Olympus OM-D EM1 Mark II 評価とレビュー
Olympus OM-D EM1 Mark IIが16年12月22日発売されてから2年ぐらいたちました。次世代機のE-M1Xの噂もチラホラ聞こえてきますが、改めて、使い始めて2年を経過したOM-D EM1 Mark IIの感想をレビューしてみます。
目次
- 1 オリンパス マイクロフォーサーズ フラッグシップモデル OM-D E-M1シリーズ
- 2 OM-D EM1 Mark II
- 3 OM-D EM1 Mark IIの手振補正の効果
- 4 OM-D EM1 Mark IIの良いところ
- 5 OM-D EM1 Mark II プロの作例
- 6 OM-D EM1 Mark IIと初代OM-D EM1の比較
- 7 OM-D EM1 Mark IIはこんな人におすすめ
- 8 OM-D EM1 Mark IIのライバルと比較は?
- 9 OM-D EM1 Mark IIのライバルとなるミラーレスカメラ 主要機種 対比表
- 10 OM-D EM1 Mark IIと一緒に買うもの
- 11 その他感想
- 12 OM-D E-M1 Mark2の設定
- 13 オリンパスのおすすめミラーレスカメラ
- 14 オリンパスミラーレスカメラのおすすめレンズ
オリンパス マイクロフォーサーズ フラッグシップモデル OM-D E-M1シリーズ
OM-D E-M1は、オリンパス マイクロフォーサーズ フラッグシップモデル の2世代目の機種です。2013年10月にOM-D E-M1発表されその3年後にシリーズ2世代目となるOlympus OM-D EM1 Mark II が発表されました。日本では2016年12月22日発売。まずは、先代モデルの位置づけから振り返ってみましょう。
初代「OM-D E-M1」
オリンパスは、ミラーレスカメラ向けの「マイクロフォーサーズ」規格の他に一眼レフ用の「フォーサーズ」規格のレンズが使えるデジタル一眼レフカメラを出していたのですが、OM-D E-M1からミラーレス用の「マイクロフォーサーズ」規格に統合する事としています。
「フォーサーズ」規格も小さなカメラと写りの良いレンズで定評があったのですが、オリンパスのデジタルカメラ部門は商売的に上手くいっていなかったこともあってか、二つの規格を維持していくことよりも経営資源を一つの規格に集中する道を選んだようです。
OM-D E-M1は、これまでからのオリンパスのファンや写真家向けに出したオリンパスのデジカメのフラッグシップ機。その後に発売された下位の機種 OM-D E-M5 Mark2とのすみわけも微妙な気もしますが、マイクロフォーサーズのフラッグシップ機として人気を博しました。
OM-D EM1 Mark II
OM-D EM1 Mark II は、2016年12月22日の発売。
初代OM-D EM1から3年ぶりとなる発表です。
先代のOM-D EM1の発売の後、格下のOM-D EM5 Mark IIが発売されて、自慢の手振れ補正機能等M-D EM5 Mark IIの方が性能が上という逆転現象もありましたが、OM-D EM1 Mark IIは、軽さと大きさ以外の全ての性能でOM-D EM5 Mark IIを凌駕しています。堂々のフラッグシップ機です。色々と改良されているので、OM-D EM5 Mark IIからの乗り換えも多いようです。私もそんな一人です。
E-M1Xの噂もちらほら出ていますが、フォーサーズ機のいいところはコンパクトさだと思います。ちょっと大きいなと思ってしまう私は、OM-D EM1 Mark IIをまだまだ使いそうです。
OM-D EM1 Mark II
OM-D EM1 Mark IIは、OM-D EM1 シリーズとしては2世代目となる機種。2016年9月にドイツのカメライベントフォトキナで正式に発表されました。
OM-D EM1 Mark IIのウリはこれまで評判であったOM-D EM1の高画質をそのまま引き継ぎつつ、AF周りの強化と動画撮影性能を4K対応にするなどを向上させた点です。定評の手振れ補正機能も5.5段と先代から1.5段、OM-D EM5 Mark IIからは半段向上しています。
また、新センサーも話題。オリンパスミラーレスカメラ史上最高の画質として評判です。OM-D EM1 Mark IIにあわせて発売されたM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと合わせると最大6.5段分の手振れ補正効果が得られるなど人気のカメラとなりました。
フラッグシップ機らしい順当なアップデートであると思います。
OM-D EM1 Mark II 主要機能
主要機能を見てみましょう。一時期は20万円を超えていた価格も発売後時間がたって、落ち着いてきました。
- 電子シャッター時にはAF/AE追従で最高18コマ/秒の連続撮影 (機械式シャッター撮影時は最高10コマ/秒。動き物を撮る人にいいですね。)
- AF/AE固定では最高60コマ/秒!!( 置きピンが出来る状況では凄い性能を発揮します。動画からの切り出しのようですね。あまり用途は思いつきませんが。笑 カワセミとか撮影用とかに便利!?)
