ANAの国際線ファーストクラスの搭乗記です。
いまや日本を代表する航空会社となったANAの最上級のサービスを受けられる国際線ファーストクラス。海外旅行好きなら一度は乗ってみたいと思う方も多いのでは?
そんなANAのファーストクラスのサービス、食事、座席をレビューします。
目次
ANA ファーストクラス 路線
ANA全ての国際線の路線にファーストクラスが用意されているわけではなく、ファーストクラスが設定されているのは一部の国際線に限られています。
現在では、B777-300ERが就航している、北米と欧州線、シンガポール線だけにファーストクラスが設定されています。
ちなみに国内線には、ANAのファーストクラスは設定されておらず、プレミアムクラスという呼び名になります。
ANA ハワイ線 A380ファーストクラス
ハワイ・ホノルル線に総二階建てのA380が就航し、ファーストクラスも設定されました。ANAの総二階建てのA380は、ウミガメのデザインだそうです。
楽しみですね。いつか乗ってみたいです。
ANAファーストクラス チェックインとラウンジ
さて、話がそれましたが、ファーストクラスの搭乗記に戻ります。
今回は成田空港からの出発です。成田空港にはANAのファーストクラス専用カウンターでチェックインを済ませると、ラウンジに行きます。
ファーストクラス専用カウンターは、がら~んとした、石張りの空間で、待ち時間もなくストレスフリーでチェックインです。
ファーストクラスラウンジは、実はファーストクラスの利用者でなくても使用可能です。
詳しいレビューと感想は別記事をどうぞ。
【ファーストクラスラウンジ】ANAスイートラウンジ 成田空港
いよいよANAファーストクラスに搭乗
今回搭乗するのは、B777-300ERです。
ANAファーストクラスの座席
最近のビジネスクラスはよくできていて、フルフラットになったりコンパートメントのようになっていますが、ファーストクラスの座席はビジネスクラスの座席より気持ち広めで席もしっかりしている気がします。
ファーストクラスの座席は、静けさというか静粛性というかプライベート感がビジネスクラスよりも高い気がしました。
ANA ファーストクラス アメニティ
アメニティ類もいろいろ充実していました。
パジャマ
座席につくと、着替えをするか聞かれます。
せっかくなので、トイレでパジャマに着替えました。
オーガニックコットン使用のパジャマらしいですが、正直、ユニクロで十分かも。
着替えはトイレでするのですが、足場があって、脚を汚さずに着替えることができます。
ちなみにこのアメニティのパジャマは、無料で持ち帰ることができます。
メルカリやヤフオクを見てみると持ち帰られたパジャマが出品されています。
正直言うと、ユニクロのスウェットの方が品質は良い気もしますが。笑
ヘッドフォン
ヘッドフォンは、ソニーのノイズキャンセリング機能付き。
さすがに持ち帰りませんでしたが。笑
化粧ポーチ
化粧ポーチはビジネスクラスだとロクシタンとかだったり、化粧品会社のポーチがついていますが、サムソナイトのポーチでした。
リモワのポーチもあったようです。
サムソナイトのポーチの中身は、ザ・ギンザコスメティックス。
オークションでも売られています。欲しい方はどうぞ。
リップスティックとか
ファーストクラスのアメニティというよりもビジネスクラスでももらえますが、乾燥する機内で快適に過ごせるようにリップクリームやマスクももらえます。歯ブラシセットはトイレにもおいています。
ANAファーストクラス機内食
ウェルカムドリンクとKRUGのシャンパン
ウェルカムドリンクはシャンパン。これはビジネスクラスと一緒ですね。
オレンジジュースを選びました。
離陸してしばらくすると、食事前にもシャンパンサービスがあります。
ANAのファーストクラスのシャンパンといえば、KRUG。
世界最高峰として認められる、シャンパーニュのオートクチュール。
独自のすばらしい味わいのシャンパーニュ造りを成し遂げた初代、ヨーゼフ・クリュッグの考えを貫き、1 8 4 3 年の創業以来6世代にわたり伝統の製法を忠実に守り続けるクリュッグ家。小規模のメゾンでありながら、その評価の高さにより主要なメゾンのひとつに数えられるクリュッグの品質は、一族の誇りと情熱、一切の妥協を許さない職人気質により継承されてきました。それぞれの区画が持つ個性を重視して、収穫されたブドウを区画ごとに異なる樽で熟成させた後、10〜15年に渡るリザーヴワインを使用。芸術にも喩えられるアッサンブラージュによって150〜200種類ほどのワインがブレンドされ、また7年もの長く静かな熟成を経て、独自の深く複雑な味わいが生まれます。型にはまらないこと、妥協しないこと、細部までのこだわり、職人技、希少性とその情熱により、クリュッグはオートクチュールの世界に属しているとも言われます。
最高品質と卓越性をもったプレステージ・キュヴェだけを造り続けているクリュッグは、世界の最高峰として広く認められているだけでなく、世界のワイン通やワイン評論家たちにも深く愛されています。
https://www.enoteca.co.jp/item/list?_producer=157
アマゾンでは1本のお値段なんと24000円でした。
ANAファーストクラスの食事
飛行機の旅行の愉しみの一つは機内食。ファーストクラスの食事はどんな食事なのでしょうか?
