Ankerから発売されているアップルの認証付きのアップルウォッチ用充電器。内蔵型ケーブル付とUSBポート直差しの2タイプが発売されています。両方使ってみた感想です。
目次
AnkerのApple Watch充電器
Apple Watchを使っていますが、出かける前にApple Watchをつけようとすると充電がされていないケースが度々ありました。
充電器にうまく置かれていなかったり、充電器とApple Watchがつながっていても充電器がコードから抜かれていたりとか。
出かける前にさっと充電できればいいのですが、Apple Watchの充電時間は、残量ゼロから80%までの充電が約1時間、フル充電なら約1.5時間かかります。
iPhoneの急速充電みたいにApple Watchは、さっと充電されないんですよね。なので、別な時計をしていくか、出先にコードをもっていくという必要がありました。
Apple Watchについてくる、純正品のコード以外にも充電器が欲しいと思っていたところ、Ankerさんから頂いたのでレビューしていきます。
Anker初のMFi認証付きApple Watchの充電器
Ankerは、充電器やモバイルバッテリーをいろいろと出していますが、ありそうでなかったのが、Apple Watchの充電器。
AnkerでもApple Watchの充電スタンドを発売していましたが、これは、Apple 純正品の充電ケーブルと組み合わせる仕組み。
なので、スタンドを買っても手元の純正品の充電器か新しく充電器を買って、パコっとはめ込む必要がありました。
今回、日本でも発売されたのは、Ankerの独自のApple Watchの充電器で、USBポートに差し込めばApple Watchが充電できるようになっています。
現在発売されているAnkerのApple Watch充電器は、①内蔵型ケーブル付のものと、②コードなしUSBポート直差しの2タイプ。
それぞれ、USB-AかUSB-Cのどちらに対応するものかが選べるので①/②の2タイプにUSBのバリエーションを加えた合計4種類の充電器が発売されています。
MFi認証を取得している
AnkerのApple Watch充電器は、うれしいことに、4種類すべてMFi認証を取得しているところ。
Appleによる認証がされているので、電圧の誤作動とかで、Apple Watchが壊れてしまった!といったトラブルに巻き込まれる可能性が低そうで、安心して使えます。
ちなみに二種類ともアダプタ機能はないので、USBアダプタかPCやモバイルバッテリー経由で電源を取る必要があります。
つまり、Apple Watchの充電ケーブルに相当する部分のみの商品なので、別途、USBアダプターが必要になります。
とはいえ、USBアダプターは、家じゅう探せば何個か出てきますよね?
家に余っているアダプタが無いときは、いっそ4口アダプタを買ってすっきりさせるという手もあります。
【レビュー】一度に4台充電 Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)USB-C 対応がオススメである理由
Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watch
Ankerの二種類のApple Watch充電器のうち、「Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watch」は、卓上タイプの充電スタンド。
Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watchは大きな方のApple Watch 44mmのケースにピッタリ。
逆に、Apple Watchの文字盤が将来大きくなったら大丈夫かな?と思いましたが、スタンド部分は寝かせても充電ができるので、将来文字盤が大きくなっても十分対応できそうです。
ケーブルは、巻きつけ式のコード収納のように、ぐるぐる本体に巻けるようになっているのでデスク回りは大分すっきりします。
本体にはケーブルのガイドも。こちらにケーブルはうまくハマってくれませんでしたが、まぁ特に大きな問題はなし。
Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch
よりコンパクトなのが、「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」。
裏面は金属製で触った感じがさらりとしており、質感も高く、見た目も落ち着いた塗装になっていて好感度が高いです。
Ankerの商品は以前まではやすっぽいイメージもありましたが、質感の良さにはびっくり。
USBにさすだけで使えるので、充電器、モバイルバッテリー、PC、iPad・・・アダプタを持たずに充電ができます。
どっちがおすすめ?
ドック型の「Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watch」とUSBポート直差しの「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」。
どちらがいいか悩まれる方もいるかと思います。
使ってみて、こんな人に、こっちがおすすめ、というのをまとめてみました。
Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watch
アダプタに抜き差ししないで、出しっぱなしにする使い方なら、Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watch。
純正Apple Watch充電器ではコードがごちゃごちゃしてしまいがちでしたが、AnkerのCharging Dockは、コードも巻き付けられるようになっているので、コードで机がごちゃついたりしないようになっています。
但し、Apple Watchの充電器としては、結構な大きさなので、持ち運びにはかさ張りそうです。
私は、自宅の充電器コーナーにこれを置くことにしました。
Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watchがお勧めな人
- 机や棚の上やベッドサイドに出しっぱなしにしておきたい人
- 充電器を頻繁に持ち歩かない人
Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch
Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watchは、荷物をできるだけ少なくしたい出張や旅行に持っていくのにもいいかも。
よくよく見れば、その名も「Portable Magnetic Charger」、つまり、持ち運びができる、なので、まんまですね。
モバイルバッテリーと組み合わせれば、カバンの中でも充電できます。
持ち運びはしなくても、職場の机の引き出しに入れておいて、いざというときだけに充電したい、というときにも使えそうです。
お勧めな人
- 出先で充電したい人 (モバイルバッテリーやiPad Proと組み合わせる用途を考えている人)
- 旅行や出張にもっていきたい人(かさ張らないでコンパクト、軽いので荷物にならない)
- 引き出しにしまっておいて、万が一の時に充電したい人
感想
使ってみて思ったのはどちらも質感が良いということ。
見た目もシンプルですし、特に、「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」は、裏面やプラスチックカバーですらも触った感じが心地よいです。
値段は純正品並みで安い感じはしませんが、質が高いように感じます。
そして、何よりコンパクトだったりケーブルをきれいにしまえたり、純正品にはない美点があります。
Apple Watchの充電器は、探せば安い商品もありますが、Apple Watchが壊れないか?と心配になります。
実際、その昔安いケーブルを買って失敗したことがありました。
今回のApple Watchの充電器もそうですが、充電器や充電ケーブルの中には半導体チップが入っていて、USBアダプタや充電する対象に合わせて、入力を細かく調整しているんですよね。
安くはないApple Watchを充電するなら、AppleのMFi認証を受けているAnkerのものを選ぶのが無難で妥当なんじゃないかと思います。