- 5軸手ぶれ補正機能 (補正段数は、公称5.5段分。同時期に発売されたZuiko 12-100との組み合わせで6.5段分!の手振れ補正効果。手振れ補正は技術的な限界に達した感もあります。ここまで来ると十分ですね。)
- 「TruePic VIII」と有効画素数2037万画素Live MOSセンサー
- 「DUAL FAST AF」の進化。121点オールクロスセンサーと新動体追従アルゴリズム
- レリーズタイムラグは「OM-D E-M1」比で約3割短縮 再生時のコマ送り速度は約3倍以上に高速化
- 防塵・防滴・耐低温(-10℃)設計ながらも小型・軽量、高い機動性と信頼性を両立 (オリンパスの防塵・防滴・耐低温の信頼性はこれまた定評のあるところ。気にせずどこにでも持ち歩きが出来るのでとても便利。)
- ダストリダクションシステム (定評のあるオリンパス。技術的にはこれも確立されているので進化の余地はあまりない気もします。)
- 常用感度ISO6400 (ISO1600ぐらいからノイズが目立ち始めるというレポートもあります。)
- 4k動画撮影対応!(3860x2160の他、デジタルシネマ規格4096 x 2160(C4K) 24pにも対応しています。)
- 強力な5軸手ぶれ補正に動画専用の電子手ぶれ補正(M-IS)
- 無音撮影が可能な静音モード(シャッター音や電子音などがオフになり、演奏会など、音が出せない環境での撮影でも気兼ねなく撮影可能。)
- ダブルスロット (スロット1:UHS-II/UHS-Iに対応、スロット2:UHS-Iに対応)
- 質量:498g(本体のみ。大分重くなりましたね。まぁフラッグシップなのでしょうがないか。)
- 価格:日本 21万円 (本体のみ)
- パワーバッテリーホルダー「HLD-9」:(別売)
電池がモデルチェンジしてしまい今までの電池が使えなくなったことが残念です。
動画撮影時のピント合わせ能力の差は歴然。
OM-D EM1 Mark IIの手振補正の効果
本体のみで5.5段という手振れ補正はかなり強力です。
三脚なしでとはさすがにいかないかもしれませんが、これまでISOを上げていた撮っていたシーンで、ISOを上げずにシャッタースピードを下げて撮影することができるようになりました。
下の写真は、ともに焦点距離が12mm f /6.3で撮りました。三脚が禁止されている場所だったので、2枚とも手持ちの撮影です。
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左がISO3200 1/3秒、右がISO800で1.3秒で撮りました。
パット見、似たような写真に見えますが、よく見ると車のテールライトが右の写真の方がより流れているのは、シャッタースピードが遅いから。
また、ノイズが拡大してみると大分違うことがわかります。
フルサイズであれば、ここまでノイズがのらないのかもしれませんが、軽量なマイクロフォーサーズだと、ISO感度を3200まで上げると、写真を拡大してみると結構ノイズが目立ってしまいます。
でも、ISOを落としても強力な手振れ補正が補ってくれるので、コンパクトなマイクロフォーサーズでもスナップ写真ぐらいなら夜景も十分こなします。
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三脚が禁止されている場所や、三脚を持っていない場所でも、ISO感度を上げずにSSスピードを遅くしても、手振れが抑えらられるので、ノイズが出る心配をしなくても、これぐらいの写真であれば撮影ができるのは心強いです。
ちなみに上の写真は2枚ともLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmで撮った写真です。
本体の5.5段と合わせて、6.5段分の効果を発揮するというM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROでも似たようなことを今度やってみようと思います。
【購入後ほぼ半年】「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-ES12060)評価とレビュー
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 評価とレビュー
おかげさまで、このカメラを使うようになってから、夜景撮影に興味が出てきました。笑
【東京】おすすめ夜景スポット 2018年ランキング デート・観光・撮影にも
OM-D EM1 Mark IIの良いところ
