「甘辛く・濃ゆい江戸日本橋」の味を守り続ける、「弁松総本店」のお弁当を食べてみました。
目次
弁松総本店
現存する日本最古のお弁当屋
嘉永3年(1850年)創業の弁松。創業約170年だそうですが、日本橋界隈では若造の部類に入るとホームページにありました。
創業170年で若手に入るのが、ものすごい謙遜というか、本当かどうかはわかりませんが、老舗である事には間違いありません。
弁松のお弁当の味の特徴は、「甘辛で濃ゆい」。
この味の理由は、「もともと日持ちさせるために濃くした」「肉体労働に耐えられるようにカロリーを高くする ために濃くした」「砂糖が高価な時代に江戸っ子は見栄を張って沢山入れた」「江戸っ子は中途半端な味 ではなくはっきりとした味を好んだ」ため、などと言われているそう。
味を薄めるのは簡単だが、せっかくの伝統の味がボケてしまい弁松の弁当ではなくなってしまう、 よそでは真似できない味ですので、この味を好まれるお客様がお一人でもいらっしゃる限りこの味を守り続 けたいという、老舗のこだわりが詰まったお弁当。
販売店舗
直営店の他に都内デパ地下を中心にお弁当が販売されています。
- 三越日本橋本店、高島屋日本橋店、大丸東京店
- 三越銀座店
- 伊勢丹新宿店、髙島屋新宿店
- 西武渋谷店
- 西武池袋本店
- そごう千葉店、その他都内ピーコックストア(10数店舗)、明治屋(京橋・広尾)にても取扱中。
Twitterも
老舗のお弁当店もTwitterを使いこなす時代。
フォロワー数は何と、2.4万件!!(21年十月末時点)
弁松先輩! さすがでございます。
日本橋弁松総本店の人気のお弁当 「並六弁当」
弁松総本店の人気のお弁当は木の箱にはいった「並六弁当」。
並六はなみろくと読んで、並サイズ、6寸(18cm)という意味だそうです。
並六弁当は、本店ではあまり販売しておらず、デパート地下に出店している弁松のお店で販売されています。
おかずとごはんの2段のお弁当になっていて、ごはんの種類は、白米、赤飯やマツタケごはんも季節によっては選ぶことが出来るようになっています。
「並六弁当」松茸ごはん
季節もののお弁当もやっていて、秋には松茸弁当も。
お弁当の中身は2段。
おかずとごはん。
ごはんはマツタケごはんです。
おかずは伝統の甘&濃ゆい。
成分表示とカロリー表示。弁松並六弁当のカロリーは837kcCalです。
ランチボックス
デパ地下では販売されていない、総本店だけの限定品が格安で販売されています。
パッケージはプラですが、中身は、大体、高価なお弁当と一緒だそうで、弁松総本店の味をお得に楽しめます。
実際食べてみましたが、中身は弁松のお味。
甘&濃ゆい。
コンビニのお弁当並みの値段で老舗の味が気軽に楽しめるのはすごいですね。
弁松総本店のお弁当
東京駅デパ地下 人気のお弁当 日本橋三越 大丸東京
弁松の弁当は、日本橋三越本店、大丸東京のデパ地下でも購入可能です。
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銀座・日本橋・京橋の老舗店
銀座・日本橋・京橋には老舗のお店がたくさん。
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