ジャガイモ屋さんのКрошка-картошка で小腹を満たした私たちは、次の目的地ノヴォデヴィッチ 修道院所へ移動することに。
展望台から見えるぐらいなので、直線距離ではすぐ近くなのですが、バスや電車からは遠いので、タクシーを利用することにしました。
真ん中の金色の玉ねぎ屋根が、次の目的地の修道院です。
モスクワの白タク
タクシー代の相場が分からないので、Крошка-картошкаのレジのお姉さんに、ここからノヴォデヴィッチ修道院までタクシーでいくらかかるかきいてみました。
すると、「多分500ルーブルくらいだけど、自分はよく分からないからそこの男性に聞いて」と言われ、私たちの後ろに座っていた男性を指さしました。
お店の前に空のタクシーが停まっていたので、そうかな~とは思っていたけど、その男性はタクシーの運転手でした。
おじさんに、値段を聞くとやっぱり「500ルーブル。食べたら行こう!」と言われました。
しかし、そんなに遠くないのに500ルーブルなんて高すぎる。観光客向けのぼったくりの料金設定をしているタクシーもあるので、タクシーを使う時は注意が必要。
ちょっと高すぎると思ったので、「そんなに遠くないから300にしてほしい」と聞いてみました。
おじさんは冗談じゃないよという顔をして、「400だ!時間がないからすぐに乗ってくれ」と主張。
急かすことで考える時間を与えないなんて、なんだか怪しいと思い、もう一度主張する私。
おじさんは「そんなに言うなら500だ!」と言い出したので、私は強気に、「結構です」と言って席に戻りました。
タクシーを一台逃してしまったけど、相場が分かったのでまあよし。
向こうに見えるタクシーまで行こうと思っていたら、さっきのおじさんがお店の前で停まり、窓から手招きしてきました。
指を3にしているので、どうやら私の意見を飲んでくれるらしい。
おじさんは私たちがロシア語を話せると思ったらしく、ロシア語でブワーと話し出したけど、殆ど理解できませんでした。
どうやら「アメリカはいつもけしからん」という話をしたいようです。
おじさんの好意?により、お手頃価格でノヴォデヴィッチ修道院まで無事到着。
ノヴォデヴィッチ修道院
観光名所ですが、静かな場所にひっそりとありました。
現存するモスクワ最古の建築物だそうです。
女性は頭に布をかぶって入っていく人もいたので、私も手持ちのスカーフをかぶって入ることにしました。
イコンも沢山。
素敵な雰囲気の場所でした。
朝早くから動いていたので、いったん市内へ帰ります。