Canonのフルサイズ機も持っていますが、旅行に行くときはいつも悩みます。
フルサイズ機とレンズのセットか、OM-D EM1 Mark IIと交換レンズのセットか、両方持っていくか。。。
OM-D EM1 Mark IIの良いところはフォーサーズならではのコンパクトで軽量なところ。加えて強力な手振れ補正です。
北海道にスキー旅行に行ったときも、悩んだのですが、OM-D EM1 Mark IIを持っていきました。
防塵防滴で手振れなしでも取れる範囲が多いのと、超望遠レンズも持っていきました。
子供のスキーレッスンを撮ったり。
バックカントリーをしているスキーヤーを撮ったりしてカメラで遊びました。
マイクロフォーサーズは、レンズもいろいろバリエーションが出てきて、いろいろ遊べるので楽しいですね。
今回の旅行ではフルサイズ換算800mmというとんでもないレンズを使ってみましたが、キレイに撮れました。
【購入1年後レビュー】「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-RS100400)評価と感想
OM-D EM1 Mark II プロの作例
OM-D EM1 Mark II サンプル写真
ヨーロッパ各国のサイトで写真家がとった写真が公開されています。
とても綺麗です。
https://www.olympus.co.uk/site/en/c/cameras/om_d_system_cameras/om_d/e_m1_mark_ii/index.html
PHOTO YODOBASHIも出しています。いつもきれいですね。
http://photo.yodobashi.com/olympus/camera/em1_mk2/
登山写真。Olympus OM-D E-M1 Mark II + M.Zuiko 12-100mm f/4.0 IS PROの組み合わせ。
いつかはこんな写真撮りたいですね。
OM-D EM1 Mark II 4K撮影 サンプル動画
時代はコンパクトデジタルカメラですら高画質な動画性能も要求されます。ミラーレスのフラッグシップとなるとプロ並みの動画も撮影できることが要求されますが、OM-D EM1 Mark II はその要求にも確り応えます。
OM-D EM1 Mark II で撮影された4K動画。手振れ補正が凄い。
OM-D EM1 Mark IIと初代OM-D EM1の比較
OM-D EM1からOM-D EM1 Mark IIへの変更点
OM-D EM1 Mark IIの主な向上点は、オートフォーカス性能の大幅向上と動画撮影性能が向上点です。
- 手振れ補正機能の強化 (4段相当から5.5段に)
- オートフォーカス性能が大幅に向上。像面位相差AFは121の測距点全てをクロスタイプに。
- 連写性能の改善。AF/AE追従で最高18コマ/秒 (モード設定はCAFと連写時)。
- 4K動画に対応。(シネマサイズ(17:9)の4K録画が撮影可能)
- ダブルスロット記録が可能に。
- 497グラムだったものが574グラム(共にバッテリー、記録メディア含む)になり少し重くなりました。
スペックには表れないところでも、操作感が上質なものになっています。
OM-D E-M1 Mark II 徹底解剖
プロカメラマンの斎藤巧一郎さんが、OM-D E-M1とOM-D E-M1 Mark II の違いを徹底解剖します。
オリンパス公式です。
OM-D EM1 Mark IIはこんな人におすすめ
恐らく、この記事を見ている方は、OM-D EM1 Mark IIに興味がある方だと思います。
このカメラの良い所は、強力なAF性能、APS機やフルサイズ機と比較した場合の圧倒的な軽さとコンパクトさ、4Kも撮れる事、強力な手振れ補正機能、オリンパスとパナソニックの豊富なマイクロフォーサーズ規格のレンズ群が使えると言ったところです。
OM-D EM1 Mark IIをおすすめしたい人はこんな人
- すでにOM-D EM1を持っている人 ← AFの進化、4K対応等、機能がブラッシュアップされています。
- オリンパスやパナソニックのフォーサーズ機種を持っている人 ← ステップアップにいいですね。レンズ資産を使えるのが強みです。
- 4K撮影が出来るカメラを考えている人 ← 4K画像は今後のトレンドですね。対応するテレビがまだ普及していないとも言われますが、10年後に撮った映像を見直すときは4Kであったほうが満足度は高いと思います。(10年前のFHDで無い映像をみると、FHDで撮って置けばよかったとおもいませんか?)
