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オリンパス パナソニック マイクロフォーサーズのおすすめ標準ズームレンズ ProシリーズかPana Leicaか。

オリンパスやパナソニックのミラーレスカメラを買ったときについてきたキットレンズでは物足りなさを感じたら、ステップアップして次にどのレンズを買えばよいでしょうか? オリンパスやパナソニックのミラーレスカメラは、マイクロフォーサーズという規格のカメラなので、この規格に対応していればどこの会社のレンズでも使うことができます。

パナソニックでオリンパスのレンズも使うことが出来るし、オリンパスでパナソニックのレンズも使うことができます。

いわゆる便利ズームと呼ばれる、一番利用頻度が高い24mm~40mmをカバーするレンズの中でもズーム範囲が大きい人気でお勧めのレンズを紹介します。

Micro Four Thirds Standard Zoom Lenses




便利ズームとは?

このページは、マイクロフォーサーズの標準ズームのおすすめをまとめたものですが、そもそも標準ズームってなんでしょうか?

標準ズームとは、高倍率のズームレンズで、広角から望遠までを一本でカバーしてしまうレンズです。

ミラーレスかめらのようなレンズが交換できるカメラの楽しさは、被写体や撮りたい写真のイメージに合わせてレンズを交換することが出来ることですが、レンズ交換はほこりが入ってしまわないかとか、気を使ったりするし、めんどくさかったりします。

そこで、画質が良く、幅広いズーム域をカバーするレンズがあれば、、、と思うわけですが、そんな希望を叶えてくれるのが便利ズームです。

ズーム域が広く、画質も良く、重さもそこそこなので、旅行の時など、荷物をなるべく減らしたいときにこれ一本を持っていけばなんでも対応できる、レンズ交換の必要のないレンズ。そんなレンズなので便利ズームと呼ばれます。

マイクロフォーサーズの便利ズームは、年を重ねるごとに充実してきていて、オリンパスやパナソニックの他、タムロンなどからも出ています。沢山の個性的なレンズがあり、高画質にふったもの、ズーム倍率が高いレンズ、ボケを生かした表現がしやすい明るいレンズ、軽いレンズ、カメラと合わせて手振れ補正が強化されるもの・・・といろいろなレンズがあり、初心者の人だけではなく中級者の人でも、どのレンズを買えばよいのか、わからなくなってしまいますよね。

PanaLeica with Olympus Mirrorless Camera

パナソニックのレンズでもオリンパスのカメラにつけられます

 

そこで、カメラにつけっぱなしにできる人気の便利ズームを番外編を含めて5本選んで、それぞれのレンズの良いところと悪いところとおすすめポイントをまとめてみました。

自分にぴったり合ったレンズ選びの参考にしてください。

 

【マイクロフォーサーズ 最上級標準ズーム】M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

M.Zuiko 12 100 with OMD EM1 Mark2

2017年の大人気のオリンパスの標準ズームレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO。つけっぱなしでいい標準ズームレンズなので、便利ズームともいわれます。発売当初は品薄が続いていましたが、ひと頃の品薄状態は解消され、2017年の8月現在、お店で普通に買えるようになりました。

 

お勧めの理由

画質の良さに12mmから100mmという8倍以上のズーム倍率、加えてオリンパスのカメラと合わせれば強力な手振れ補正が楽しめるという大人気のレンズです。オリンパスのカメラを使った人は効果を実感していると思いますが、強力なオリンパスの手振れ補正機能がさらに強化されて、三脚いらずで夜景やや流し撮りまでできてしまう。

 

残念な点

値段が税込み13万円程度とマイクロフォーサーズのレンズの中では比較的高価な部類に入ります。

重さと大きさもマイクロフォーサーズのレンズの中では重いほうです。

とはいっても、フルサイズやAPSの一眼レフに比べると軽いほうのレンズになります。

 

詳細レビュー

>> M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 評価とレビュー

 

【Leicaブランドのコンパクト便利ズーム】LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.

