Anker Soundcore Liberty 3 Proレビューです。他Anker製品との比較も。
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目次
Ankerの最高級イヤホン
新興メーカーの中では老舗の域に入ってきたかもしれないAnkerですが、コストパフォーマンスに優れた製品をいろいろ展開しています。
モバイルバッテリーや充電ケーブルから始まって、プロジェクターやロボット掃除機まで、電機メーカーのようになってきました。
高級ラインでは、質感もよく、新しい新進気鋭のメーカーという風情も備わってきています。
Ankerのイヤホンといえば、数年前までは5千円以下、4千円ぐらいで購入できるようなもので人気を博していたわけですが、年々、評判と質感と性能を上げていき、今回のAnker Soundcore Liberty 3 Proでは、お値段はなんと2万円弱まで来ました。
Anker Soundcore Liberty 3 Proレビューまとめ
メーカーさんからお借りして、実際に試してみた感じでいえば、Anker Soundcore Liberty 3 Proは、機能満載のイヤホンで、質感の高い見た目もよく、なにより音質はAnker史上最高の完全ワイヤレスイヤホン、と言ってもよいかと思います。
耳が痛くならない完全ワイヤレスイヤホン
さっと使ってみてよかった点は、耳へのフィット。イヤーチップとイヤーウィングはそれぞれ4種類のサイズのものが付属しています。
完全ワイヤレスイヤホンは、耳が痛くなる!という声を聴きますが、耳が痛くなる理由は多くの場合、耳のサイズに合っていないから。
耳にぴったり合っていないと、ノイズキャンセリングの効果はもとより音質にも影響します。
イヤホン選びで耳へのフィットは、見逃しがちなポイントですが、実は大切なポイントだと思います。
基本的に大柄な欧米人の耳の穴に合わせている、Boseのような会社が多い中、アジアンメーカーであるからなのか、Ankerのイヤホンは小さいイヤーピースも用意していてます。
Anker製品は、この製品もそうですが、豊富なイヤーチップ、さらに言えば、小さいXSサイズのイヤーチップから準備されているので、小柄な女性や中高生も耳が痛くならずにイヤホンを使うことができるのは大きな利点ではないかと思います。
しかも面白いのは、Ankerの設定アプリ上でイヤーチップの密着感が測定でき、自分が使っているものが正しいサイズかどうかの目安を示してくれるところ。
アプリは、気軽に音質調整ができて、いろいろと便利なので、このイヤホンを使うときは、ぜひ試してみてください。
質感もよい
Ankerのイヤホンは以前はプラスチッキーな印象がありましたが、最近のモデルはマットな色合いで光沢を抑えた高級感あふれる仕上がり。
Anker Soundcore Liberty 3 Proも、マットな質感になっていて、金属部のピンクゴールドの色合いがよくはえます。
マルチポイント対応
あとは、Anker Soundcore Liberty 3 Proが、地味に便利なのは「マルチポイント対応」、通勤時にスマホで音楽を聴いて、職場でがPCにつないでWeb会議といった使い方ができます。
Ankerのすべてのイヤホンが「マルチポイント対応」ではないのですが、Anker Soundcore Liberty 3 Proはマルチポイント対応です。
アプリがいい
Anker Soundcore Liberty 3 Proに限ったことではないですが、Ankerのアプリは直感的に使えるようになっています。
音質調整はもちろん、イヤーチップのつけ方も丁寧に解説してもらえます。
まとめ
Anker Soundcore Liberty 3 Proは、完全ワイヤレスイヤホンに求められる全ての要素を満たしており、しかも大手ブランドよりもかなり安い価格で提供されています。
音質は自然な音がクリアに聞こえ、Ankerのイヤホンの中で一番の音質であると個人的に思います。
サウンドプロファイルは好みに合わせてアプリで簡単に変更可能。また、この価格帯のイヤホンの中ではノイズキャンセリングもまずまず上々といったところでは?
完全ワイヤレスイヤホン市場にはApple、Sonyをはじめ多くの会社がしのぎを削っていますが、ちょっといいイヤホンを手ごろな価格でというなら、これで十分と言えるでしょう。