人気のチャイルドシートのマキシコシ。チャイルドシートだけではなく、ベビーカーにも、バウンサーにも使えるのでとても便利です。3人の子供がいていろいろなチャイルドシートを使ってきましたが、実際にマキシコシを使ってみた感想と口コミでも人気の理由をわかりやすく説明します。
目次
マキシコシとは?
マキシコシとはオランダ製の多機能なベビーシートのメーカーが作る新生児から使えるチャイルドシート。
マキシコシはチャイルドシートだけではなくベビーカーにも使えてしまう優れものです。
子供のインターナショナルスクールの友達家族の間でも人気で、オランダ人家族は勿論、いろんな国の人が使っていました。
マキシコシには乳幼児用でも最新の「ティンカ」、安全性が高い「ペブルプロiサイズ」、昔からある「カブリオフィクス」と「シティ」といくつかの種類があって、どれを買っていいか分からなくなります。
そこで、マキシコシの特長と、各モデルの違いを分かりやすくまとめてみました。最後には私が使った感想も書きました。よかったら見てくださいね。
photo credit: Waar liggen die, mevrouw? via photopin (license)
マキシコシのFour Way Style
マキシコシは合理的に考えられており、4つの用途で使えます。
便利なのは、マキシコシをカゴのように使って赤ちゃんを入れたまま、チャイルドシートとして車に乗せたり、ベビーカーに乗せたり、家にそのままもっていったりできる事です。
つまり、1台4役で、チャイルドシートを余分に買わなくていいというのがありがたいです。
チャイルドシート(ベビーシート)機能
車のチャイルドシートとして使用できます。マキシコシはオランダのメーカーで世界一厳しいEU(ヨーロッパ)の厳しい安全性基準をクリアしているので安全性もばっちりです。
マキシコシを使っていて一番便利な点は、簡単にシートを外せて、移動できる点。
車にベースを付けておけば5秒でシートを外せます。
お出かけするときも便利です。例えば、外食の際は赤ちゃんが小さいうちは誰かがが抱っこしておかないといけないので大変ですが、マキシコシがあればイスの上に置けば即席ベビーベッドに様変わり。
シートの上でお世話が出来るので、負担が楽になります。
1歳半ぐらいまで使えます。
ベビーキャリー機能
チャイルドシートは通常、持ち運び用には作られていないので重くて持ち運びには向きませんが、持ち運びを前提とした作りになっています。
マキシコシのチャイルドシートは軽量で大きなハンドルが付いているので、持ち運びが簡単。
寝ている赤ちゃんも車からベビーカー、ベビーカーから家に、赤ちゃんも寝たまま起こさずに移動することが出来ます。
この機能は口コミでも人気ですが、私も、上の子の保護者会に行ったとき、ベビーカーで寝てしまった赤ちゃんを、マキシコシを外して持っていきました。
起きそうになったら、バウンサーのようにゆらゆらさせることができるので便利です。
バウンサー機能
マキシコシのチャイルドシートは平らな所に置くとバウンサーになるように出来ています。ストッパーもあるので、動きを止めることもできます。
外食するときシートごとお店に持ちこめば、赤ちゃんの置き場所にも困りません。
チャイルドシートなのにバウンサー。ちょっと凄いですね。
ベビーカーに接続可能
対応のベビーカーに取付けることでベビーカーが新生児用の対面式ベビーカーとして使えるように。A型、B型の2台のベビーカーを買わなくても1台のベビーカーで対応できます。
しかもそもそもがチャイルドシートなので高い安全性を持っています。これは凄いですね。
対応ベビーカーは各社から出ていますので、下の方にまとめておきますね。
photo credit: zapp with Citi SP2013 via photopin (license)
マキシコシのデメリット
マキシコシの悪いところも紹介します。
まず、大きさと重さ。かなり大きく、結構重い。
出先で折りたたむのは結構難しいと思います。
あとは、値段ですね。結構値が張ります。
マキシコシのぺブルプロ、ぺブルプラス、カブリオフィクス、シティの違い
マキシコシをベビーカーと組み合わせる事を考える場合、購入候補になるモデルは4つ。
ティンカ、ぺブルプロアイサイズ、カブリオフィックス、シティです。
マキシコシというのはシートの名前という事が分かりましたが、そのモデルの違いが分かりにくい。
ティンカ、ぺブルプロアイサイズ、カブリオフィックス、それからシティは何が違うのでしょうか?
