ANAのビジネスクラスの搭乗記です。今回はサンフランシスコまで。いつもながら、ANAのCAさんのステキなサービスで長距離便の機内でも快適に過ごせたフライトでした。また、機会があれば全日空のビジネスクラスに乗ってみたいと思います。
目次
ANA ビジネスクラス搭乗記
この日は、電車で成田空港まで。優先カウンターでチェックインをしてはいります。いつも、指紋認証で出国審査を行うかどうか悩むのですが、今回もパス。
いつかやってみようと思いつつも、なんとなくめんどくさくなってしまうんですよね。
ラウンジで出発前まで時間を過ごして、優先レーンへ。
いよいよ搭乗です。
搭乗後、荷物をまず棚に置き、枕、マットレス、ヘッドセット、アメニティをビニール袋から出して、スリッパに履き替えます。
ビニールの空袋を渡して、CAさんにあいさつをして、飲み物をもらう。
ここまでは搭乗後のルーティンにしています。
ANA ビジネスクラス搭乗記:シート
スタッガード配列シート
全日空の長距離便のビジネスクラスは2010年4月から導入された「ANA BUSINESS STAGGERED」(ANA・ビジネス・スタッガード)という座席になっています。
スタッガードは、互い違いという意味で、座席が横並びになるのではなく、微妙にずれているのでプライバシーが保たれます。
横の人と話しにくいという難点はありますが、ビジネスクラスのお客さんのほとんどは仕事の出張が主でしょうから、プライバシーが保てるこちらの並びの方がいいんでしょうね。
家族せいぞろいの旅行では、ちょっと寂しい気がしまいますが。
ちなみに、世界で最初にジグザグ配列を導入したのはANAだそうです。
ちなみに、初めて、座席表を見た時、席のとなりにあるのは、テーブルなのですが、何のことだか、わかりませんでした。笑
フルフラットシート
手元のボタンでベッドポジションにすると、フルフラットになります。
微妙に傾いているライフラットと完全に180度水平になっているフルフラットは眠りの質が違う気がします。
外資系航空会社のビジネスクラスについてのモニタリング調査に参加したこともあるのですが、「ビジネスクラスで重視すること」という質問に対して、参加者の人たちは、食事より、機内サービスよりもなによりも、寝心地を重視すると回答していたのが印象的でした。
実際、飛行機に乗るのは、移動するためなので、移動が少しでも楽に快適になるのは、長距離便では特に睡眠の質だと思います。
ちなみに全日空のビジネスクラスでは、シートをフルフラットにして、マットレスを自分で敷きます。
ちなみに、シンガポール航空ではもっと分厚いマットレスを使って、CAさんが敷いてくれます。
ANAの場合は、難しい作業ではないので自分でやって十分ですね。
ちなみに、寝具は東京西川(西川産業株式会社)のものだそうです。
マットレス:「エアーサイクロン®」
ビジネスクラスで初めてマットレスが導入されます!
特殊三層構造で、96%を占める空気層が抜群の通気性と速乾性を発揮する敷きパッド「エアーサイクロン®」を、ANA BUSINESS STAGGEREDシート用にカスタマイズしました。適度な反発で寝返りが打ちやすく、どのような姿勢でもエアクッションが気持ちよく支え、雲の上のような最高の寝心地を提供します。裏面に滑り止め加工を施しており、お座りいただいた状態でもシートクッションとしてご使用いただけます。
「エアーサイクロン®」特殊三層構造の断面
※マットレスは、ANA BUSINESS STAGGEREDシート限定のサービスです。コンフォーター:ボディラインキルトコンフォーター
テイジンの異形断面ポリエステルを中わたに使用し、最新の技術で創りあげたボディラインキルトコンフォーターです。帯電防止繊維が静電気を低減し、薄くて暖かいので心地よくおやすみいただけます。※中わたには、地球環境にもやさしいPETボトルリサイクル繊維を使用しています。枕:中央凹型の立体構造枕
首から後頭部にぴったりフィットし、やわらかなクッション性で眠りを支える中央凹型の立体構造枕。中わたには、ふんわりとしたテイジンの中空ポリエステルわたを使用しているので、やさしい風合いです。※中わたには、地球環境にもや さしいPETボトルリサイクル繊維を使用しています。
エンターテインメントシステム
