ヨーロッパで一番売れているドイツ製空気清浄機・加湿器のベンタ。赤ちゃんが生まれた時に、いろいろ調べて買った空気清浄機です。シャープとダイキンの空気清浄機も持っていますが、ベンタには日本製の空気清浄機にはない良さがあります。
Ventaを買ってから、気が付けば子供もいつの間にか3人に増えました。その間にVentaと一緒に買ったシャープとダイキンの空気清浄機は壊れたりして使わなくなってしまいましたが、Ventaはまだまだ現役で元気に動いています。
Ventaは赤ちゃんがいる家庭だけでなく、妊婦や高齢者、アレルギー体質の方など、良い空気清浄機を探しているご家族にお勧めです。なん我が家はこの空気清浄機を選んだのか、赤ちゃんがいる家庭にお勧めの理由とあわせて紹介します。
目次
Ventaとは?
空気清浄機の多くはフィルターを使って空気中のハウスストや花粉を取り除く仕組みなのですが、Ventaは、空気を水で洗うコンセプトの空気清浄機兼加湿器。水で空気中の微粒子をキャッチする仕組みなので、一度空気清浄機を買ってしまえばフィルターの交換が不要という良さがあります。
Venta(空気清浄機)で0.1~0.3ミクロンの粒子をキャッチでき、呼吸器系に問題がある粒子はこれでキャッチできます。
花粉や、ウィルスにも効果があるとの触れ込みです。
日本ではあまり知られていませんが、Ventaは、ドイツ製の加湿器で欧州ではよく知られていて人気のメーカーです。
空気清浄機ではありませんが、ヨーロッパの加湿器というとBonecoも人気ですが、Bonecoでは、A型インフルエンザウィルス(H1N1)を約98.2%キャッチできるとのことです。Bonecoの仕組みとVentaはそんなに変わらないので、Ventaでもインフルエンザ予防になるかと思います。
コロナウィルスに効く空気清浄機なのかどうなのかはわかりませんが、もしかしたら効き目はあるかもしれません
Ventaの良いところ
加湿器
Ventaの良さは、加湿器があげられます。加湿器にはいろいろタイプがあります。
超音波式の加湿器の良さは安いところ。でも、ちょっと調べてみると、デメリットがたくさん出てきます。中でもひどいのは、細菌を部屋中にまき散らしてしまう可能性がある事。これは素直にいって恐ろしいです。
スチーム加熱式の加湿器は、雑菌を部屋にばらまくというデメリットはありませんが、電気代がかさんだりとデメリットが目立ちます。
でもVentaは、常温気化方式といって、ドラムに風を充てるだけの方式。湿度が低いと簡単に蒸発しますが、湿度が高いと蒸発しにくくなるので、適度な湿度に保たれる仕組みです。加湿しすぎるという事もありません。
細菌を増やしたりすることなく、空気を調湿してくれるのでとても良いです。ベンタの加湿器は口コミでも評判です。
Ventaは3つのモデルが購入可能ですが、大容量のモデルなら乾燥しやすい高気密・高断熱のハイスペックな家の加湿にぴったりです。
空気清浄機
フィルターを使わないので、フィルターが汚れていて、空気清浄機を使う事で、空気が汚れるという事はない。
水がフィルターなので、目詰まりによる清浄効果の低下がなく、気楽に使えます。フィルター交換がないので、家計にも優しいです。笑
電気代が安い
熱を発生させず、風を送りドラムを回すだけのシンプルな仕組みなので、24時間つけっぱなしにしても電気代もそんなにかかりません。
掃除が簡単
空気清浄機・加湿器は大量に空気を吸い込んで出す機械なのでどうしてもホコリがたまって汚れてしまいます。
但し、Ventaでは、ドイツ製らしくいろいろと合理的に考えられていて、掃除も簡単にできるようになっています。
詳しくは、お手入れの項目にまとめました。
音も静か
風量を3段階に変更することが出来るので、1段目と2段目なら音が気になりません。Ventaは、寝室においてつけっぱなしにしても気になりません。
海外対応
空気清浄機では珍しい100Vから240V対応なので、海外赴任があるかもしれない家族にもいいですね。
Venta 使い方
水道水をタンクに入れてスイッチを入れるだけの簡単操作。
タンクへの水入れは、タンクに直接入れてもいいですし、洗面器や、バケツ、やかんで水を注いでもOKです。
タンクの側面に、どのあたりまで水を入れてよいか、線が引いてあります。
基本的には水を足すだけでそのまま使えるので便利です。
機能はシンプルに風量を三段階でコントロールするのみ。
ファンの音も他の空気清浄機に比べても静か。寝室に置いてつけっぱなしにしています。
Venta 加湿器 お手入れと掃除
フィルターの交換は必要なく、水をためるタンクを洗うぐらいです。
しばらく使っていると、ほこりが付いてくるので、筐体を分解して洗います。
Ventaの分解の仕方
Ventaの分解は簡単。上部パネルのスイッチの脇にあるボタンを2か所、下にパチッ、パチと押して、筐体の横を外すだけ。ドライバーとか工具はいりません。手で簡単に分解できます。
さすが、ドイツ。合理主義を感じます。
よく見ると説明書にもこの分解が出来ることが書いてありましたが、分解ができることをそもそも知らなかったので、早く知っておけばよかったと後悔です。
Ventaをどのように分解すればよいかは、動画を見るとわかりやすいと思いますので気になった人は下をどうぞ。
2分45秒目あたりです。
ベンタ ハイジェン液
ベンタにはハイジェン液という液体を入れるように説明書には書いています。
ハイジェン液については別記事でまとめました。
ベンタ クリーナー
ベンタ クリーナーの代用は口コミを調査中です。
Venta はどこで売っているか?
