ストップ高&ストップ安時の証券会社別、比例配分方法。
一般論
ストップ高・ストップ安の比例配分の場合、まず金融商品取引所が会員証券ごとの注文株数を勘案して割り当てを行います。
割り当てを受けた証券会社は、自社内ルールに基づいて、発注者に割り当てを行います。
ストップ高・ストップ安の配分方法は会社によって異なっていて、多くの場合、成行・価格優先、ないし時間優先の原則で配分されていきます。
SBI証券
SBI証券のストップ安・ストップ高時の配分方法は、成り行き・時刻優先。
余談ですが、SBI証券は、ストップ高・ストップ安時の配分方法が、SBI証券のホームページ上にわかりやすく開示されていて好感が持てます。
【当社の配分方法】
・朝から気配更新が行われ、大引けで値が付いた場合、または一度値が付いてから特別気配となり、大引けで値が付いた場合
(1)成行注文
(2)寄成注文
(3)引成注文
(4)不成注文
(5)制限値段(ストップ高・ストップ安)の指値注文・制限値段(ストップ高・ストップ安)の寄指注文
(6)制限値段(ストップ高・ストップ安)の引指注文
上記の順位で、1注文ごと1単位ずつ原則配分を行います。
また、 1注文ごと1単位ずつ一通り配分を行ったのち、2単位以上の注文に対し2順目以降も上記条件で1単位ずつ配分を行います。
・なお、上記(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)のそれぞれの注文における優先順位は、まず発注時刻※を優先し、次に発注時刻※が同一の場合には抽選を行い、優先順位を決定いたします。
※逆指値注文においては、取引所発注条件を充足し取引所へ発注された時刻を発注時刻といたします。
また、前営業日の大引け後からストップ配分が行われた日の当社システム業務開始時間(午前8時00分頃)までのご注文については発注時刻を同時刻として取扱います。
https://faq.sbisec.co.jp/answer/5edde2f2878c430011c178d1
楽天証券
楽天証券証券のストップ安・ストップ高時の配分方法は、成り行き時刻優先。
配分結果は、17時ごろに判明。
AU株コム
AU株コムのストップ安・ストップ高時の配分方法は、公式に問い合わせたところ、配分方法は一切答えられない、とのこと。
抽選方式というネット上の記載もありあすが、担当者曰く「参照できる資料には記載がない」とのこと
1535-1540分ごろまでに注文が約定するので、この時間が来るまで待ちましょう。
SMBC日興証券
SMBC日興証券のストップ安・ストップ高時の配分方法は、成り行き・時刻優先。