- 動画をつかうユーチューバ―。絶対的な人数は多くは無さそうですが。笑 バリアブル液晶、強力な手振れ補正、4K撮影(30P)と十分な性能です。
- オリンパスが好きな人/オリンパスのカメラが欲しい人
OM-D EM1 Mark IIをおすすめできない人
OM-D EM1 Mark IIのライバルと比較は?
OM-D EM1 Mark IIは価格が高価なので、価格的には高級コンパクトデジカメの他、APSやミラーレス機も比較検討の候補となります。
高級デジタルカメラとミラーレス機の比較表を下に付けました。
候補が沢山あって悩むかと思いますが、
① コンパクトさ軽さを求めるなら高級コンパクトデジタルカメラを選んでください。
② 大きさや重さをあまり気にしないというなら、ミラーレス機を。10万円出せるのであればかなり良い機種が買えます。
OM-D EM1 Mark IIのライバルとなる高級コンパクトデジタルカメラ
Olympus OM-D E-M5 Mark2かPen F
正直、カメラの性能や使い勝手はOM-D E-M1 Mark2が文句なしに上。
シャッター音、シャッターを押したときのフィーリングや、直感的に切り替えが出来る操作性など、すべてがOM-D E-M5 Mark2やPen Fより気持ちよく使えます。
但し、敢えてOM-D E-M1 Mark2の弱点を上げるとしたら、①バッテリーの持ち、②大きさ・重さ、③価格といったところでしょうか?
業界最高峰の圧倒的なAF性能や4Kは要らないという人には、価格もかなりこなれてOM-D EM1 Mark IIの半額以下となっているのでコストパフォーマンスは高いですね。
Pen Fは、OM-D EM1 Mark IIよりは安く、OM-D E-M5 Mark2より高い。性能的にはOM-D EM1 Mark IIに近いのですが、4K、防塵防滴、手振れ補正が多少劣る点を割り切れれば有力な候補になります。なによりPen Fの良さは、人に与える威圧感がないこと。無骨でカメラをアピールするOM-D EM1 Mark IIに対し、Pen Fは柔らかい印象で、あまり目立たせたくない場所にさりげなく持っていくにはPen Fに手が出ます。
どことなく懐かしい感じがします。
初代OM-D EM1
OM-D EM1 Mark II発表後、大幅に値下がりしていました。オリンパスのf2.8の通しレンズとセットで12万円台なんてこともありましたが、売り切れです。
中古品ならボディで5万円程度で買えますが、OM-D E-M5 Mark2の方がいいかな。今、初代OM-D EM1を選ぶ理由はあまりないかもしれません。
12-50も投げ売りされているのですが、あまりにも可哀想なので、記事にしちゃいました。
使い始めて3年以上。愛着のあるレンズです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ 評価とレビュー 作例も
Sony α6500
オリンパスとソニーの資本提携によって実は共通点が多いソニーとオリンパスのミラーレス。
オリンパスにはソニーの画素センサーが、ソニーにはオリンパス自慢の5軸手振れ補正機能が搭載されています。
ただし、ソニーミラーレス機に搭載される画素センサーの方が世代的には先を言っているので、カメラ本体の画質はこちらの方が(オリンパスファンとしては)残念ながら良いものとなっています。
α6000シリーズはソニーのミラーレス機としては価格的にOM-D EM1と重なります。
2016 Sony α6500 評価とレビュー α6300 からの進化点
Panasonic Lumix GH5とG8
マイクロフォーサーズは、オリンパスとパナソニックが策定した規格です。
パナソニックのミドルクラス機G8もこの10月にリニューアルされています。価格的にもOM-D EM1 Mark IIと重なりますね。
昔から動画に強いのがウリでしたので、動画メインの方はこちらも候補になると思います。
私は、パナソニック、嫌いではないですがOMDの方が良いかな?