扇風機にドラムと水槽が付いただけのシンプルな構造なので、ヨーロッパではそんなに高くなく、数万円で買える商品です。
が、輸入家電なので、日本では大分高く売られています。
インターフェストという会社が代理店でベンタジャパンを設立し、日本で正規品として販売していましたが、20年9月で販売を終了しています。
Venta本社からの申し入れで代理店契約が終了し、販売終了することになったようです。
代理店さんは結構、取っている印象がありましたが、利益にはならなかったようです。
ということで、今後売られているVentaは並行輸入品になりますが、扇風機と水槽を組み合わせたシンプルなつくりでそんなに壊れるものでもありません。
気にならなければ中古でも十分ですし、新古品や並行輸入品を見つけて買うのがお勧めです。
オークションとアウトレット
Ventaを買うならオークションがおすすめ。
輸入代理店でVentaのアウトレットも売られています。
でも、オークションでVENTAの並行輸入品の方がかなり安く売られているので、アウトレットよりも並行輸入品をおすすめします。
Ventaは、扇風機とバケツを合わせたようなシンプルな仕組みなので故障もしにくいですし、はっきりいって保証は不要。新品なのにオークションの方が新品はもちろんアウトレットよりも数万円安いので十分だと思います。
もともと海外では安くうられているのに、日本の代理店が高くして売っています。
オークションで十分です。
新古品や中古
ベンタはアマゾンでたまに新古品も出ています。機械自体はシンプルな構造なので壊れるものでもないですし、在庫があればこちらがお得です。アマゾンでは中古も購入可能です。中古のベンタは半額程度で購入可能。
Ventaの悪いところ
ハイジェン液という液体を定期購入すると結構なお金がかかります。
ハイジェン液は、4000円で、8回分。
2週間ごとに入れ替えだとして、1回500円で4ヶ月分。
ハイジェン液以外にも、クリーナ液をシーズン終わりに一回すると2500円。
結局半年のシーズンで7千円くらいかかります。
輸入家電なので、現地価格の3倍ぐらいで売られています。
並行輸入品で十分です。
中身は一緒なので。
もっとも、我が家ではハイジェン液とクリーナー液は使っていません。笑
それでもちゃんと動いています。
Ventaのモデル
Ventaのモデルは3種類。色は白と黒の2種類がそれぞれあります。
違いは、ファンの大きさとドラムの数だけ。仕組みは一緒で機能も一緒です。
数字が大きいモデルの方が、筐体がおおきくなり、加湿や空気清浄が行える範囲が広くなります。
代理店が営業を中止して、手に入りにくくなっているようです。
Venta lw45
我が家にあるモデル。Ventaの家庭用のモデルの中では最大の能力を持つモデルですが、ダイキンやシャープの空気清浄機と比べてみてもそんなに大きくはありません。
値段は正規品は75000円程度。
並行輸入品を買いました。
venta lw25
中くらいのモデル。Lw45で2個のローラがついていますが、これが1個になったちょうど半分ぐらいの大きさです。
venta lw15
ベンタの中で一番小さいモデル。
Venta各モデル比較表
比較しやすいように各モデルの性能を比較表でまとめてみました。
LW45 | LW25 | LW15 | |
加湿範囲 | 最大75m²(約45畳) | 最大40m²(約24畳) | 最大20m²(約12畳) |
空気清浄範囲 | 最大40m²(約24畳) | 最大20m²(約12畳) | 最大10m²(約6畳) |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 45×30×33cm | 30×30×33cm | 26×28×31cm |
Venta 夏
加湿機能があるので、正直、日本の夏には向かないと思います。
我が家で使うのは冬から春にかけてです。
Venta関連
Venta加湿器の取扱説明書は、Webではダウンロードできないようです。
このあたりは不親切だなぁ。
我が家で使う家電はこちらをどうぞ。
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