 

お勧めの理由

この標準ズームレンズをお勧めする理由は、ライカブランドがキラリと光る画質の良さ。そして、Olympusの便利ズームには及びませんがそれでも、12mmから60mmという5倍のズーム倍率はすごいです。ズーム倍率が高いと暗くなりがちですが、F値も2.8-4と望遠側でもF4をキープでき、とても明るいレンズ。

パナソニックのマイクロフォーサーズミラーレスカメラを使っている人にはうれしい手振れ補正機能付き。(オリンパスのカメラではレンズは使えますが、手振れ補正は使えません。)

上で紹介したZuiko 12-100と悩むとすれば、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm は圧倒的にコンパクトで軽いこと。

オリンパスのミラーレスカメラではこのレンズの手振れ補正は使えないとはいえ、もとからオリンパスのカメラには超強力な手振れ補正がついているので、手振れ補正は問題ない、そして、コンパクトさと軽さは魅力です。

今回紹介している4本のズームレンズ。圧倒的に大きいZuiko12-100(右端)に比べて、他のレンズとあまり大きさが変わらないLeica 12-60。

残念な点

ライカブランドのレンズがこの値段で買えると思えばかなり安い、格安レンズともいえるかもしれませんが、そうはいっても、値段が税込み10万円程度とマイクロフォーサーズのレンズの中では比較的高価な部類に入ります。

手振れ補正がOlympusよりも1段分減ってしまうことも残念といえば残念な点です。

 

詳細レビュー

>> 【購入後ほぼ半年】「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-ES12060)評価とレビュー

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II

 

ズーム倍率10倍以上、換算28mmスタートですが、換算300mmという迫力がある望遠写真が撮れます。望遠側でもF値5.6と実用レベルの明るさ。さらに軽量でコンパクトと、旅行に持っていきたくなるレンズです。軽いのでこれ一本で済ましちゃう方も多いのでは?

お値段もお手頃です。

 

お勧めの理由

標準ズームレンズと望遠ズームレンズを足して一本にしたようなレンズ。値段も手ごろで今回紹介するレンズの中では安い部類です。

写りも悪くなく、旅行や散歩にスナップでという使い方にぴったり。

 

残念な点

唯一の欠点が14mm始まりというところでは?これで12mm始まりだったら、、と思っている人も多いのではないでしょうか?

普通に使う分には気にすることはないかもしれませんが、室内撮りが多い人、風景写真で広い範囲を撮りたい人など、広角側がもっと欲しい人は、あきらめるか、もう一本、広角レンズを持っていくか。

 

詳細レビュー

>> 旅行にピッタリのマイクロフォーサーズお勧めのレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II 評価とレビュー

 

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

パナソニックオリンパス標準ズーム比較

左端のレンズがZuiko12-50。今まで紹介した4本のレンズの中で一番コンパクト。

 

1万円台で買えてしまう驚異のズームレンズ。この値段で電動ズーム、防塵防滴機能までついています。

お勧めの理由

広角の12mm始まり。簡易マクロ撮影機能もついていて、幅広い被写体が一本で撮れます。

しかも、コンパクトで軽量と防塵防滴なので海でも山でもどこでも気にせずに持っていけます。

更にすごいのは値段。写りもまぁまぁです。

ズーム倍率は4倍超。35mm換算で24-100mmとまさに標準ズームレンズの王道の焦点距離をカバーするレンズです。

小さく軽いので結構持ち出す機会が多いのがこのレンズ。

上の写真で分かるかもしれませんが、一番このレンズが汚れているのは、これまで活躍してきた証。

出番が一番多いレンズです。

 

残念な点

望遠がもう少し明るければ、という声もあるようですが、この値段でこの性能ですから、割り切って考えてあげたいものです。

ひと頃は、1万2千円までたたき売られていて、あまりにかわいそうになって記事を書いたほど。

値段は1万8千円弱まで戻してきましたが、それでも以前の値段よりかなりお安くなっていて、性能を考えてもお買い得なレンズです。

 

詳細レビュー

>> M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ 評価とレビュー 作例も

 

番外編 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

写りを重視するならM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。オリンパスの最上位ラインである「PRO」を名前に付けたレンズ。オリンパスマイクロフォーサーズの大三元レンズの一角をなすレンズです。

 

お勧めの理由

オリンパスの最上位ラインである「PRO」を名前に付けたレンズだけあって、写りはなかなかのもの。

明るさもいわゆる大三元レンズのF2.8。

値段も手ごろで、中古なら5万円程度。新品でも7万円ぐらいで購入可能。

 

残念な点

手振れ補正がないこと、重さ、大きさ。

なによりズーム域が3倍程度と、もう少し望遠がほしいという人も多いのでは?

35mm換算で24-80mmなので、高級ズームレンズの標準的な焦点距離をカバーしていますが、それでもLeica 12-60やZuiko 12-100を考えると、つけっぱなし便利ズームに使える標準ズームとしてはちょっと見劣りしてしまいます。

 

 

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