宮城県亘理町の郷土料理である「はらこ飯」。鮭の身と鮭の腹子(いくら)がのった料理で、あの伊達正宗に献上され、大変喜ばれたと伝えられる由緒正しい郷土料理です。その、はらこ飯を駅弁にしたのが、「宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~」。さて、どんな駅弁なんでしょうか?
目次
宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~
さっぱりした魚介系のお弁当が食べたくなって、「宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~」にしました。
ただ、駅弁ランキング上位に入っているので、一度食べてみるかと、特に事前情報もなく買ってみました。
いくらが少なかった
まず、最初に「宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~」のパッケージを開けてびっくりしたのはいくらの少なさ。
値段的にしょうがないかもしれませんが、必ずしもいくらが、たっぷりと言うわけではありません。
よくよく見ればいくらは、かろうじてご飯を覆う感じで、敷き詰められているような感じです、
サケ自体はおにぎりを作るときに入れる鮭のフレークのようなサケを大きくしたような感じ。
柔らかいわけではないし、鮭は割と塩味が効いていました。
ごはんがおいしい
ここまでだと、宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~は、ちょっとがっかりな感じの駅弁ですが、ごはんを食べてみると、あら不思議、この駅弁に対しての評価がガラリと変わります。
ほんのり茶色がかったごはん。
このはらこめしのごはんが本当に美味しい。
調べてみると、はらこめしは、炊き込みご飯で、サケのあら汁を使って炊いているそう。
宮城の誇るお米に、魚介のエキスががっつり詰まったおいしいご飯でした。
はらこ飯は、炊き込みご飯の一種で、醤油や味醂などと一緒に鮭を煮込んだ煮汁で炊き込んだご飯の上に、客に供する前に、鮭の身とイクラをのせる。弁当ではこれらが要素であるが、店舗で供される場合は、さらに鮭のあら汁を合わせるのが一般的。 なお、単に炊飯された白飯の上に鮭の身とイクラをのせた「鮭イクラ丼」とは区別される。
Wikipedia - はらこ飯
但し、沢庵が載っていたグローブの取り除いたもの黄色いものは沢庵の着色料。
この駅弁だけでなく、着色料は正直なくてもいいと思うんですがどうなんですかね?
ここまできつい色だと、安っぽく感じ、駅弁の高級感を下げてしまっているような気がします。
はらこめしの食べ方
いくらとサケを崩して混ぜて食べてもいいので、軽く混ぜこんで食べると食べやすくおいしいかも。
いくらが、多くない!って文句を言うことも無くなります。(笑)
宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~のまとめ
宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~の感想
郷土料理であることが、宮城海の輝き~紅鮭はらこめし~の最大の魅力だと思います。
正直いくらの量は多くないし、サケも薄くてかたい。
でも、ごはんがおいしいので、全体の満足度がかなり上がります。
カロリー成分表示
はらこめしのカロリーは566kcalです。
今回のはらこめしは、日本レストランエンタプライズのものでしたが、「株式会社ウェルネス伯養軒 仙台支店」のはらこめしも仙台駅では販売されているそうです。そちらも食べてみたいな。
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