実は、ロシアに駐在していたこともあり、日本人の中ではトップ0.1%に入るロシア好きだと思います。当時のロシア人の友達もいまだに遊びに来てくれたりしますし、まだ現地に住んでいる日本人からもお土産をもらうこともあります。そんな私が選ぶロシア土産です。
旅行や出張、あるいはトランジットでロシアに行ったけど、なにかよいロシア土産はないかしらと探しているあなたに、とっておきのロシア土産を紹介します。
ロシアのお勧めお土産 お菓子食べ物類
チョコレート
お土産の鉄板といえばチョコレート。お土産ランキング1位です。
中でもアリョンカちゃんのチョコはロシア人にも大人気。
どこのスーパー、食料品店でも必ず手に入ります。
小さいものもあるので、箱買いしてバラマキ菓子にもいいかも。
あめちゃん
ロシアのお菓子はパッケージがどこか素朴でカワイイものが沢山。
ロシア土産のアイディア
ちょっと空港のお土産屋さんで見つけるのは難しいかもしれませんが、現地のスーパーやマガジンと言われる小さな食料品店、あるいは市場に行く機会があれば、是非探してみてください!
カワイイ素敵な出会いがあるかも。
インスタントボルシチ
ロシア料理だとおもっていても以外とウクライナ料理だったり、周辺国の料理だったりします。
ボルシチも実はウクライナ料理です。
日本のカルディでもボルシチの素は買えますが、ロシアのスーパーには、やっぱり本場だけあって、ボルシチが気軽に作れるような商品が沢山。
例えば、クノールのボルシチ。
軽いのでお土産にもぴったりです。
たいていのスーパーで販売されています。
チーズ
いろいろチーズはありますが、お勧めしたいのは、Чечил(チェチル)と言われるスモークチーズ。
チーズをひも状にして三つ編みに編み込んだ形をしていて、食べるときにほぐしながら食べます。
塩味がけっこうするので、お酒のつまみにどうぞ。
ちなみに乳製品は検疫対象外なので、日本国内へのお土産での持ち込みはOKです。
おみやげに持って帰ろうと買った大好きなチーズ、Чечил(ちぇちる)。思わず開けちゃって今つまんでる。
割けるチーズを燻製にしたよな感じのやつ。
超しょっぱい。おいしい。でもしょっぱい。でもおいしい、でもしょっぱい。 pic.twitter.com/jNOc2H4XpU— おそロシ庵 (@Goncharov_jp) August 14, 2016
黒パン
ロシア人に「海外にいて食べたくなるものは何?」とか、日本に住んでいるロシア人に「お土産で買ってきてほしいものは?」と聞くと、大抵、みなさん声をそろえて「黒パン!!」と答えます。
確かに、日本で(たまに)食べることができる黒パンとは、別の味。
酸味のうまみってこういう味なのね、というのがわかります。
日本にはない味です。キャビアを乗せるのは黒パンが一番。そしてお酒はもちろんウォッカです。
セットでロシア土産にどうぞ。
P氏の友達が来日して色んな種類の黒パンを持ってきてくれた!さっそくチーズを乗せて食べたらすごくロシアを感じた。 pic.twitter.com/6o2GxYh0Sz
— シベリカ子 (@ShibeRikako) October 6, 2017
お茶
ロシア人はお茶が大好き。スーパーでもいろいろな種類のお茶が売られています。
ちなみに、フランスブランドの「クスミティー」の創業者は実はロシア出身です。
あっちゃんに貰ったロシアの紅茶があまりにも美味しかったのでAmazonで売ってた大缶買おうとしたら関連にめちゃくちゃ可愛い猫缶があったのでついでに買ってしまった。中身はお茶だった気がする(見てない)。あとおまけで入ってた謎のお菓子が異様に美味しそう。読めない。 pic.twitter.com/8aLsjlxyps
— うちだま (@uchidama03) January 22, 2019
おすすめロシア土産お酒
ロシア人はお酒が大好き。ウォッカはもちろん、ウォッカだけでないロシア土産にぴったりなお酒を紹介します。
ちなみに下の写真は、全部我が家にあったものです。
この記事を書くにあたり、探してみたら、出てくるわ出てくるわ。
へべれけです。(笑)
ウォッカ
ロシアのお酒といえばウォッカ。
お酒好きには喜ばれるお土産です。