パナソニックという意味ではフラッグシップもリニューアルされます。
GH5も使ってみましたが、静止画カメラというより、動画用カメラという印象を持ちました。
Sony RX100 V
高級コンパクトデジタルカメラは、OM-D EM1 Mark2と被るものはないですが、コンパクトなカメラという切り口で検討してみるのはいかがでしょう?
動画性能の高さを重視するならSony RX100 V。動画性能を妥協出来るなら初代RX100が半額以下と値段的にもかなり安くなっています。
シリーズで実は一番軽いのは、初代DSC-RX100です。 – 本体:213g、総重量:240g
まだまだ販売されています。
Sony RX100 V (DSC-RX100M5) 評価とレビュー RX100M4/M3/M2との比較や違い
余談 GPS付カメラ
GPSは安いコンパクトカメラには付いているのですが、ミラーレスや高級コンデジにはほとんどついていないんですよね。
GPSがついていると写真の検索に便利なんですけどね。
OM-D EM1 Mark IIのライバルとなるミラーレスカメラ 主要機種 対比表
OM-D EM1 Mark IIを検討している人用に、現在販売されているミラーレスカメラとの性能対比表を作ってみました。
予算の制約がある人はこちらも検討してみてください。
お勧めはソニーのα6500かオリンパスのOM D。或いは5万円程度に予算を下げてペンシリーズを買って、レンズやフラッシュを追加すると言うのが写真好きとしては一番幸せになれるかも。
参考にしてください。
α99 II ILCA-99M2 | α6300 ILCE-6300 | α7 II ILCE-7M2K | α6000 ILCE-6000L | α5100 ILCE-5100L | α5000 ILCE-5000L | OM-D E-M5 Mark II | OM-D E-M5 | OM-D E-M10 Mark II (中位機種) | OLYMPUS PEN Lite E-PL7(初心者向け) | EOS M5 (中位機種) | EOS M3 (初心者向け) | |
実績価格 (Body) | 377990 | 110000 | 150753 | 85037 | 販売終了 | 57500 | 47800 | 46200 | ||||
発売年 | 2016年11月 | 2016年3月 | 2015年3月 | 2014年3月 | 2014年9月 | 2014年2月 | 2015年2月 | 2012年3月 | 2015年8月 | 2014年9月 | 2016年11月下旬 | 2015年2月 |
センサー | 4360 万画素 | 2500 万画素 | 2470 万画素 | 2470 万画素 | 2470 万画素 | 2040 万画素 | 約1720万画素 フォーサーズ | 約1685万画素 フォーサーズ | 約1720万画素 フォーサーズ | 約1720万画素 フォーサーズ | 約2470万画素 APS-C | 約2470万画素 APS-C |
手振れ防止 | なし | なし | なし | あり | あり | あり | あり | なし | なし | |||
ISO感度(静止画時) | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~16000 | 標準:ISO100~1600 | 標準:ISO100~1600 | 標準:ISO100~1600 | 標準:ISO100~1600 | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~12800 |
コマ速/秒(約) | 12 コマ/秒 | 11 コマ/秒 | 5 コマ/秒 | 11 コマ/秒 | 6 コマ/秒 | 3.5 コマ/秒 | 10 コマ/秒 | 9 コマ/秒 | 8.5 コマ/秒 | 8 コマ/秒 | 最高約7コマ/秒(AF追従)、最高約9コマ/秒(AF固定) | 4.2 コマ/秒 |
AF | ハイブリッドCMOS AF III | |||||||||||
液晶 | 3インチ122.88万ドット | 3インチ92.16万ドット | 3インチ122.88万ドット | 3インチ92.16万ドット | 3インチ92.16万ドット | 3インチ46.08万ドット | 3インチ 104万ドット | 3インチ61万ドット | 3インチ 104万ドット | 3インチ 104万ドット | ワイド3.2型(3:2)約162万ドット | 3インチ 104万ドット |
防水防塵 | ○ | ○ | ○ | なし | なし | なし | ○ | ○ | なし | なし | なし | なし |
GPS | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
Wi-Fi | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | あり | あり | あり | あり |
