地中海クルーズ乗船記の3日目。
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地中海・エーゲ海 クルーズ乗船記 3日目 寄港地 ギリシア カタコロン (オリンピア)
4月24日(水) 晴れ
前日は、夕食後すぐに部屋に帰り寝てしまったので、この日の朝も早くに目が覚めました。
船の中では、朝から夜までいろんなイベントがあるのですが、子供も私たちも夜になると疲れて眠くなってしまうのでした。今思えば勿体無いことしてたかも。
今日からギリシャです。
イタリアとギリシャは時差が一時間あるため、寝る前に時計を一時間早めておくようにアドバイスがありました。
一時間くらいでは、そんなに変わりませんが、もう元の体内時計が何時なのかもわからなくなりました。
コスタクルーズのキッズクラブ
朝食を済ませて、船の中にあるキッズクラブに行ってみました。
シッターさんが何人か常駐していて、3歳から入ることができ、毎日時間割が違い、色んなゲームやイベントをしています。無料で利用でき、食事やおやつもシッターさんがお世話してくれます。
ツアー代に入っているので追加料金はかかりません。ちなみに、コスタクルーズは子供のツアー代は無料です。
シッターさんとは英語ももちろん通じるのですが、このクルーズ中のキッズクラブに来ている子供たちはイタリア人の子がほとんど。子供たちのコミュニケーションはイタリア語がほぼすべてという感じでした。
コスタマジカの船内プール
キッズクラブで少し遊んだ後は、プールに行ってみました。
船の中には、プールが何箇所かあり、プールの他にもジャグジーが3箇所あります。
プールの水は、海水なのでしょっぱいです。
日差しがあるけど、プールの中は冷たく、それでも入ってる人はたくさんいます。
長女もパパと一緒に30分だけ泳ぎました。
ジャグジーは18歳未満は入れないルールになっています。
みんなとても楽しそうです。
コスタマジカ お昼のデッキ
お昼になると、デッキが騒がしくなりました。
ランチの準備が始まったようです。
ビュッフェの脇には、こんな可愛いものが☆
綺麗なカービングですね
ステージでは、ダンスが始まったようです。
天気もいいので、水着の人も多く、デッキの椅子で寝ている人、プールで泳いでいる人、ジャグジーでゆったりしている人、ランニングしている人、みんな思い思いに楽しんでいました。
この日のランチはパエリアパーティー
みんながものすごい勢いで食べていたので、すぐになくなってしまうかも・・・と心配したけど、次から次へと追加されていいました。食事に関しては、かなりの量が用意されているようです。
このパエリアは、魚介類の旨みがたっぷりで、本当においしかった!!今でももう一度食べたいと思います。
サーブをしてくれた船員さんに、写真を撮りたいと伝えたら、はい、この眩しい笑顔!!素敵です。
カタコロンからオリンピアへ
ランチのあとは、いよいよ二番目の寄港地、カタコロン。古代オリンピック発祥の地として有名なオリンピアの玄関港のある町になるそうです。
この町は、観光客からの収益で成り立っているらしく、遺跡の他には特に目立つものもなく、ひっそりとした穏やかな田舎町でした。
オリンピアの遺跡まではツアーバスで約30分。
道中、ガイドさんが一生懸命説明してくれるものの、どんなに真剣に聞いてもなかなか聞き取れない。
なぜかというと、それは英語ではなくスペイン語。
この日はオプショナルツアーに申し込んだのですが、英語のツアーがいっぱいだったので、スペイン語を申し込んだパパ。
ツアーの集合場所では、日本人でロシアに住んでいて、スペイン語のツアーに参加する私たちを見て、スタッフの皆さんが不思議そうな顔をしていました。
しかもスペイン語は挨拶くらいしか分かりません(笑)
いつものように気合でどうにかなると思ったけど、説明に関しては全く理解できませんでした。せめて、集合時間と場所だけは、しっかり押さえて置かなければ・・・ と思ってはいたものの、ガイドさんのとまることのないマシンガントークは言葉のわからない私には、放送大学のスペイン語講座を受けているかのよう。バスの中ではついには眠気に襲われ、気がつけばあっという間にオリンピアです(ガイドさんすいません)。
チケットを貰い、いよいよ遺跡のなかへ・・・!
オリンピアの遺跡
春と言うこともあったのか、あちこちで花が咲いていてきれいでした。
広い敷地の中に、数々の遺跡が残っていました。
何か感じようとしても、説明が全てスペイン語なので、全く理解できず、ただ想像するだけ。
写真の説明がなくてすいません。(笑)
どうやら、ゼウス神殿、オリンポス神殿、古代の競技場跡、練習場跡、迎賓館として使われたプリュタネイオン、競技に招かれた人々が寝泊りした建物レオニダイオン、ゼウスの正妻ヘラの神殿などの遺跡があるそうです。
四角いブロックのような石が沢山見えますが、この石、座るのは良いけど、この石の上に立つのはNGらしく、立って写真を撮ろうとしているカップルが、笛を鳴らされて注意を受けていました。
そしてこのアーチを抜けると、広場のような場所にでます。
この広場、一見何もないように見えますが、一番の目玉があります。
それは古代オリンピックが行われた競技場のスタートライン。
白い石でできています。
スタートラインを見ると、みんな同じ場所で同じポーズをして嬉しそうに記念撮影をしていました。
もちろん私たちもね。
実際にゴールラインまで走っている大人も子供も沢山いました。
200メートル近くあるので、結構な距離になります。
それにしても、一体、今まで何人の人がココから走りだしたんだろう。
スタートラインに立つときの気分って、緊張、不安、自信、期待、様々だけど、このスタートラインに立つ人はみんな凄くいい笑顔をしてたな。
こんなにも笑顔ばっかりのスタートラインってなかなか見れないよね。
面白いグループが、スタートラインの横で、エア槍投げを始めました。スロー再生のようにゆっくり体を動かす妻たちを笑いながら撮影する夫たち。
みんな歴史の重みに感動して興奮しているようでした。
この日は天気も良く、緑も青も綺麗で、みんな楽しそうで、とにかくとても気持ちがよかった。
遺跡を見て感動することはあっても、気持ちよくなることってあまりない気がする。
ココにこれてよかったと心から思いました。
明日は、アテネ観光です。
4日目 ギリシャ ピレウス (アテネ) / 地中海・エーゲ海 クルーズ乗船記