一口にウォッカといっても、ロシアには色々ブランドがありわからなくなりそうですが、高級なものであれば、サメのマークのベルーガ。
コスパ重視ならロシアンスタンダードを。
ちょっとカワイイビンであれば、白樺ウォッカがお勧め。
ウォッカの飲み方もちょっと紹介します。
ウォッカは、まず冷凍庫に入れてキンキンに冷やしておきます。
ウォッカはアルコール分が40%と高いので、冷凍庫に入れても凍らずちょっとトロッとさせたウォッカをショットグラスに注いで、一気に飲み干します。
おいしいですよ。是非お試しあれ。
結構、おいしいので、ついつい、杯を重ねてしまいますが、飲みすぎには注意してください。(笑)
ロシアでのパーティーでは、冬は冷凍庫ではなく、外気にさらしたり、雪にボトルをさしたりして冷やすことも。
ロシアの寒さはマイナス20度とか行くので、冷凍庫は全然あったかいです。(笑)
そういえば、バナナで釘を刺そうとしたことがあったのを思い出しました。
ビール
ロシアでもビールはよく飲まれており、各国のブランドのビールもよく飲まれています。
日本のブランドではアサヒスーパードライが結構飲まれています。
ロシア国産ビールもスーパーでペットボトル量り売りされているような地ビールから、いろいろな種類があります。
ロシア国産のビールの中では、「バルティカ」シリーズのビールが人気です。
バルティカには、ノンアルコールビールの「0」、ペールタイプの「2」、クラシックの「3」とか、アルコール度数が8%の「9」とかいろいろな種類があります。
このバルティカの中でも、バルティカ「7」(ラガービール)が、日本人にもロシア人にも人気です。
ちなみに、バルティカ社は、日本のアサヒビールと提携を結んでいて、バルティカ社がスーパードライを製造しています。
ビンタイプも人気ですが、お土産に便利なのは缶タイプ。
ノリピャッチ(0.5リットル)と呼ばれる、日本の350mm缶より一回り大きな0.5リットル缶が人気です。350mm缶は見たことがありません。さすがロシア、たくさん飲むんですね。(笑)
缶タイプはビンが割れてしまう心配をしなくていいので、お土産にもぴったりです。
日本でも地ビールがブームになって久しいですが、ロシアにもマイクロブルワリーが沢山あって、ペットボトルにその場で詰めてくれるところも。
お土産で持って帰るのは大変かもしれませんが、ロシアにいったらぜひ試してみてください。
日持ちはしないのでお早めに。
スパークリングワイン
ロシアで女性が好きな飲み物といえば、「シャンパンスカヤ」と呼ばれるスパークリングワイン。
安いものは数百円からあります。
安いスパークリングワインは、正直、お土産として持って帰るほどでもないと思いますが、ロシア好き(物好き?)な方にどうぞ。(笑)
お土産にシャンパンスカヤを買うならば、「アブラウ ドゥルソ」がオススメ。これは、ソビエトシャンパンとよばれた辛口スパークリングワインです。
19世紀半ばのクリミア戦争の最中に即位したロマノフ王朝第12代ロシア皇帝アレクサンドル2世の命を受け、黒海沿岸の「
ロシアではよく飲まれていて、かってはニコライ二世、今でもプーチン大統領も愛飲するとか。
値段もそんなに高くはないです。
ジョージアワイン
ジョージア(グルジア)産のワイン。陶器の入れ物に入って売っています。
ジョージアは、ワイン発祥の地だそうで、もう一つ、ウンチクをあげると、スターリンの出生地でもあります。
余談ですが、ジョージアワイン、なんと東京都内でもサミットスーパーでも売っていました!(びっくり)
ブランデー
ロシア人はお酒好きな人が多いとして世界で有名ですが、ロシアが生んだ偉大な小説家ドストエフスキーの名作「カラマーゾフの兄弟」でもお酒を飲む場面が出てきます。
主人公の兄弟たちドミートリィやイワンもブランデーを飲んでいます。
そんなロシアでは、もちろん本家フランスのブランデーも売られていて、しかも人気だったりしますが、ロシアのお酒屋さんに置いてあるブランデーといえば「アララット」というブランド。
アララットは、第二次世界大戦末期の1945年、クリミア半島のヤルタ近郊で米、英、ソ連による首脳が集まって行われた「ヤルタ会談」で、 ソ連のスターリンが出したブランデーです。
