバッテリーを充電しながらスマホを充電することに魅力を感じなければ、特に問題はないと思います。
総じてコストパフォーマンスが高いので買っても損はないかと思います。
Anker PowerCore 10000のレビューまとめ
Anker PowerCore 10000を使い始めてから1月ぐらいたちましたが、問題なく快適に使っています。
外出時に充電切れになったらどうしよう?という不安から解消されるので、一家に一台あるといいかと思います。
安いですし。
良い点:
- 小さい軽い(クレジットカードとほぼ同じぐらいの大きさ。重さ200g程度)
- 出力が2.1Aにも対応 (電圧が高いのでタブレットも安心して充電できます。)
- 筐体がプラスチック(寒い地域に住んでいる人には金属製よりプラスチックがいいかも。冷たくないしね。ケータイやガジェットの電池がすぐなくなるスキー場に持っていくときも便利です。)
- 価格 2500円ぐらいなので。コストパフォーマンスが高いです。
- 容量も十分(iPad Airに約1回、iPhoneやスマホに約2回半~約4回分)
- 残量表示計もある。
悪い点:
- QuickChargeには非対応 (まぁiPhoneには関係ないですし、PowerIQという代替技術を使っているので問題ないかもしれません)
Ankerはアマゾンだけでなく、楽天やYahoo Shoppingにも公式店があり、どこからでも購入可能です。
ビックカメラの実店舗でもAnkerコーナーがあり取り扱いがありました。
関連商品
モバイルバッテリーと一緒にカバンに入れておくと便利なiPhoneケーブル。
Ankerのものならコスパが良くお得です。
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ライバルAukeyのモバイルバッテリー。こちらはパススルー機能付きですが、Ankerのものよりちょっと大きいです。
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