新宿にある山川設計のショールームでお話を聞いてきました。ホームページに載っていない建築例や建築模型も見せてもらえてなかなか楽しい時間でした。山川設計の見学で気になったところをメモします。
特徴
- RCづくりでロートアイアンが印象的。山川設計のロートアイアンの建物、都心でちらほら見かけます。
- ロートアイアンはフィリピンで制作してコスパが良い。
- モダンリビングをみて問い合わせをされるお客さんが多い。個人向け住宅はいわゆる豪邸。
- RCづくりですが、シンプル、モダン、というよりも、キラキラ(ゴテゴテ?)したラグジュアリーな感じ。 この辺は好みですけどね。
- 外断熱もお金をかければ対応可能、という話だったような? (うろ覚え)
投資向けと坪単価
- 投資向けは、狭小ワンルームを推している。グロス10万円以下の予算で狭くても都心に住みたい層の取り込みを狙う戦略。
- 具体的には、12平米!!!と超狭小のワンルームを8万円で貸出す前提での家づくり。12平米ではさすがに狭いので、ベッド等の家具、TV/洗濯機、トイレ、ブラインド、照明込々にして空間の利用効率を高める設計。
- ただし、どんなに工夫をしても狭い。そして、賃料は割高。グロスは10万円切っていたとしても、坪単価は、2.2万円!!。見せてもらったプランでは、地下メゾネット部分の一部屋54平米、16.34坪の部屋も入っている建物だったのですが、そっちは坪単価が1万円。54平米の部屋は、地下メゾネットという点を差し引いても周辺相場と比べて1万円/坪は安すぎる印象ですが、狭小が2.2万円/坪でというのはどうなんでしょうね。立地次第なのかもしれませんが、モデルプランの前提は、敷金礼金ゼロに加え、fリー連と1か月、契約時に退去時のクリーニング代を設定するというものでした。尚、1年未満の短期解約は違約金1か月を設定。
- 建築費坪単価は、狭小ワンルームの坪単価はオプション込み、消費税込み、仕上がりで150-160万円/坪。4階建の場合です。
- 戸数を減らして、一戸当たりの面積を広くすれば住設が減るため、坪単価は多少安くなるとのこと。
- 都心狭小賃貸はContelという名前で展開中。
関連ページ
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