NFC | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし | あり | あり |
重さ(CIPA基準) | 770 g | 361 g | 556 g | 285 g | 224 g | 210 g | 417 g | 373 g | 342 g | 309 g | 427 g | 319 g |
動画対応 | 4K(3840x2160) | 4K(3840x2160) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) |
写真としての性能は、ミラーレス機やAPS機の方が上で値段も安いものが多いです。
個人的には、CanonのEOS M5ならSony RX100 Vの圧勝。CanonのEOS M5と比べるくらいならSony RX100 Vと比べて軽さと手振れ機能と価格をどう考えるかというところですね。
例えば、α6500。
2016 Sony α6500 評価とレビュー α6300 からの進化点
Canon EOS M5については下に記事を書きましたのでこちらも参考にしてください。
Canon EOS M5 評価とレビュー
OM-D EM1 Mark IIと一緒に買うもの
カメラ本体
色々と賞を撮るなど、売れ行きは好調なようです。
値段もダイブ下がってきて手ごろになってきました。
UHS-II対応 SDカード
UHS-II対応メモリーカードの選び方
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
新たしくでた12-100が気になるのではないでしょうか?
懐かしのフォーサーズの神レンズと言われた「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」に匹敵するとかしないとか。
そういえば、ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、どこにしまっていたかな。探してみようと思います。
>> M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 評価とレビュー
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROが、松竹梅でいう松だとすると、さしずめ梅となるレンズがこちら。
実は私のお気に入りのレンズだったりします。
モデル末期の為か、投げ売り中で1万円少々。投げ売りされて可愛そうなので、いまさらですがレビューを書きました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ 評価とレビュー 作例も
その他、Pana Leica12-60と使い比べてみた感想はこちら。
Zuiko 12-100からまとめて比較します。
キットレンズの次に買うレンズ オリンパス パナソニック マイクロフォーサーズのおすすめ標準ズームレンズ
リチウムイオン充電池 BLH-1
OM-D EM1 Mark IIとなり電池は一新されました。
消費電力がすごいのか、純正電池でも結構早くなくなってしまいます。
新開発のリチウムイオン充電池「BLH-1」は、「OM-D E-M1」に使われている「BLN-1」に対し、約37%電池容量が増え1720mAhへと大容量化。
初めて見たときは、正直、大きいな、と思いました。
大容量化は嬉しいのですが、古い機種や下位機との互換性を考えてくれれば、尚嬉しいのですけどね。。キヤノンは共通して使えますが、オリンパスはPen FとOMD5系統が同じだっただけに、ここでバラバラになってしまったので、残念です。
変更でうれしかったことは、残量表示。オリンパスの電池残量表示はこれまではおおざっぱでしたが、%単位で使用状況がわかるのでうれしいです。
互換品
互換品は、ROWAのを2個買ってみましたが、すぐに電池が切れてしまいます。2個ともなので、向いていないようです。
また、互換電池はこの%表示が出せないのと、使うたびに純正品を使うように警告がでるのと持ちも純正品より悪いようです。素直に純正品を購入するのをお勧めします。
アマゾンで電池を買うときの注意
アマゾンで買う時は、販売者が「Amazon.com」となっているものを買うようにしてください。
ここは注意が必要なのですが、名前を聞いたことがないようなお店で買うと、偽造品がおくられてきます。
偽造品の見分け方は、パッケージがついていなくて袋に入れられていたら偽造品です。
充電地の偽物販売者が多いので何とかしてほしいと思います。
偽物がおくられて来たら、お店の評価を最低につけて、アマゾンには返金請求をしましょう。
開封済みであっても、全額返金されます。(詐欺にあっているようなものですから、当然ですよね)
その他感想
OM-D EM1 Mark IIの残念な点
3年ぶりのオリンパスフラッグシップ機の発売は、AFの進化、4k対応、手振れ補正の強化。オリンパスファンにとっては嬉しい順当な進化であったのでは?
