Huawei P20 Proは、中国メーカーフアウェイの最新フラッグシップスマホ。2018年7月現在で手に入れることができるスマホの中で、一番進んだスマホといってもいいかもしれません。
Huawei P20 Proの背面には3つのレンズ・センサーが搭載されていて、世界最初のトリプルレンズ搭載スマホです。
単純に3つ目のセンサー・レンズが付いただけと思ったら大間違い。色々な点が優れています。
目次
Huawei P20 Proの優れた点
1/1.78センサー
デジカメでもそうですが、画素センサーサイズの大きさは画質の向上に大きな影響を与えます。
スマホの中でカメラ性能の評判が良かったSamsung Galaxy S9の画素センサーサイズは1/2.55。
Huawei P20 Proのメインカメラのセンサーサイズは1/1.78インチ。センサーは、1/2.55の2倍の大きさ。画素数は4000万画素。正直、ここまで画素数を上げるよりダイナミックレンジの向上に振った方が良いのではないかとも思いますが、インパクトを与えたかったのかもしれません。
光学手振れ補正
望遠レンズには光学手振れ補正も搭載。
Quad Bayer 構造
レビューサイトでの解説はあまりなりませんが、Quad Bayer 構造は、HDRの撮影で合成ずれが少ないHDRを実現できるとされる技術です。メインカメラのセンサーはQuad Bayer 構造を採用しています。
モノクロセンサーの役割
Huawei P20 Proのカメラにはモノクロセンサーが搭載されていますが、フォーカス合わせにも使用されています。
AI
AIが働いて19シーンを自動判別し、それに応じた撮影してくれるというもの。
人の顔を認識するとポートレートモードになるのは便利ですね。
他の機能に比べれば、まぁ、正直、これはおまけ程度。
DXOMARK 最高評価
カメラ評価で定評のあるDXOMARKのスマホカメラランキング。
このDXOMARKでも、Huawei P20 Proは、写真 114点・ビデオ98点の総合109点というスコアで2018年7月時点での最高の点数になっています。
ちなみに、iPhone Xは写真 101点・ビデオ 89点の総合 97点です。
Huawei P20 Proの気になる点
暗いところでもずいぶん検討していますが、まだまだ。
この辺は大きなセンサー、レンズを持つコンデジや一眼レフにまだまだ分がありそうです。
構図の中に明かりが入り込んだりするような写真はこれまでのスマホと同じようにまだまだ苦手。
但し、複数のセンサーを使って合成をカメラ内、というかスマホ内でやってくれるので、ダイナミックレンジを広げることに成功しています。
こういった新技術は、デジカメにも導入してほしいですね。
Huawei P20 Proの購入
Huawei P20 Proは、ドコモ版で10万6千円ぐらいします。