ミサワホームの営業さんは銀行の紹介で知り合いました。成約時には銀行も紹介料をもらえるようです。営業担当は超ベテランの法人営業担当さんでした。法人営業担当といっても個人への案内もしてくれるそうです。
一条工務店の紹介でも書きましたが、ふらっと展示場に行って営業が付くよりも誰かの紹介で行った方が、良い営業担当が付く気がします。
ハウスメーカーで賃貸住宅
木造系の大手ハウスメーカーで賃貸住宅の商品展開があるのは、三井ホーム、住友林業、住友不動産、ミサワホーム、積水ハウスといったあたりでしょうか。
(鉄骨系では積水ハウス、へーベル、大和、積水ハイム、パナソニックホームズなど、どこも賃貸向けの商品を出しています。)
ミサワホームの特長
ミサワホームの特長は、工法、タイル張り、蔵のある家です。
ミサワは、「木質パネル接着工法」とよばれるミサワ独自の壁式構造(パネル工法)で建物は丈夫そうで、工場で断熱材も壁にあらかじめ入れていて現場施工によるばらつきがないというのは好感が持てます。一方、間取りの制約があったり、独自の工法であるがゆえに、リフォームはいろいろと大変そうです。
調査レポート
ミサワホームでは、めぼしい土地があると、営業さんが現地、役所、水道局に行って接道幅、道路幅員、隣地との関係を写真に収めた「現地写真」、用途地域、権利関係、建築地案内図からなる「物件調査報告書」、隣地の所有者を公図に落とした「所有者調査」を作ってくれます。
「所有者調査」は自分で登記簿をみて公図に書いていかなくてもミサワさんがやってくれるので便利だと思いました。
確認事項としては、区役所の道路台帳(インターネットでも閲覧出来ます)で4m幅がとれているか、セットバックの手続きの要不要を区役所と確認、区道と民地の境界査定をしてくれます。
水道局の台帳で、本管、給水管とメーター口径チェックもしてくれます。
旗竿地
旗竿地の場合は、そもそも建物が建てられるのかが気になりますが、役所の許可は別として、旗竿通路部分の幅が2メートルあれば、物理的には建物自体は建築可能です。
具体的には、アプローチ迄の幅は、1.6mの重機が通れる幅であれば、基礎補強工事が調査の結果必要となった場合でも施工は可能。
但し、建て方が前面道路からですと、構造部材を手運びし、人力で建てる事になります。要は手起こしですね。
それでも実働7日(雨の日を除く)で組み立ては完了します。従いミサワであれば旗竿地でも賃貸併用や重曹長屋の組み立ては可能です。
施工困難の追加費用は、鉄骨系のメーカーさんと比べても安く施工出来ます。
工期
建物の全体(完成までの工期)は約7か月。
そのうち、重機が使用できる場合であれば、重機使用は3回。
① 既存建物解体
② 地盤補強が必要な場合の地盤補強工事
③ 建物の組み立て
重機の使用期間は
①は40日位。
②は5日。
③は3日あれば大丈夫との説明でした。
既存建物の解体は建物規模にもよるかもしれません。
木造で壊しやすい建物であれば1-2週間見ておけば大丈夫だと思います。
ミサワホームブログ
ミサワホームの2階建ての木造アパート実例
蔵のある家で天井がたかく広々と感じます。すんでみたいかも。
https://www.k-risingsun.co.jp/blog/blog20200623/
こちらも蔵付アパート例
2階より1階の方が先に決まる1階対策としては最高です。とのこと。
http://www.daisuke.co.jp/blog/archives/2873.html
ミサワホームで検討されたJuni Papaさん。
最終的にはパナソニックホームズにされたそう。