残念な点は、価格。お値段もフラッグシップ機にふさわしい物になっています。
もう少し、こなれてきたらいいんですけど。
円安の影響か最近のカメラはどのメーカーも高くなりましたね。
2016年~2017年に発売されたミラーレスカメラ/一眼レフカメラ
2016年秋移行、いつになくミラーレスカメラ/一眼レフカメラの新機種が発売されて実りの秋から冬、そして春へと続いています
パナソニックLUMIX GH5とOM-D EM1 Mark IIの比較
フォーサーズの一角、パナソニックからも気合の入った一台が。
動画撮影に定評があり、プロも使うほどですが、静止画の性能アップも行われています。
動画撮影がメインであればこちらもおすすめ。
オリンパス
オリンパスからは、OM-D EM1 Mark IIの他にも、主力ミラーレス機のE-PL8がリニューアルされています。機能面での実質的な改良は限定的ですが、デザイン面がだいぶ良くなりました。
OM-D EM1 Mark IIに興味がある方からすれば、サブ用ですかね?
Canon
CanonからはEOS 5D Mark4やCanon渾身のミラーレス機EOS M5の発売、定番レンズのリニューアルなど、いろいろと意欲的な商品を出してきました。
α6500とOM-D EM1 Mark II
2016年秋の新商品の中で気になったのはソニー。
ミラーレスのα6500や1インチセンサーの高級コンデジRX100 V(RX100 Mark5)が発売されています。
熱暴走の問題など、信頼性が気になる部分もあるけれど、オリンパスユーザーの私もα6500は気になっています。
Sony α6500 評価とレビュー α6300 からの進化点
カメラ談義の楽しみはこの機種はあーでもない、あの機種はこーでもない。という事だったりするのかも?
カメラ業界は日本の誇る一大産業。デジカメ業界はスマホの攻勢で一時期の勢いは陰ってきましたが、盛り上がると楽しいですね。
OM-D E-M1 Mark2の設定
使い慣れている、Pen FやOM-D E-M5 Mark2と微妙に設定が異なっていたりして、設定を変える必要があります。
メニューを二度押ししてコンパネを表示させる
オリンパスのおすすめミラーレスカメラ
フラッグシップのOM-D E-M1 Mark2も良いですが、他の機種も魅力的です。
4KとAF性能で妥協できるなら、軽いOM-D E-M5 Mark2は、コストパフォーマンスの良さが際立ちます。
オリンパスミラーレスカメラのおすすめレンズ
OM-D E-M1 Mark2に合わせるお勧めのレンズは?レンズの紹介をこちらにまとめました。
パナソニックのライカブランドのレンズを結構持ち出すことが多かったりします。
標準ズームレンズは?
コンパクトで値段が安いPanaLeicaか、手振れ補正が強化されズーム倍率が高いOlympus Proシリーズか?
>> オリンパス パナソニック マイクロフォーサーズのおすすめ標準ズームレンズ
広角ズームに単焦点レンズのおすすめ