個人情報のカタマリ、ハードディスク。フォーマットしても復元できたりするので、物理的に破壊することが安全と言われます。壊れたハードディスクが家にあったので、HDDを物理的に破壊するべく、水に沈めたり、ドリルで破壊したり、いろいろと試してみました。
水に沈める
洗面器の中に水を張って、ハードディスクを漬けてみました。
三日三晩水に漬けましたが、モーターは正常に動作しました。
動作ランプもピカピカついています。
多分壊れているんだろうけど、水につけたらすぐに壊れるということでもなさそうです。
HDDをドリルで破壊
HDDにドリルで穴をあけて、物理的にハードディスクを破壊します。
仕様するのは電動ドライバーと穴あけ用ドリルパーツ。
HDD破壊方法としては、割と有名なようで、某政治家もやったとされる手法になります。
googleで検索:ドリル優子
手元にあった簡易ドライバーでためしてみましたが、意外と簡単に穴をあけることができました。
ドリルドライバーをHDDに充てるだけでしたが、しっかり貫通しています。
Bosch IXO5 レビュー
HDDを物理的に破壊するのに使ったドライバーはボッシュのIXOというもの。
HDDの破壊用にこのドリルをお勧めする理由は、安くてコンパクトであることにくわえ、ハードディスクにドリルで穴をあけるのに十分な性能をもっていること。
HDDの物理破壊はもとより、PCのねじの開け閉めや、IKEAの家具の組み立てなど、あると便利で重宝します。
【IKEA組立】ハンディドライバー Bosch IXO5 実は色々使える便利もの レビューと評価
本体の値段もアマゾンで4,000円程度です。IXO6というのが最新機種になりますが、ドライバーの性能は変わるものでないので安い型落ちのIXO5で十分です。
HDDをぶち壊すためには、ドリル用のアタッチメントが必要です。
BBQ用のアタッチメントもあります。面白いのでこれも買ってしまいました。(笑)
HDD 物理破壊 サービス ビックカメラ・ソフマップ
HDDの数が少なければ、ドリルドライバーをアマゾンで買って自分でHDDを物理的に破壊するのが簡単だと思いますが、ハードディスクが何十台もあったりすると数が多いと大変。
そんな時は、HDD物理破壊をサービスとして行っている業者さんにお願いをすることもできます。
例えば、ビックカメラやソフマップはハードディスクを物理的に破壊してくれるサービスをやっています。
ここでも頼んでみたことがありますが、ドリルが付いた機械にHDDを入れて、穴をあけてもらえます。
出張サービスもあるので会社で大量にHDDを破壊する必要があるときはこういう業者さんにお願いしてみるといいと思います。量が多いときに特に便利です。
但し、費用が結構掛かるのと、もっていったりするのが手間といえば手間ですね。破壊してもらったHDDは持ち帰って自分で処分する必要があります。なので、1台とか2台とかであれば、ドリルで破壊する方が楽かと思います。
【物理破壊でHDDを処分】ビックカメラ・ソフマップ ハードディスクを物理的に破壊するサービスを利用してみた