荒川にサイクリングに行く途中に田端駅と荒川ゆうえんの間ぐらいにあったパン屋さんbld。おしゃれなカフェもあって、失礼ですが、下町のこんな場所にこんな素敵なパン屋さん&カフェが?、という素敵なお店でした。だって、下町にいきなりVIRONが出てきたらびっくりするでしょ。そんな感じの驚きでした。荒川区小台というエリアにあるお店ですが、久々、前を通ってみるとしまっていました。
BLDは閉店していた。。
BLDはパン屋さんだけでなくカフェもやっていて、自転車で一休みするのにちょうどいいお店でした。料理も素材の良さが伝わるおいしい味でリーズナブルな価格でした。
お店も夜、ライブをやっていたり、無農薬野菜を販売していたり面白いお店だなと思っていたのですが。。
いつも通っても、人がにぎわっていて、移転したのかな? おしゃれなつくりのお店は後から入るのが難しそうだな。なんて思って、ちょっと気になって調べてみたら、どうやら2016年の7月末に閉店されたそうです。開店から20周年の年だったそうです。。
Facebookにお店のページが残っており、経緯が記載されていました。bld閉店の経緯が赤裸々に書いてありちょっと涙が出そう。
ららぽーと、白金にも出店していたんですね。どっちの料理ショーにも出たり、アド街ック天国にも登場している人気店だったのに、非常に惜しい。
パン作りにおいての添加物をなくす、マーガリンやショートニングは使わない、白砂糖も排除。粗糖に変更。小麦は国内に変更することをすぐに決めました。
当然ながらコストは一気に跳ね上がりました。
自分が食べるのに躊躇するパンを、顔見知りのみなさんや、子供さんが口に運ぶのを考えるよりは気が晴れました。
ここは私の推測ですが、こだわりの素材や酵母、こだわりの手間暇かかったパンを、多品種少量で良心的な価格で出していたようです。職人さんがいなくなったりで、少ない人数で回していくのも大変だったよう。ここに書くのは憚れますが、いろいろプライベートな出来事もあったようです。
お客(しかもほとんど通りがかり)としての視点からですが、アツいパン屋さんだったのに、残念だなぁ。通りがかりの私なんかでもそう思うので、近所の人やファンの人はきっともっと残念がっているはず。
良いものは本当はやはり高い。材料も値が張るし、手間暇もかかる。愛情もかかっているし心もこもっている。出血大サービスのお店は長く続かないので、お客もお店の苦労にしっかり見合った対価をちゃんと支払う必要があるな、とも思いました。
人生は長い。bldのパンは幻になってしまいましたが、いつの日か、また食べれるといいな。
ほんとうにどのパンもおいしそうです。
BLD情報
FBから。
東京都 荒川区
西尾久2-30-11-1
国産小麦、自家培養天然酵母、マーガリン・ショートニング不使用、天然塩、ブラウンシュガー、生地改良材不使用(イーストフード等)。低温長時間熟成のパン作りやってます!
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BLDで塩についで登場機会が多い調味料が、この『瀬戸内コラトゥーラ』。なじみのない名前だと思いますが、生まれは古代ローマ時代、最古の発酵調味料の一つと言われています。漁醤の仲間で日本ではしょっつるなどが有名です。
しかし、この『瀬戸内ラトゥーラ』は漁醤とひとくくりにはできない、特別な万能発酵調味料です。
多くの日本の漁醤が塩水で希釈するのですが、『瀬戸内コラトゥーラ』は一切の希釈なし。瀬戸内海で水揚げされるカタクチイワシを塩と酒粕だけで発酵熟成させ、ゆっくり時間をかけてエキスを抽出します。
使用するイワシも漁の最盛期にはコラトゥーラを作る、ご本人が船にのり水揚げするほどです。
言葉では言い表せない、ほかに類を見ない深い旨みと味わいは格別。
BLDでは調理するものには殆んどに、隠し味だったり、コクだしだったり、出汁としてだったり、またはソースとして使っています。
市販のブイヨンなど化学調味料の使用をやめることができたのは、『瀬戸内コラトゥーラ』が一役かっています。
家庭では醤油を使うものには、『瀬戸内コラトゥーラ』に置き換えられます。刺身などはほんの少し垂らす程度で醤油でいただくのとはまた違った味わいを楽しめます。ワサビとの相性も抜群です。卵かけご飯は醤油に『瀬戸内コラトゥーラ』を少し混ぜるのが僕はお気に入りです。
BLDでもお取り扱いしておりますので、ぜひ一度おためしください。
と、言うか味わってみないと損です!。
Bld bakery cafe & deli
瀬戸内ラトゥーラ
古代ローマ時代に生まれた、発酵調味料。現在、本国では南イタリアのアマルフィだけで伝え作られています。
その製法はシンプルでありながら繊細。
カタクチイワシと食塩の本家に酒麹を使って仕込むのが、この瀬戸内コラトゥーラ。
山口県で10月から11月にかけて水揚げされるカタクチイワシだけを使った純国産。一般的な魚醤が、塩水を添加するのに対して、こちらは一切加えないという徹底ぶり。
和洋中を選ばない基礎調味料として幅広く使えます。
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