前の座席に固定されていて、手元のコントローラーか、画面にタッチして操作します。
画質は正直イマイチ。映画は新作が楽しめます。
モニターの下は、電源があります。100Vのコンセントや、USBもそのままつなげられるようになっています。
ヘッドセットは、ノイズキャンセリングヘッドホン。Sonyのものになります。
ちなみに、ヘッドセットの出力端子は画面の下ではなく、座席横のテーブルの上についています。
映画のメニューは搭乗前にもわかるので、これからANAで搭乗予定がある人は、ANAのページを見ておいてもいいかもしれません。
エンターテイメント 映画・ビデオ|Service & Info[国際線]|ANA
ANA ビジネスクラス搭乗記:機内食と飲み物
ビジネスクラスの愉しみの一つといえば食事、要は機内食です。時間帯によって、朝食、昼食、夕食がサーブされます。
ANAのビジネスクラス機内食 夕食
成田発アメリカ行きの便では、まず、搭乗直後に、welcome drinkをいただきます。
シャンパンか、ノンアルコールのフルーツジュース。
飛行機が成田を離陸してからしばらくすると、メニューからこの日の料理を選ぶように言われます。
全日空のビジネスクラスは、日本出発便の場合、基本的には、和食か洋食を選びます。
この日は和食を選びました。
まずは、飲み物から。アルコールもありますが、炭酸水にしました。炭酸水は、レモンと氷の有無を聞かれます。
全日空のビジネスクラスの前菜は、洋食和食共通です。
和食はおかずから。
ご飯とお味噌汁は後からサーブされます。
旅館みたいですね。
前半部分で結構、おなかいっぱいですが、その後、食後にフルーツが付きます。
アイスクリームも。ラウンジではハーゲンダッツでしたが、この日はBen&Jerry'sのアイスクリームでした。
別の日ですが、ハーゲンダッツのアイスクリームだったこともありました。
食後酒。
全日空のビジネスクラスの食事は、確りとした食器で、金属製のフォークナイフでサーブされます。
空の上は、気圧の関係で、味覚が変わってくるそうですが、工夫をして味付けをしている印象です。
ワインも豊富に用意されているので、お酒好きならビジネスクラスは天国のような場所かもしれませんね。
食事が終わると、電気が消されます。日系のエアラインは、乗客の時差調整がスムースに行くように、食事の時間や消灯の時間を考えているそうです。
なので、暗くなったら、お酒の心地良い酔いと一緒に寝てしまう事をお勧めします。
軽食
ビジネスクラスでは、好きな時に、軽食が楽しめます。軽食はCAさんが手が空いていそうな時を見計らって頼みましょう。
麺類で面白いところでは一風堂のラーメンというのがあります。麺はインスタントですが、スープは本格的な味です。バターがなぜかついています。トッピングでしょうか?笑
カレーは人気でなくなる場合もあるので、食べたい場合はお早めに。
朝食
到着の数時間前になると朝食が出されます。寝ていても起こされることがあるので、ずーっと寝たい人は、寝ていたら起こさないでください、とCAさんに頼んでおきましょう。
朝食も規定のメニューの他、メニューの中から食べたいものだけ、あるいは、軽食の中から選ぶことができます。
この日はヨーグルトとフルーツ。
ANA ビジネスクラス搭乗記:アメニティ
時期によって変わります。以前はロクシタンでしたが、最近はオーガニックコスメのイギリスブランドニールスヤードのもの。
ポーチの中身は、ハンドクリームやリップクリーム、フェイスミスと、歯ブラシ、アイマスクとか。
ポーチは持ち帰ることができます。
ANA ビジネスクラスの感想
旅行が多くなってくると、飛行機とホテルの良しあしが旅行全体の印象に影響を与えることもある気もしてきました。
なかなかビジネスクラスで家族旅行、というわけにもいかないででしょうが、優先チェックインから始まって、ラウンジで搭乗を待ち、ビジネスクラスで移動するというのも、ビジネスクラスならではの非日常感でなかなかいいものです。
昔はお金持ちしかビジネスクラスでの旅行はできなかったのでしょうが、今は、マイルをためれば、家族でビジネスクラスでのハワイ旅行も夢ではない時代です。
マイルの上手な貯め方は下の方にリンクを張っておきますね。
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