これら4つのマキシコシのモデルの違いを簡単に説明しますね。
ティンカ、ぺブルプロアイサイズ、カブリオフィックス、それからシティ、これらの違いは、①発売開始時期、②安全性、③価格、④機能性です。
発売開始時期が古い順にカブリオフィックス/シティ/ぺブルプロ/ティンカとなっており、逆に安全性と価格はぺブルプロ、ティンカ、カブリオフィクス、シティの順になります。
色々あってどれがいいのか分かりませんが、私のお勧めはティンカです。
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理由は、安全性の違いと機能面での違いです。
マキシコシのどのチャイルドシートも、デザインも可愛く、いい製品なのですが、選ぶなら、ベビーカーにもつけられて、チャイルドシートにも使えるマキシコシを選ぶとよいと思います。
そこで候補になるのは、ぺブルプロ、ティンカ、カブリオフィクスですが、新しいティンカが、価格と機能のバランスが良く、これから人気になるものと思います。
カブリオフィックスとぺブルプラスの違い1 安全性の違い
カブリオフィックスからペブルへの進化は、ペブルは側面衝突に強くなったということ。サイズも少し大きくなり、サイド部分の厚みが増しています。
又、ウィングハーネスという機能も付きました。
後発のペブルにはウイングハーネスという画期的な機能がついています。
チャイルドシートにお子様を乗せる際、面倒なのがこれらのベルトの調整。
これを解決したのがウイングハーネス機能。文章で説明するのが難しいのですが、バックルを外せばあとは赤ちゃんをすぐ乗せられるようになっています。
そして、ぺブルの後に登場したぺブルプラスは一段上のEUの安全基準に適合しています。
カブリオフィックスとプラスの違い2 機能性の違い
ベビーカーから簡単に取り外せるようになったのはぺブルから。カブリオフィックスは取り外しが少し面倒です。
マキシコシの購入を考えている人はベビーカーへの脱着を行う事が多いと思うので、ぺブルかぺブルプラスにしておいた方が間違いないと思います。
又、カブリオフィックスはやや小ぶりなので、冬着のあかちゃんには少し大変かも。
シティとぺブルプラスの違い
シティは、ISOFIX固定を省いたモデル。重量は3.3kg。ぺブルプラスは4.6kg、ぺブルでも4.1kgなのでだいぶ軽量化されています。
軽くてコンパクトになっています。シートベルト固定を行うならこれで十分かもとおもいますが、車に固定しておくなら、他の国産のチャイルドシートでもいいのでは?とも思います。
どのマキシコシを買えばいいか
マキシコシのお勧めは予算と使い方によりますので、タイプ別にお勧めを紹介します。
カブリオフィックス/ティンカ/ぺブルプラス/シティと4つのマキシコシのモデルがありますが、一番の売れ筋はぺブルプラス。
ぺブルプラスはマキシコシの中の最上位グレードで安全性も一番高い。ただし、お値段も一番高い。値段は気にせず、一番いいものを求めるご家庭におすすめ。
ただし、我が家のお勧めはティンカです。
ISO FIX固定を使わず、シートベルトでの固定でいいならシティを。ぺブルプラスの半額ぐらいで購入でき、ベビーカーにも接続可能です。
ペブルプロiサイズ 一番人気で安全性と値段が高い
マキシコシのフラッグシップ最上位機種で安全性が一番高いモデルになります。EUのR129規格に対応した唯一のマキシコシ。
値段は大体3万円です。
マキシコシ シティ
ISOFIX固定には対応せずコンパクトなマキシコシ。
ベビーカーともつなげますが、シートベルト固定なので脱着はちょっと面倒かも。車に置きっぱなしにするとか、シートベルト固定でも気にならない人ならこれでもいいかも。
値段もぺブルプラスの半額程度です。
マキシコシ ぺブルとカブリオフィックス
マキシコシぺブルとカブリオフィックスはぺブルプロi sizeが出る前の機種。
値段が2万円程度と安くなっていたのが魅力でしたが、今は1万5千円程度のシティも出ているので、これから買う人は積極的に選ぶ理由はないと思います。
マキシコシのお得なセット
マキシコシとQuinny Zappのセットをかなり安い値段で売っています。
マキシコシはシティ。QuinnyはZappです。
お得な理由は、黒色一色に限定しているのと、Zappが旧機種を採用しているからです。
十分使えますので、お勧めです。
限定販売のようですのでお早めに。
※ 24年4月で売り切れてしまいました。
マキシコシが装着可能なベビーカー
マキシコシはチャイルドシートのブランドの名前なので、実はマキシコシというベビーカーはありません。
ただし、マキシコシが装着可能なベビーカーが、複数の会社から発売されています。
チャイルドシートを作る会社と、チャイルドシートを装着可能なベビーカー会社が分かれているのは面白いですね。
日本でも、車メーカー、ベビー用品メーカーが組んで安全性を考慮した統一規格の策定をしてほしいなと思います。
Quinny Zapp / Express
マキシコシを持っている人が選ぶベビーカーはクイニー。
マキシコシと同じオランダのメーカーです。我が家が購入したベビーカーもこちらになります。
マキシコシとの接続・脱着も楽ちん。カチンとはまるのが気持ちがいいです。
乳児用のベビーカーと幼児のベビーカーが一台で済むので便利です。
A型、B型そういう区別が必要ありません。
本当におすすめ! 詳しくはこちらの記事に書きました。
値段も高くなく、全体的なバランスが良い感じです。
以前、このメーカーの大型ベビーカーを使っていたこと、周りの人に使っている方が多く、以前、使わせてもらった事が合った事決めての一つです。
これなんか2万円しないで売られているので本当にお得です。
photo credit: Quinny Buzz 3 with Maxi-Cosi Mico infant car seat via photopin (license)
エアバギーココ AirBuggy coco
エアバギーは、Quinny等輸入ベビーカーの輸入代理店が自社ブランドで開発した ベビーカー。日本のママ目線での改善点を多く入れてきているようです。
値段は高め。
マキシコシの感想と関連記事
マキシコシと同じオランダのベビーカー、クイニーと相性がいいので、クイニーで使っています。
クイニーは二台使いましたが、3番目の子はZappというベビーカーにマキシコシと一緒に乗っています。
詳しくは、クイニ― Zapp Xtra 2の評価と使ってみた感想