期待が高まります。
ビジネスクラスは紙のメニューですが、布張りのメニューが渡されます。
こんなところにも最上級のおもてなしを感じます。
中はこんな感じ。メニューは普通に和食と洋食からでした。
CAさんのおすすめは日本発便は和食とのことで、和食をチョイス。
まずはアミューズから。これはそんなにビジネスクラスとも変わらない気もします。
ファーストクラスの食事といえば、キャビア。
時期によって、瓶で出てきたりするそうです。
キャビアは専用のスプーンで食べます。
今回は瓶ではありませんでしたが、こちらで十分です。
サラダを食べて、
この日は和食をチョイス。
よく見ると、お箸の袋が金色です。
お料理のアップ。
これだけでも十分なのですが、お椀物と、
おつくりが来て、、、
お腹が一杯になったところにさらにメインが。
更に、とどめはデザート。とらやの夜の梅に変えて、アップルタルトのアイスクリーム添えをいただきました。
高級温泉旅館のような怒涛のお料理でした。
お腹いっぱい。笑
ANAファーストクラス ワイン
料理に合わせるお酒も充実しています。
シャンパンはもちろん、ワインも充実。
赤ワイン
どれだけ飲んでも無料です。
お酒好きにはたまりませんね。
アルテッサ エステート・リザーヴ・シャルドネ・カーネロス・ナパ・ヴァレー 2014 | カーネロス & ナパ・ヴァレー、カリフォルニア、アメリカ |
シャブリ・プルミエ・クリュ・ニコラ・ポテル 2014 | シャブリ、ブルゴーニュ、フランス |
ウォルフベルジェ ピノ・グリ グラン・クリュ ペルシベルグ 2014 | アルザス、フランス |
テンボルスクレフ・ヴィオニエ 2016 | ステレンボッシュ、南アフリカ |
ダックホーン・ヴィンヤーズ・ナパ・ヴァレー・メルロー 2013 | ナパ・ヴァレー、カリフォルニア、アメリカ |
ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・ムース ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス 2012 | コート・ド・ボーヌ、ブルゴーニュ、フランス |
ドメーヌ・デ・セネショー・シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ 2013 | ローヌ、フランス |
キンタイ・キュー・グランド・レゼルヴァ・シラー・カサブランカ・ヴァレー 2014 | カサブランカ・ヴァレー、チリ |
白ワイン
アルテッサ エステート・リザーヴ・シャルドネ・カーネロス・ナパ・ヴァレー 2014 | カーネロス & ナパ・ヴァレー、カリフォルニア、アメリカ |
シャブリ・プルミエ・クリュ・ニコラ・ポテル 2014 | シャブリ、ブルゴーニュ、フランス |
ウォルフベルジェ ピノ・グリ グラン・クリュ ペルシベルグ 2014 | アルザス、フランス |
テンボルスクレフ・ヴィオニエ 2016 | ステレンボッシュ、南アフリカ |
ANAファーストクラス 日本酒
ANAは目利きがいいのか、感度の高い旬のお酒が飲めます。
この時は「農口尚彦研究所 純米大吟醸」がイチオシ。
お酒好きにはたまりませんね。笑
農口尚彦研究所 純米大吟醸 | 農口尚彦研究所(石川) |
カミマル 純米大吟醸40 | 根本酒造(茨城) |
石鎚 純米吟醸 山田錦50 | 石鎚 純米吟醸 山田錦50 |
以前は、居酒屋探訪家の太田 和彦さんが、チョイスした日本酒を出していたこともありました。(笑)ちなみに太田和彦さんは、番組をCSで持っています。