なんでも、イギリスのチャーチル首相は、その後アララットを気に入って毎年400本取寄せたそう。
年数によって値段が違いますが、安いものは3千円程度で手に入ります。
日本でも通販で売っていて、高島屋でも20年のものが売っていてお値段は12343円でした。
スターリンの故郷のジョージアワインで乾杯し、〆は、スターリンがチャーチルに送ったブランデーアララットで。
ソ連尽くしです。(笑)
ロシア雑貨
マトリョーシカ
ロシア土産で雑貨といえば、あのロシア人形、マトリョーシカ。
もともとは日本の箱根細工にインスパイアされたお土産。
そういえば、「イクラ」もロシア語で「魚卵」という意味です。
日本とロシアは隣の国なので、色々とこういう事例があるみたいです。
ロシア土産で有名なマトリョーシカは手書きのものが多く、じつは一個ずつ顔が違っていたりします。
カワイイ子を選びましょう。
関連記事:サンクトペテルブルクでお土産探し
グジェリ
白地に青が印象的な陶器がグジェリです。
ナプキン入れとか、ミルクさしとか。
中でもインペリアルポーサレンのカップは、憧れです。
帰任者に渡すプレゼントとかにも喜ばれるお品です。
都内でもTWGとかお茶屋さんで売っていたりしますが、ロシアで買うと半額ぐらいで買えます。
インペリアル・イースター・エッグ
インペリアル・イースター・エッグは、卵型の飾りもの。卵型のものからペンダントタイプのものまでさまざまなものが売られています。
サンクトペテルブルク宝石商ファベルジェ(1846-1920)がイースターエッグをモチーフに制作したものが原型になっています。
もともと、イースター・エッグは、イースターで子供が庭に隠された卵を探すという、春を祝うキリスト教の行事です。
中国製の安いものもありますが、高価なものはスワロフスキーが入っているものまで。
いいものは数万円します。
日本人より西洋人に人気があるお土産な気がします。
アレクサンドル3世、ニコライ2世が、皇后や母后の為につくらせたという インペリアル・イースター・エッグ。のレプリカ系。お土産の定番🐈
スターバックスのマグ
マトリョーシカのマグが人気です。
スタバはご当地タンブラーも人気だ。特にマトリョーシカのタンブラーはロシア土産としても人気で、日本でも最近よく見かける。旧ソ連諸国のスタバタンブラーの中でも「穴」なのは、カザフスタンのご当地タンブラー(とマグ)だと思う。日本だと、うちの大学の中を除き、持っている人を見たことがない。 pic.twitter.com/UpXRCBWbLP
— タタ村さん㊗️タタール本好評発売中! (@tatamullina) July 19, 2017
琥珀(янтаръ)
実は琥珀の生産地ロシア。ロシアの飛び地、カリーニングラードが産地だそうです。
帽子
ロシアの冬といえばこれ!
パパも誕生日に職場の人からプレゼントされていました。(笑)
プラトーク Платок
プラトークとは、ロシア語でショールの意味。ロシアの民族的な女性用被り物でマトリョーシカがかぶっているあれです。
Платок
ホフロマ塗り
ロシアの漆細工、ホフロマ塗り。黒地に金や朱でベリーや草木が描かれています。
ロシアに住んでいたことがある人の家には、このホフロマ塗りの木のスプーンが何本かあります。
ちなみに、広島県人の家には宮島のしゃもじが何本かあります。(笑)
ロシア語の絵本やポストカード
可愛い絵柄の絵本やポストカード。
お国柄か、雪の絵柄が多い気がします。
プーチングッズ
ロシア人が敬愛してやまないプーチン大統領。
マトリョーシカ、カレンダー、写真集、Tシャツ、マグカップ、プーチン大統領グッズだけで生活ができるんじゃないかというぐらい、いろいろあります。(笑)
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ロシアネタはいつかまとめて書きたいと思っていました。
子連れロシア旅行記
サンクトペテルブルク旅行記とモスクワ旅行記。そのほか、ロシアのお土産情報も。
シャシュリクのレシピ
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