その名も、「居酒屋紀行」。
太田和彦さんが番組で訪問した有名酒場は、下の地図で観れます。
http://www.tabichan.jp/map/index/bar/kanto/tokyo
ANAファーストクラス 焼酎と梅酒
日本酒ときて焼酎というと、吉田類さん的な世界に入ってきましたね。笑
ANAのファーストクラスでは焼酎も飲めます。
村尾はかって3Mといわれた焼酎。
焼酎は、お湯割り/水割り/ロック/ストレートで飲めます。
村尾 | 村尾酒造(鹿児島) アルコール度 25° |
佐藤 麦 | 佐藤酒造(鹿児島) アルコール度 25° |
飛乃流 朝日 | 朝日酒造(鹿児島) アルコール度 25° |
角玉梅酒 | 佐多宗二商店(鹿児島) アルコール度 12° |
ANAファーストクラスの軽食
軽食は、一風堂ラーメンとか、カレーとか、うどんとか、一見するとビジネスクラスのメニューとあまり変わらないようですが、よくよく見るといい素材を使った料理があったりします。
おつまみ | 麺類 | スープ |
・海のもの松の実和え | ・一風堂ラーメン 空の上のトンコツ「そらとん」 | ・コーンスープ |
・鹿児島産つけ揚げ | ・青さのりうどん | |
・大山どり香味竜田 |
軽いお食事
・リコッタチーズ入りトルテリーニ プッタネスカソース パルミジャーノ レッジャーノ添え
・ビーフハンバーガー イタリアンスタイル
・ANA オリジナルカレー
・びんちょう鮪の漬け丼
・河豚茶漬け リフレッシュメント
・ガーデンサラダ 柚子風味のパルメザンチュイール添え
ドレッシングは2種類からお選びいただけます 柚子胡椒のドレッシング ノンオイルトマトドレッシング
・チーズプレート シャウルス A.O.C 北海道・江丹別の青いチーズ カプリリス アルビノ ナポレオン ヴュー
・フルーツ
注目は。北海道旭川郊外の江丹別町にある伊勢ファームで作られる 「北海道・江丹別の青いチーズ」。
フランスで修行して得た技術を生かし、牛乳の旨味と青カビの風味をバランスよく仕上げた チーズだそうです。
寝具・枕・ベッドパッド
全日空のファーストクラスのベッドバッドは、同じ全日空のビジネスクラスのバッドより厚手でしっかりしています。
ベッドバッド、枕は東京西川「AiR®」だそう。キャンプにも以外といいかも。
ブランケットは、今治タオルの「テネリータ」というもの。オーガニックコットンとカシミヤを使用しています。
飛行機の寝具としては、高級感がありますね。
ANA ファーストクラス マイル
ANAのファーストクラスの値段は、普通に買うと一人往復で100万円以上します。
そんな高価なファーストクラスですが、無料で乗れる方法があります。
ANA ファーストクラス 搭乗記 感想
ビジネスクラスに乗りなれていると、正直そんなに感動はないかもしれませんが、ファーストクラスの後にビジネスクラスに乗ると、ファーストクラスの良さがよくわかります。笑
ANAビジネスクラスとANAファーストクラスの比較
ファーストクラスの良さは、サービスや料理など、いくつもあると思いますが、中でも、プライバシーの高さ、キャビンの静かさ、フラットになったときのマットレスの良さ、座席の広さなど、さすがファーストクラスと思われます。
トイレも清潔なのがいいですね。一回の利用ごとにこまめにCAさんが清掃している感じでした。
またANAのファーストクラスに搭乗する機会があればいいな~。
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